【2009年04月22日19時11分 更新】


1.太陽電池工場が完成
 (04/22 17:34)

次世代型の太陽電池を生産する工場が、清武町に完成し、22日竣工式が行われました。新たに完成したのは、東京に本社をもつ昭和シェルソーラーが、県内で2か所目の工場として建設していた、次世代型、太陽電池の生産工場です。工場は、清武町の宮崎沖電気に隣接する、約5万平方メートルの敷地に建設され、これまで主流だったシリコンを使用した電池とは異なる、薄い膜を基板とした、生産コストの安いCIS太陽電池が生産されます。年間の生産量は、住宅に取り付ける太陽電池に換算すると、1万5千世帯分にあたる60メガワットで、CISの生産工場としては、世界最大級となります。今回、完成した工場では、従業員のほとんどにあたる150人が、県内から採用され、不況のさなかでの雇用創出にもつながりました。年間、30%から40%も、伸びているといわれる、世界的な太陽電池の需要。将来性豊かな工場の稼働は、環境保護と、産業の活性化の両面で、注目を集めそうです。


2.聖心ウルスラ、短大閉校を発表
 (04/22 18:46)

延岡市にある、学校法人聖心ウルスラ学園は、運営する短期大学を、さ来年に閉校することを、22日、正式に発表しました。聖心ウルスラ学園短期大学は、緑ヶ丘学園短期大学として、1967年に開校しました。現在、「食物栄養」と「幼児教育」の2つの学科があり、定員はあわせて100人ですが、入学者は年々減少。学生確保のため、10年前に、男女共学に踏み切ったものの、入学者の減少に歯止めはかからず、今年度は、定員の半数以下となる45人にまで落ち込みました。学園では、こうした学生の減少により、国からの補助金がカットされたことなどから、今後の運営は困難と判断。短期大学の募集を、来年度から停止し、在校生がいなくなるさ来年に、閉校するとしています。(聖心ウルスラ学園短期大学太田賢一郎学長)「断腸の思いでいっぱい。しかし現実問題として、これはやむを得ない事実であり、心を鬼にしてやることはやる」(在校生は)「やっぱりさみしい」「新1年生が2年生になったとき、後輩がいないのはかわいそう」聖心ウルスラ学園では、文部科学省に対し、20日付けで、募集停止を届け出ていて、今後、大学閉鎖の許可申請も、行うことにしています。


3.県内初、子育てタクシーの出発式
 (04/22 17:34)

お母さんも安心、その名も「子育てタクシー」が、登場しました。県内では初となるこの子育てタクシー。いったいどんなタクシーなんでしょうか・・(中木場記者リポート)「こちらのタクシー、外見はどこでも走っているタクシーと同じですが、車内には、チャイルドシートが備えられていて、小さなお子様も安心して乗ることができます」「子育てタクシー」は、全国のタクシー事業者や、子育て支援グループでつくる団体が、必要な研修を受けた運転手を認定しているもので、県内では、宮崎市と都城市の3つのタクシー事業者の運転手、あわせて11人が認定されています。22日は、その運転手らが出席して、出発式が行われた後、さっそく、タクシーに、親子連れを乗せて出発しました。(MR交通・吉本悟朗社長)「チャイルドシートをセッティングした車で迎えにいけるので、安心して、お出かけの時に、まずは1回使ってもらいたい」「子育てタクシー」は、宮崎市内と都城市内を中心に運行され、料金は通常と同じですが、事前の登録が必要だということです。


4.「県内経済は悪化」また下方修正
 (04/22 18:48)

宮崎財務事務所は、22日、県内の経済情勢について、「悪化している」と発表し、3期連続で下方修正しました。宮崎財務事務所は、今年1月から3月までの県内経済について、「悪化している」として、前回1月に発表した「厳しさがみられる」との判断を、さらに下方修正しました。「悪化している」としたのは、2004年の調査開始以来初めてで、下方修正は、3期連続となります。


5.求職者支援センター開設
 (04/22 19:00)

厳しい雇用情勢が続く中、求職者の生活支援などについて、相談を受け付ける県の求職者総合支援センターが、宮崎市にオープンしました。このセンターは、雇い止めを受けた人など、職を求めている人の生活安定を図ろうと、県が設置したものです。センターでは、生活資金の貸付制度など、生計を維持するための情報を提供したり、公営住宅を紹介するほか、職業訓練の相談も受け付けています。センターには、4人の相談員が常駐し、平日の午前8時半から午後5時まで、予約なしで相談することができます。(県求職者総合支援センター相談員・井上徹さん)「自分の生活がどうかとか、自分の能力を開発していく場合にはどうしたらいいかとか、いろんな形の情報が一元化して提供できると考えている」センターでは、来月から、都城、延岡、日南に、相談員をそれぞれ月1回のペースで派遣し、同じような相談を受け付けることにしています。


6.簡易トイレで霧島を守ろう
 (04/22 18:51)

霧島でも、環境にやさしい取り組みです。霧島連山で、登山者に簡易トイレの利用を呼びかけようと、協議会が設立されました。設立されたのは、地元の自治体などで構成する、「霧島連山携帯トイレ管理運営協議会」で、22日、えびの高原のエコミュージアムセンターで、設立総会が開かれました。協議会では、1つ500円程度の簡易トイレを、えびの高原など2か所で販売するほか、使用済みのトイレを回収するボックスを、登山口3か所に設置する予定です。また、登山者に、チラシなどを配って、簡易トイレの利用を呼びかけることにしています。霧島連山では、登山者の排泄物など、環境への負荷が問題となっていました。


7.宮崎市南消防署に訓練施設
 (04/22 17:34)

様々な災害を想定した訓練に対応できる新たな施設が、宮崎市南消防署に完成しました。22日は、現地で落成式が行われ、関係者が見守る中、さっそく、施設を使って、レスキュー隊員たちが、救助訓練などに取り組みました。宮崎市南消防署では、「消防団や企業などにもこの施設を活用してもらい、災害への対応を強化していきたい」としています。


8.細島海上保安署に新巡視艇
 (04/22 18:54)

県北の海の安全を守る細島海上保安署に、今月から、新たな巡視艇「ほこかぜ」が配備されました。「ほこかぜ」は、全長約20メートルで、以前の巡視艇の2倍近い、30ノット以上の速度を出すことができます。さらに、「電子海図」も新たに搭載されていて、細島海上保安署では、「取締まりや海難救助などの迅速化につながる」と、話しています。


9.GW連続休暇は5.9日
 (04/22 17:34)

今年のゴールデンウィークの連続休暇は、去年より増えそうです。これは、宮崎労働局が、県内の主な企業19社を対象に行ったアンケート調査で分かったもので、今年の連続休暇は、平均で5.9日と、去年より0.5日分増えました。また、最も長い連続休暇は、製造業の12日でした。宮崎労働局では、連続休暇が増えた理由について、「景気低迷の影響ではなく、暦上の休日の並びによるもの」と話しています。


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