2009.04.08 Web posted at:  17:44  JST Updated - CNN
サイエンス

「サイバー戦争」対策で半年で百億円投入と、米国防総省

ワシントン(CNN) 米国防総省高官は7日、軍コンピューター網への不正侵入などの攻撃を阻止するため過去半年に少なくとも1億ドル(約100億円)の経費を機器更新や要員訓練などに投じたことを明らかにした。

米戦略軍司令部でウイルスなどサイバー攻撃対策に当たる責任者が、米ネブラスカ州オマハで最近開かれたシンポジウムに電話参加し、述べた。

同高官はサイバー戦争を仕掛ける国名などには触れなかったが、米国防総省は2009年版の議会への報告書で中国への懸念を表明。2008年には、米政府省庁を含む世界のコンピューターネットワークが不正侵入の攻撃を受けたが、中国国内から仕掛けられたと指摘していた。

ゲーツ米国防長官は6日、国防総省による今後の兵器開発方針の大幅な見直しを反映させた2010年度国防予算案を発表。この中で、コンピューターネットワークの安全保障を確保する必要性を強調し、要員を養成すると強調。今後2年間で250人の専門家を育てる計画を示していた。

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