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同性愛者ネット募集 韓国から男30人送り込み売春させる
ソウル地方警察庁は9日、同性愛者の韓国人男性をインターネットで募り、横浜市内に送り込み男性相手に売春させていたなどとして、「性売買あっ旋などの処罰に関する法律」違反の疑いで韓国人の男(41)を逮捕したと発表した。また、男はエイズウイルスに感染しており、集めた同性愛者の一部に性的関係を強要をしていた疑いも持たれている。
WBCの「日韓戦」で盛り上がる日本列島に冷や水を浴びせるような話が、なんと韓国ソウルから飛び込んできた。
9日の聯合ニュースなどによると、あっ旋業者の男は韓国人の同性愛者や性転換者など30人以上を日本に送り、横浜市内で売春を斡旋した疑い。
ソウル地方警察庁は同日、男を拘束。別の集金役の男を在宅のまま立件した。また、これら業者の紹介により横浜の売春街で働いていた30人のうち、17人を在宅のまま立件。取り調べを進めているという
同警察庁によると、男は2007年1月から最近にかけ、インターネットのコミュニティーなどで「日本遠征売春は短期間で大金を稼げる」とうたい、集まった30人以上を日本の風俗店に紹介した。店からは仲介手数料などとして5億ウォン(約3200万円)を受け取った疑いが持たれている。
業者の紹介を受けた「国際派遣組」は、横浜で1回1万5000円から2万円を受け取り、日本人男性相手に売春行為を行った。一方で男は「国際派遣組」の稼ぎから「保護費名目」で毎月8万円を“インターセプト”。用心棒代などとして、一部を横浜の暴力団に上納していたという。
さらに、同警察庁の発表などによると男は現在、エイズウイルスに感染。今回集めた同性愛者の一部に自分との性的関係を強要した疑いも持たれており、日韓で「感染拡大」の懸念が持たれている。
同警察庁は、まだ検挙にいたっていない「国際派遣組」の捜査を続ける一方、日本の警察と協力。暴力団と男の共謀関係などを追及していく方針だ。