民主党の岡田克也副代表は22日、都内で講演し「民主党が低迷している状況であれば、解散しようと考えるのが普通ではないか。5月の解散・総選挙の可能性はかなりある」と述べ、2009年度補正予算案成立後にも麻生太郎首相が解散に踏み切るとの見方を示した。
西松建設の巨額献金事件については「国民の6、7割が説明がよく分からないと思っている中で、政権交代などあり得ない。小沢一郎代表自身が説明することを強く期待したい」と述べた。次期衆院選では国会議員の世襲や政治献金問題が争点になるとの見方を示し、(1)同一選挙区から一定の範囲内の親族の連続立候補を党として制限(2)企業・団体献金の禁止――をマニフェスト(政権公約)に盛り込む考えを表明した。
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