2009年4月21日

見えないものを見ようとして……

標高876mの堂平山からは、1都10県が見渡せるのだそうです。逆に考えれば、1都10県からの街明かりが届く場所ということになります。
ここに東京天文台の観測所が建設されたのが1962(S37)年、、、当時はたぶんとっても星がきれいに見えたところだったのでしょうね。2000年に国立天文台としての役目を終えた後、ときがわ町に移管されて、現在は「星と緑の創造センター」という名称で運営されているようです。
I WISHが歌う「ふたつ星」のPV(SonyMusicのオフィシャルサイトから視聴可)にでてくるのは、ここの口径91センチ反射望遠鏡らしいです。
望遠鏡を操作して天体の写真を撮ったりするのは「技師」と呼ばれる人達で、天文学者自身ではないという話を聞いたことがあります。たぶん本当に夜空の星を見ることが好きな人は、技師にも天文学者にも宇宙飛行士にもならない(なれない?!)ものかもしれません。巨大な望遠鏡よりも口径10センチほどの望遠鏡が見せてくれる夢や世界の方が広いのかもしれないと思えてなりません。

2009年4月20日

重力と時間に阻まれてアインシュタインも舌を出す

昨日のハイキング大会ですが、、、完歩できませんでした(^^;)
朝7時45分にスタートして、三番目のチェックポイントである堂平山(18.4キロ地点)通過が13時でした。そして、七峰のうち五峰目の手前、旧定峰峠というところを15時までに通過しなければいけなかったのですが、書いてあるものをちゃんと読んでいなかったので、12分オーバーとなってしまい、先に行かせてもらえず、そこから強制下山となりました。公式認定歩行距離(?)は、25.6キロでした。
もうその頃には、登り坂はゾンビ・亡霊歩き状態になっていましたので、そこを通過できたとしても最後まで歩き通すのは無理だったように思えます。まだ今のところ若干の休憩をとりながら歩けるのは、一日6~7時間までのようです。まぁ、、、心残りは秩父高原牧場のソフトクリームを食べられなかったということかも(T_T)
今日は、階段を上ろうとすると足が痛みましたが、ここで筋肉を甘やかしてはなんにもならないので、一日ずっとエレベーターとエスカレーターは使わずに過ごしました。
江戸時代の頃まで、、、物見遊山やお伊勢さん参りツアーにでかけた人達って、一体一日にどれくらい歩いていたのでしょう???

2009年4月19日

尾根たちに明日はない!?

昨夜は、目覚まし時計を午前3時に鳴るようにセットして午後8時すぎには寝る体勢にはいったものの、遠足前の子供と一緒でなかなか眠れませんでした。そして午前1時にかなりはっきりと目が覚めてしまったので、ちょっとぐずぐずしながら起きたら2時になってました。睡眠時間的には、ちっとも十分ではなさそうですが、体調も良し!!という感じです。
今日は、「第24回外秩父七峰縦走ハイキング大会」というのに参加してきます(^^)v 山道(大半は鋪装道路らしいですが、、、)をアバウト42.195キロ歩きます。「縦歩」という日本語が存在しないので、「縦走」なのでしょう、、、走ってはいけないことになっているようです。なんだかかなりの参加人数らしいので、毎年山道で歩行大渋滞(?)になるところもあるとか、、、。
一番早い電車に乗って出ても集合場所に着けるのは、7時半過ぎになってしまうので、、、18時半というタイムリミットでゴール地点まで行くには、けっこうハイペースを維持しなくてはならないかもしれません。まぁ、歩けるところまで歩いてきます。

2009年4月18日

流鏑馬じゃ~、濡れてゆく暇はないっ!!

千駄木にある旧安田楠雄邸を見てきました。現在は、水曜日と土曜日が公開日になっていて、入館料は500円です。30分毎のスタートで、およそ50分のガイド付きツアーとなっているようなのですが、ガイドなしというのはダメなのかと言ってみたら、、、最初簡単に順路を案内されて解放されました(^^;)
貧乏人の僻みとでも言うのか、新築の大豪邸にでくわすと、どれほどの悪いことをすれば、こんな家に住めるのだろうなどと思ってしまったりするものです。逆にきっちり建てられた古い家がちゃんと保存されてきているのをみると、持ち主はさぞ立派な方であろうという思いになるのが不思議です(笑)
近くにある森鴎外が30年ほど住んだところの庭園も見ておきたかったのですが、こちらは日曜日しか公開していませんでした。
急いで浅草へと移動して、、、午後1時からは、隅田公園で行われる流鏑馬の見物です。もうずいぶん前から行われていて常連客も多そうでしたが、初めてなので馬がどちらの方向から走ってくるのかも分かりませんでした。知りませんでしたが、流鏑馬は茶道とか華道のように○○流家元みたいな形で伝承されてきているようでした。
競走馬よりは遅いのでしょうけれど、馬の走りは早すぎ~!!です。的までは近いとはいえ、、、三つの的すべてに命中させるのは、至難の早業という風に見えました。

2009年4月17日

間違いなし!! 発条の春発力で化猫大騒ぎ

”最近の若い子は、「あんちょこ」という言葉を知らないらしい、今「あんちょこ」に代わる言葉はなんだろう?”、、、という話をバスの中でしている人達がいたので、そちらをみてみれば、そこそこ「若い子」たちでした。
わたし的には、、、「あんちょこ」が餡とチョコレートをつかった食べ物でないことは分かるけど、「あんちょこ」を「あんちょこ」と呼んだことはないような気がしました。つまり使ったことのない名称です。
語源として、バネのぜんまいが先か、植物のぜんまいが先か?常識的に推理すれば知らなくても分るものかもしれませんが、、、そう呼ばれているモノの存在を知ったのは、バネのほうが先で、植物のほうを見たのは、ずっとずっと後になってからのことだったと思えます。
植物のぜんまいを見て、「おいしそう!!」と思える領域に到達するには、あと何回、背中に付いてるネジを巻けばよいのでしょう???

2009年4月16日

もこもこ夜桜、八重九重遠からず

昨日、、、今年の桜は見納めって言っていたのは誰?
浜離宮恩賜庭園で、昨夜から19日まで行われている八重桜のライトアップを見てきました。染井吉野が咲いている時に八重桜は、その存在すら不明瞭でしたが、、、こんなにいっぱいあったのか~!!と思えるほどの本数でした。
鞠のようにまるん!!と咲いているのもあって、そのぼてぼて感がまた夜酔いの好いでした。
東京タワーも今夜はいつもと違う、ほっそりつぶつぶライトアップになっていました。
ちょっと風が冷たい夜でしたが、雨にならなくてらっき~でした(^^)

2009年4月15日

にこにこ日光、今年の桜見納めツアー

昨夜の激しい雨が止んで明るくなった時にはもう快晴でした。富士山も見えて、冬時のような透明度でした(^^)
まだ何日か早いかもしれないと思いながらも、とりあえず虚空蔵尊にある枝垂れ桜だけは見ておこうかと出かけたのですが、日光市内の桜はどこも満開という感じでした。八汐ツツジもきれいに咲いていて、これで風さえ強くならなければ、絶好のお花見日和でしたが、、、。でも日光には、宴会お花見をするようなところが、はたして存在するのでしょうか???
輪王寺には、山桜の変種で「金剛桜」と名付けら天然記念物とされている古木がありますが、この木だけはまだまったく花を付けていませんでした。HPでは、例年4月20日頃に見頃になるとされている田母沢御用邸記念公園の巨大な枝垂れ桜も満開だったかもしれません。と、言うのは敷地内からではなく、隣の日光植物園から遠目にみただけだからです。
なんだかいつのまにか紅葉の頃のモミジ狩りコースと歩くところが一緒になってきてしまいました。どこかにまだ行ったことはないところはないかと捜していたら、、、銭沢不動尊という文字が!!、、、銭洗い弁天のお不動様版?かと思ったのですが、そうではなくて銭沢という沢のちかくにあるので、そのような名前になっていただけでした。沢の水はとても冷たくきれいでしたが、持参した水があったので味見しませんでした。
青森や北海道まで桜を追いかけて北上できないので、今年の桜は今日で見納めってことになりそうです。