【2009年04月21日19時33分 更新】


1.裁判員制度まで1か月
 (04/21 18:03)

裁判員制度のスタートまで1か月。宮崎地裁は、今月末から、法廷などを、初めて一般公開することになりました。「裁判員制度」は、殺人や強盗傷害などの重大犯罪の刑事裁判で、有権者の中から選ばれた裁判員6人が、3人の裁判官と一緒に、被告が、有罪か無罪かを決めるものです。制度スタートまでちょうど1か月。初めての取り組みだけに、不安を抱える県民も少なくないようです。(県民は)「そこまでの責任が負えるかどうかわからない、かなり不安です」「悩みますね、非常に責任が重たい、正確な判断ができるかどうか自信がない」こうした中、宮崎地裁は、裁判員制度への理解を深めてもらおうと、今月29日から3日間、「法廷」や「評議室」など、裁判員制度で使われる施設を、初めて一般公開します。(宮崎地裁・橋邉隆司事務局長)「施設が明るく、和らいだものになっている、リラックスできるということを伝えて、裁判員裁判で、自由活発に意見を出していただきたい」法廷や評議室を自由に見学できる、今回の取り組み。裁判員制度を身近に感じる絶好の機会となりそうです。


2.橋から車が転落 女性が死亡
 (04/21 19:31)

21日午後、野尻町で、走行中の車が、橋から25メートル下の川に転落し、運転していた20歳の女性が死亡しました。事故があったのは、野尻町紙屋の国道268号線にかかる石切橋で、21日午後2時頃、小林市方面から宮崎市方面に走っていた軽乗用車が、約25メートル下の川に転落しました。この事故で、軽乗用車を運転していた近くの臨時職員、國武瞳さん20歳が死亡しました。死因は、溺死でした。現場は、車用の橋と歩行者用の橋が別々に掛かっていて、その間から、転落したものとみられています。事故の原因は、警察で調べています。


3.全国一斉学力テスト
 (04/21 19:31)

全国学力テストが、21日行われ、県内では、2万3000人余りがテストに臨みました。全国学力テストは、文部科学省が、小学6年生と中学3年生を対象に、おととし、43年ぶりに復活させたもので、今年初めて、全国すべての国公立校が参加しました。県内では、3つの小学校や特別支援学校を除く、国公立の小学6年生と中学3年生、それに、私立5校の中学3年生、合わせて2万3000人余りがテストを受けました。テストは、「国語」と「算数・数学」の2教科で、基礎的な知識を問う問題と、知識を活用する力を問う問題が出題されました。また、子どもの生活習慣や、家庭での学習時間などを調査する、アンケートも行われました。去年の学力テストでは、宮崎県は、ほとんどの科目で、全国平均を上回る結果が出ていて、文部科学省では、9月にも、都道府県別の結果を公表することにしています。


4.知事 物産館への補助金ゼロの方針
 (04/21 19:31)

売上げが好調な物産館に、東国原知事が提言です。東国原知事は、「みやざき物産館」などを運営する、県物産振興センターに対する県の補助金を、来年度からゼロにする考えを示しました。(東国原知事)「おそらく来年度は補助金をゼロにすると思います。いつまでも県が助成することじゃないんじゃないかなと僕は思っている」東国原知事は、21日の定例会見でこのように述べ、県物産振興センターへの県の補助金を、来年度からゼロにする考えを示しました。県物産振興センターが運営する「みやざき物産館」や、「新宿みやざき館KONNE」などの売り上げは、東国原知事が就任する前の2005年度は、4億円あまりでしたが、就任後の2007年度は、3倍以上の13億円に増え、昨年度末の繰越金は、2億9000万円に上っています。これに対し、県は、昨年度、県物産振興センターに、約5100万円の補助金を出していました。(東国原知事)「県民のみなさまから大切な血税を預かってて、それをどうやって有効配分、資源配分するか、もうちょっと気を使わないとですね」県物産振興センターでは、売り上げを高い水準で安定させようと、来月から、オンラインショップを開設することにしています。


5.県庁にこいのぼり
 (04/21 19:32)

来月5日のこどもの日を前に、県庁に、21日から、こいのぼりが飾られました。21日は、県庁の南庭園で、こいのぼりの掲揚式が行われ、地元の幼稚園児ら、約100人の子供たちが参加しました。式では、まず、ちんどんやの「花ふぶき」一座が、寸劇で、こいのぼりの由来などを紹介した後、園児たちが、元気よく歌いながら、こいのぼりを揚げました。(園児)「えっとね、こいのぼりを揚げるのが楽しかった」「泳いでるのが楽しかった」子供たちに負けじと、元気よく泳ぐこいのぼり、県庁の南庭園で、来月11日まで飾られます。


6.人気!2人乗り人力車
 (04/21 17:24)

日南市の飫肥城下町に、新たに2人乗りの人力車が登場し、観光客の人気を呼んでいます。この2台の2人乗りの人力車は、日南市が去年受賞した、岩切章太郎賞の賞金100万円を活用して、製作されました。ゴールデンウィークを前に、デビューした2人乗りの人力車。乗り心地の評判も上々で、観光客が、情緒あふれる飫肥の風情を満喫していました。(観光客は)「良かったです。初めて乗りました」「とっても気分が良い」「いい旅の思い出になりました」(人力車の引き手は)「大変です。非常に重たいです」1人乗りとは、また違った雰囲気を楽しめるこの人力車。毎月第3日曜日と、ゴールデンウィークの期間中などに、無料で乗車できます。


7.今年もみかんの花献上
 (04/21 17:22)

県内の農業青年でつくる県SAP会議連合が、今年もみかんの花を、皇太子殿下と妃殿下に献上することになり、河野俊嗣副知事に、出発の挨拶をしました。みかんの花の献上は、昭和37年に、当時の皇太子殿下と妃殿下が来県された際、県内の農業青年の代表が花を献上して以来、続いているものです。21日は、県SAP会議連合の代表2人が県庁を訪れ、献上するものと同じ、温州みかんの花を河野副知事に贈って、出発のあいさつをしました。献上されるみかんの花は、日向市で栽培されたもので、今年は、花の量が多いということです。2人は、この後、東京へ向かい、午後4時から、東宮御所で、みかんの花を献上することになっています。


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