2009年4月22日 19時27分更新
高速道路の利用が増える大型連休を前に、真庭市の米子自動車道の蒜山料金所で、強盗事件を想定した防犯訓練が行われました。
真庭市にある米子自動車道の蒜山料金所は、大型連休には行楽で蒜山高原に向かう人たちの利用が増え、交通量が1年で最も多くなります。
訓練は大型連休に向けて真庭警察署が行ったもので、料金所を2人組の犯人が襲って職員を拳銃とナイフで脅し、現金を奪って逃げたという想定で行われました。
職員たちは警察官がふんした2人の犯人の特徴や逃走に使った車の種類、それにナンバーなどをメモして、通報を受けてかけつけた警察官に伝えていました。
このあと、職員たちは逃走する犯人や車を描いた的にカラーボールをあてる練習を行いました。
蒜山料金所は去年の大型連休中、およそ5万台の車が利用したということで、ことしは高速道路の料金が値下げされたことから、さらに多くの利用が見込まれるということです。
西日本高速道路サービス米子支店・蒜山料金所の柿本敬所長は、「きょうの訓練をいかし、日頃から防犯の意識をもって仕事にあたりたい」と話しています。