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木村沙織にビーチバレー転向のススメ!

 新しい水着を着てポーズを決める(左から)浦田聖子、楠原千秋、鈴木洋美、田中容子、浅尾美和、西堀健美=都内のホテル
 新しい水着を着てポーズを決める(左から)浦田聖子、楠原千秋、鈴木洋美、田中容子、浅尾美和、西堀健美=都内のホテル

 女子バレーボール全日本のアイドルに、ビーチ転向のススメ-。日本ビーチバレー連盟は21日、都内で国内ツアー(24日・愛知オープンで開幕)の開幕会見を行い、川合俊一会長(46)が、インドアの木村沙織(22)=東レ=と、男子の石島雄介(25)=堺=にビーチ転向のラブコール。木村については、今季から転向した菅山かおる(30)=WINDS=とのペアで2012年ロンドン五輪でのメダル-という壮大な夢も描いた。

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 目は笑っていたが言葉は本気だった。川合会長は「狙っているのは木村沙織。男子なら“ゴッツ(=石島の愛称)”石島。木村はレシーブもパスもスパイクもいいし、最近ブロックも良くなっている。(五輪で)メダルがほしいなら、ビーチに来てほしい」と力説した。

 かつてスーパー高校生としてブレークし、全日本の主力として抜群の人気を誇る木村に白羽の矢を立てた。同会長は「ビーチ向きの選手。文句のつけようがない。かおる姫とのペアで3年やれば、五輪でメダルが狙える」と、早くもロンドンへの青写真を描いた。

 菅山のビーチ転向に一役買ったのは川合会長だった。現役バリバリの木村には両立プランを提唱した。「(1984年)ロサンゼルス五輪(金メダル)の米国男子チームは全員ビーチからの転向組。カーチ・キライとかね。ビーチをやれば6人制の訓練にもなる。両方やればいいんだ」。ビーチで鍛えてインドアも上達。川合会長が提唱する一石二鳥のプランだ。

 奥の手もある。同会長にとって全日本女子の真鍋政義監督は、全日本時代の後輩で親交は深い。「真鍋も久光製薬の監督のとき、ビーチにレシーバーを探しに来ていた。ビーチは効果があるんだ」と両立を勧めさせる考えだ。

 最後に木村の抜群のスタイルにも触れ「木村沙織に理想的な競技だね」と付け加えることも忘れなかった。






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