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林真須美被告の死刑確定へ 遺族側が会見
<4/21 18:26>

 98年に和歌山市で起きた毒物カレー事件で、殺人罪などに問われ、一審、二審で死刑判決を受けた林真須美被告(47)の上告審で、最高裁は21日、林被告側の上告を退ける判決を言い渡した。これにより、林被告の死刑判決が確定する。遺族側は21日夕方、判決を受けて会見を開いた。

 谷中孝寿さん(当時64歳)の妻・千鶴子さん「今まで、この判決を聞くために過ごしてきたという感じです」

 鳥居幸さん(当時16)の母・百合江さん「今でも聞きたいです。何でそういうことをしたのか。それがなくて、何で娘が死ぬのか。そんな動機もなくて、あの子が亡くなったのは、とても受け入れることができません。区切りも何もありません。一生背負い続けることだと思います」