最終更新: 2009/04/23 00:50

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鳩山幹事長の「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」という発言が波紋呼ぶ

解散日程の鍵となる補正予算の審議をめぐって、与野党のせめぎ合いが続く中、民主党幹部の発言が波紋を呼んでいる。
これは、民主党の鳩山幹事長が動画配信サイトの「ニコニコ動画」で、外国人の地方参政権を認めるべきとの持論を展開する中で、「日本列島は日本人だけの所有物じゃないんですから」と述べたもの。
鳩山幹事長は、FNNの取材に対し、「わたしは自分としての信念は(貫く)。日本人としての度量の広さを今、持たなければ、わたしは世界の笑いものになる日本だと」と述べた。
この発言をめぐり、インターネットの掲示板には、6万件を超える書き込みがあり、「こんな発言をして政権がとれるはずがない」、「国民の主権にかかわることを、こうも軽々しく言い放つやつなど、議員の資格ありませんね」などと批判する書き込みがされている。
一方、民主党の小沢代表は21日、与党が早期成立を目指す、補正予算審議で徹底抗戦するとした。
しかし、記者の質問に何度もため息をついた。
再開した地方行脚で西松事件への言及がなかったことについて、小沢代表は「(民主党議員からも、何らなかったのかと)民主党の議員さんって誰?。(そういう声をどのように受け止めますか?)それはあなた方の聞き方でしょ。そのこと(西松事件)について何か話があったかといえば、話なかったというに決まっているじゃないですか」と述べた。
また、党内からの批判については、「誰の話をしているかはわかりませんが、党内で常に、諸君は『あるある』、『あるある』言いますけど」と述べた。
小沢代表は、続投は党の総意と強調したが、岡田副代表は22日、「国民の皆さんの6〜7割が、よく説明がわからないと思っている中、政権交代などありえない」と述べた。
岡田副代表は、「5月解散もある」との見解を示したが、河村官房長官は都議選前の解散に否定的な見方を示した。
河村官房長官は22日午前、「公明党は都議会選挙を7月初旬、中旬かけてありますと。このときにもし解散したら、われわれは自民党の応援しとる暇ないよという警告をいただいております」と述べた。

(04/22 19:22)


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