LOUIS VUITTONのモノグラムキャンバスの歴史は古いようで、実はLOUIS VUITTONにおいては最も新しい代表的キャンバスとも言えるかもしれない。
↑LOUIS VUITTONの工房でもある、パリ郊外のアリエール。
http://www.louisvuitton.com/
↑昨年の私の誕生日にLOUIS VUITTONから贈られた誕生日のグリーティングカード。
これも歴史のある写真。
今までLOUIS VUITTONから贈られてきた、たくさんのグリーティンカードも歴史あるものだから、大事にしているの。
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さて…
アンティークトランクの歴史を簡単に分類すると…。
最初は「グリ・トリアノン」などの無地のようなもの。
次に、「レイエ」という縞模様のもの。
そして、「ダミエ」。
やっと「モノグラム」。
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これらは、毎月送られてくる担当さん達の勤務予定表の一部。トランクのものを掲載してみたわ!
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モノグラムキャンバスが発表されたのは、1896年。
1996年にモノグラムキャンバス誕生100年を祝って、7人のデザイナーたちが個性豊かに発表したバッグたちは記憶にあるわよね!
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モノグラムキャンバスのソースについては、諸説があるが、特に万博との関わりが重要なの。
以前、私も表参道店にて開かれたトランクの歴史を見に行ったけれども、万博との影響はやはり大きく、特に当時ジャポニスムと出会ったことも、モノグラムキャンバスに影響を与えたのではないかという考え方がある。
しかし、その他には教会のゴシック模様にも影響を受けたのではないか、とされており、ルイ・ヴィトン氏の2代目、ジョルジュ・ヴィトン氏のノートにはいくつかのデッサンがあるのみ。この謎は非常に興味深い。
余談だけど、先週土曜のLOUIS VUITTONに関するTVプログラムでのクイズは全問正解だったわ!
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以前、「Universal Symbol of the Brand ルイ・ヴィトン 時空を超える意匠の旅」展があり、LOUIS VUITTONより、招待券をいただいたので、早速行ってきたの。
↑LOUIS VUITTONの歴史をひもとく、非常に素晴らしい展覧会で、そびえ立つLOUIS VUITTONタワーが印象的。ここだけ撮影できたのよね。
また展示会場を安藤忠雄が引き受けていたことも、全てが私好みだったの。
ダミエグラフィットのバッグ「Tadao」(安藤忠雄に因んでいる)もLOUIS VUITTONのパーティで真っ先に購入したくらいだし!
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そこで、上記のの展覧会にはカタログとは言いがたいしっかりとした冊子があり、それを読みふけると、東大の知り合いの研究仲間と関係のある東大のM先生がご寄稿されていた。展覧会の冊子とは一味違う素晴らしいものだったわ。
この研究はLVJと東京日仏学館との「日仏装飾美術共同研究」とのこと。
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私は、もちろんLOUIS VUITTONの歴史にも興味津々だけど、他にはマーク・ジェイコブスのアンテナの鋭さ、アーティストとのコラボレーションなどがそうであるように、LOUIS VUITTONをさらに斬新なメゾンにしたのは言うまでもないと思ってるの。その点だって学術的に関心がある。
マーク・ジェイコブスによって新たな息吹を吹き込まれたモノグラムキャンバスのお品を購入して身につけるのは、アートを身につけることになり、私はこの上なく喜びを感じるわ!
↑あと、毎年恒例の顧客ノベルティも、しっかりとLOUIS VUITTONの伝統が受け継がれたモチーフが多いのよね!トランク型のペーパーウェイトに私のイニシャルを彫ってくれていたのには感動したわ!
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長いお付き合いのLOUIS VUITTON。その研究をしたいと、いつものLOUIS VUITTONの店長さん、および担当さん達、さらにはLVJにもお伝えしてある。
LOUIS VUITTONというビッグメゾンが常に最高であり続けることを楽しみにしているの。
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↑いつものLOUIS VUITTONのVIPルームにて 私の購入したお気に入りのコラボレーション作品の一部。ここで、店長さんをはじめ、担当さん達とプライベートのお話しで盛り上がって、大笑いしたり、または上記の研究のお話しをしたりと、いつも充実した時間を過ごしています。ありがとうございます!
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