盗作本「最後のパレード」を消し去るために
「最後のパレード」の盗作問題は最悪のシナリオに近づいてきました。
しかし、この最後のパレードをブログ、mixi、amazonレビューで紹介してしまった自責の念があります。
どうしたら、いいのか?
もはや残されているのは、他人のパクリ、引用、盗作ではない、「本当にキャストが実体験した」心温まる出来事を、ここで書き綴っていくしかないと思いました。
このブログ「間違ってキャストになってしまった」は、書きかじめて3年を経過、44章の目次があるにも関わらず約半分しか書いていません。
実は書くのに疲れて、また約20年前のキャスト経験の記憶が時々鮮明さを失い、書く気力を無くしていました。
しかし、この世から「最後のパレード」という本は消し去るしかない、と思いました。
本当にあった心温まる物語は、それぞれ出典を明らかにして、残ればいい。でも、あの本はもうこの世に存在するべき本ではありません。
このブログを書き遂げることでしか、あの本を紹介してしまった自責の念を消し去ることができません。
とはいえ、時間がかかるかもしれませんが、頑張って書きますので、よろしくお願いします
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なお、アマゾンレビューの更新してもらえないので、更新内容を下記します
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2ちゃんねるに似た話があるなあと感じていましたが、この結果でした。
★5つを最初つけてしまい訂正できませんが、★は、マイナス5個です。
悲しさと怒りを感じますが、レビューはあえてさらしておきます。
また、この話をきちんと検証せずレビューしてしまった事は自分に強い憤りも感じます。著者の素性を知っておくべきだった。一方、ここまではっきりした以上、この本のプロモーションの悪どさも感じるので、ここに書いておきます。
最初、出版社のサンクチュアリ社は、出版前にmixiのディズニー系コミュニティなどに「試読版」の無償配布を募集し、元キャストなどに配布。僕もその「試読版」(正確には「テスト版」)を貰いました。※テスト版の存在の証拠はブログに載せてあります。サンクチュアリ社では、どんどんmixiの日記やブログなどで紹介してください、とありました。結果として、元キャストなどからの口コミで、話題が拡大。そして、大したプロモーションもなく、23万部を超えるベストセラーになったというわけです。その意味では、元キャストやTDLでの温かい経験をしたゲストまで、うまく利用して、善意を最大に、効率的にプロモーションに活用していたのだと、今は気づきました。
多くのキャスト、元キャストが、友人、知人にこの本を薦めているのは間違いありません。
その結果、善意の人たちまで、大きく傷をつける結果になりました。
このため、出版社と著者は、「お金儲け」と「売名」というちっぽけなもののために、多くの人の心の中にある大切なものを壊してしまった。やはりどうしても許せないと思います。
一方、TDLであった本当にキャストが実体験した心温まる話は書き綴らなければならないと思いました。
4月22日現在、出張先の途中で入った書店では、まだこの本が売られています。しかも、書店売上2位として大々的に、紹介されていました。
この本を買うなとは言いません。書いてある内容は、本当の事実である可能性はあります。でも、買う必要は全くないです。買わないでください
それにしてもこのあまりも無残な結末を解消することは相当時間がかかるかも知れません。
<以下、最初に書いたレビューです>
実はこの本のamazonのレビューの1番目だったんです。悔しすぎる!
だからこそ、自分で何かしなければと思いますし、削除もしません。
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元キャストでした。本当に本に書いてあるような出来事が起こっていたんですね。書いてある内容は当時、実際には知りませんでしたが、書いてあるような本当の出来事は何度も体験していました。そして、本当にこの場所には魔法があふれていました。
時としてミッキー達の魔法は、最新医学のどんな鎮痛薬より、苦しみを取り除いてくれました。僕自身が大きな病気の時に魔法をかけられた一人です。
TDLは本当に不思議な場所です。そして、実はキャストというのはTDLの中で一番幸せを得られるポジションだと思います。ゲストとしてでは得られないもの。それは、TDLのミッキーたちの魔法のハピネスと同時に毎日何千人ものゲストの笑顔を見届けることができるからです。これほどの場所は他には無いかもしれません。
その本当に素敵な場所で起きている事をぜひ知って欲しいなと思いました。
ゲストとして行かれる人にも、これからキャストになりたいと思う人にも是非読んで欲しいです。
<追記>他の方のレビューを見て気づきましたが、確かに話の内容は、元キャスト等関係者には入り込みやすい一方、そうでない方には入りずらい、短いストーリーで内容を想像する事は難しいように思いました。ただ、書いてある内容は本当だろうか?本当に存在する光景のほんの僅かの事例なのだろうか?と思われる方は、TDLに行かれる(インパーク)される際に、キャラクターだけでなく、周りに居るゲストを観察してみてください。そこに、著書にあるストーリーのエッセンスが散りばめられている事が分かるかも知れません。
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コメント
【■■■TDR最高の想い出(感動スレ)■■■
ttp://mimizun.com/log/2ch/park/travel2.2ch.net/park/kako/1021/10213/1021300562.dat
からの盗用と思われるエピソード:17編】
※エピソード名は『最後のパレード』内のもの、レス番は↑スレ内のもの
「天国のお子様ランチ」>>137、「しあわせな風景」>>308、「毎日、忘れないように」>>370、
「ささやかな贈り物」>>211、「77歳の遠足」>>203-204、「お手元に届けます」>>198-199、
「本当の勇者」>>200-201、「おばあちゃんと過ごした日」>>284、「8時間の再会」>>398、
「1枚のシート」>>788-790、「新人キャスト」>>485、「父が残したかったもの」>>499-501、
「バースデーシール」>>598、「ミッキーとミニーのご挨拶」>>587>>795、
「大きな白い暖かい手」>>681-682、「乗せてあげたい」>>162
「たくさんのありがとう」>>245と249、>>253、>>255、>>355、>>366、>>429、>>515、>>581、
↑短エピソード集、11編中8編がTDR感動スレからのパクリ
※「77歳の遠足」「お手元に届けます」「本当の勇者」に関しては元スレに1998年のメールマガジンが転載されたもの
※「大きな白い暖かい手」については読売新聞掲載、大元は読売新聞とは無関係のキャンペーンの入賞作品
【その他の文献・ネット上からの盗用と思われるエピソード:7編】
「いつまでも宝物」
※ネット上に多数同様の逸話あり 元は比田井和孝『私が一番受けたいココロの授業―人生が変わる奇跡の60分』(2008/07発行)「命のサイン帳」
「雨の中のシンデレラ」 http://daleman.hp.infoseek.co.jp/disneyman1/odoroki.htm
「驚きの出会い」※個人のディズニーファンサイト
「とてもたいせつな一日」 http://www.crayon.co.jp/atelier/2009/02/post_6.html
エントリー日は2009/2/2、本の発売の約1ヶ月前、「長文の引用」とあるので別書籍からの引用の可能性あり
「小さな奇跡」 http://www.mmpartners.net/archives/51213368.html 上澤昇の著書からのパクリ
「理解するということ」 http://members.jcom.home.ne.jp/demy/tdrthanks.htm →2002/2/27「メールで頂いた嬉しかった話」
「車いすの特等席」 http://magical5.hp.infoseek.co.jp/dream-19.htm
元はTDL15周年を記念して配られた“GuestLetters”に掲載
「秘密の合言葉」 http://love6.2ch.net/test/read.cgi/park/1176436757/445
(※遊園地板「TDRで感動スレ」の現行スレ)
盗用元と思われる場所が次々に明らかになっているようです。
現時点で33編中24編が『最後のパレード』出版前にネットで知りえたものだそうで、
うちいくつかは刊行済の他者の著作物からの無断引用の疑いもあるとか。
投稿: 通りすがり | 2009/04/23 00:33