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妻に別れを思いとどまらせた10の愛情表現

とにかく平謝り、時にはスキンシップ

 事情や理由は数あれど、どんな夫婦やカップルにもケンカはあるはず。怖いのは、それが離婚や別れにつながってしまうケースです。どちらが悪いかは別にして、「売り言葉に買い言葉」でケンカはエスカレート。いよいよ別れ話がチラつきはじめた時、「どうしよう……」と、うろたえるのは、一般的に男性が多いようです。

 では、「何としても離婚は避けたい!」。そう思った時は、どんな言葉と態度でリカバリーすればよいのでしょうか。今回は、離婚危機から一転、おしどり夫妻となった10人の"仲直り言葉"を紹介していきます。

 結婚歴2年、丈雄さん(仮名32歳)
「いつも鈍感でごめん。うまく言えなくてごめん。優しさが足りなくてごめん。とにかく謝らせてよ。ごめんなさい!」

 結婚歴10年、昭二さん(仮名42歳)
「本当に申し訳ございませんでした。全てごもっともで、言い訳はひとつもありません……。ただただ、深く深く反省しております」

 1つ目のポイントは、いわゆる平謝り。
 一見、普通の言葉に感じるかもしれませんが、ケンカの際は、まず謝ってから話を進めたいところ。相手に非があったり、キレられたりしても、決して応酬せず、ただ謝るのみ。すると、相手に「そこまで怒るほどでもないか」と思わせることもありうるし、怒り疲れてくれるかもしれません。また、朝一番で平謝りして、すぐに出勤してしまえば、バトル回避にもなるでしょう。
 その際、昭二さんのように丁寧な言葉づかいがベター。少し古く感じられるような言葉を連ねて、しみじみと話した方が、反省の色は伝わりやすいものです。

 結婚歴14年、誠人さん(43歳)
「恥ずかしいけど、"いなくなってしまうかも……"と思ったとたん、胸がギュッと苦しくなった。迷惑かもしれないけど、これからもキミの人生にお伴させてください」

 結婚歴3年、清司さん(仮名29歳)
「結局オレは、キミに胸張って"好きだ"って言えるように、仕事を頑張っているんだと思う。だから、一緒にいてくれなきゃダメだ」

 2つ目のポイントは、熱い気持ち。
 重要な局面ではカッコつけず、なりふり構わず伝えることが大切です。その際は、できれば距離感を縮め、しっかりと相手を見つめながら伝えたいところ。さらに可能であれば、手を握ったり、強引に抱きしめるなど、肌を通して熱を伝えましょう。人の心を大きく揺り動かすのは、ふだんやらないことを照れずにやれるかどうかです。


2009年04月20日  読売新聞)

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