(cache) 和歌山―白浜の高速バス　９月から

和歌山―白浜の高速バス　９月から

　明光バス（白浜町、松村喜裕社長）と和歌山バス（和歌山市、井上慎治社長）は９月14日から、和歌山市と白浜町を結ぶ高速バス「和歌山白浜線」を共同運行する。毎日４往復する予定で田辺―和歌山間が往復２８００円。明光バスは「紀南地方へのレジャーや観光、通勤、通学に利用してほしい」と話している。

　主な運行区間は、和歌山市の南海和歌山市駅―県庁前―ＪＲ和歌山駅―湯浅御坊自動車道・国道42号―みなべ町役場前―ＪＲ紀伊田辺駅前―白浜バスセンター―白浜アドベンチャーワールド。

　所要時間は、和歌山市（県庁前）からだと、みなべ町役場前まで約１時間35分、ＪＲ紀伊田辺駅前まで約１時間55分、白浜バスセンターまで約２時間20分。

　運賃は和歌山市内からだと、みなべ町内まで片道１３００円（往復２４００円）、田辺市内まで片道１５００円（往復２８００円）、白浜町内まで片道１７００円（往復３１００円）。

　明光バスは、西日本ジェイアールバス（大阪市）と共同運行している白浜町・田辺市―大阪間の高速バスが好調で利用が伸びている。１日８往復で白浜―大阪間の片道運賃は２７００円（往復５０００円）。年間10万人の利用客があるという。

　明光バスは、今回の和歌山白浜線の開業について「多様化するニーズに応えたい。年間の利用客は４万人が目標」と話している。

(2007年08月18日更新)