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驚いた。

急に野久保氏から渋谷に来いとの連絡が入ったのだ。

慌てて駆け付けると、



いつものように、
ハッピースな感じではあるが、

妙に意味ありげな表情で坪田を待っていた。

しかも、
富田（中央）＆早田（左）の諸氏らもいるではないか。



何の集まりなのだろう？

坪田はやや動揺し、
ただ美味しそうなカナッペを黙って見つめることしかできなかった。

しばしの沈黙。

「美味しそうなカナッペだね……」

と言おうと思った瞬間。

「塁さん。書けますよね？」

と、野久保氏が微笑んだ。

「……え？」
「え？じゃなくて。書けますよね？塁さん」

と、再び野久保氏。
隣で富田氏までクールに微笑む。ｌ

「か、書けるけど……何を？……いや、書くよ！」

いまにして思えば、

あの野久保氏のキラキラの瞳に、
そう答える以外に選択肢はなかったように思う。

「ですよね。書きますよね」
「……うん……で、何を？……」

怖かった。
というのとも違う。

威圧的だった。
というのも微妙なのだけれど、

いつのまにか野久保氏から微笑みは消えていて、
坪田を見ているはずのキラキラの瞳も、

これから先の未来を見ているように感じ、
それもまた答えの１つに違いないと思えた。



野久保直樹。

そう。

彼は何かを考えている。
いまはそれしかわからない。

ただ、
坪田は、

なんとなく、
限りなく、

愉しみで、
不安なのでした……笑。

でも、
でもね、

彼は応援して下さる方々のために、

いつも何かを考えており、
ファンの方の為に眠らずに準備をしているようなのです。

だから、
だからね、

坪田から、
言えることはこれだけ。

彼の不器用で真っ直ぐな姿と、
そのサプライズ好きのサービス精神を大事にしたいということ。

それだけです。

だから、
皆様、

彼を信じて、
暖かい目で見守ってあげてください。

そう。

彼と同じ、
優しいペースで。

……素敵な男です。

ね。

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