悪魔の2歳児
いや~、少し前に子育ての先輩にですね、
『2歳児は、悪魔だよ~…』
という話を聞いていたんです。
とにかく2歳児は大変だと。
その時は理由も特にわからなかったので、
「へえ~、そうなんだあ?」という程度に聞いていたのですけども…
まあ~、よくわかりました。
2歳児というのは、たしかに大変です。
まず、2歳になると体も頭も急激に成長してくるんです。
体が成長すると出来ることも一気に増えて、
それは大体が興味に身を任せた「悪さ」だったりするわけです。
もうとにかく少しでも目を離すと何をするかわからない。
目を離さなくても目の前でパッ!となにをするかわからない。
さらには頭脳が成長して言葉の吸収も放出も加速するため、
おかしな言葉がコピーされることを回避すべく、うかつな言葉は使っちゃいけない。
コピー&ペーストは早いのに、削除は難しいのでかなりおっかない。
だのに、どんなに使わないよう注意していても、
どこでどう覚えたのか信じられないような言葉も使いだすんです。
なにより一番困ったりイラっときたりするのが、
「反抗期」なんですよね~。
とにかく自分の希望から1ミリも妥協しない上に遠慮会釈のない甘ったれなので、
なんでも「イヤ!」という。
たとえばご飯でも
「ごはんたべるか?」
と聞くと
「イヤ!」
要らないのかと作らないでおくと
「おなかすいた~!」
と泣きだし、
なんだやっぱし減ってたんじゃねえかと作って配ぜんすると
「いらない!」
となる。
それで食べないのかというと、しばらく放っておくと食べるんですけども。
もう、なんなんだよ!と。
もちろんそういう時期だってことは十分わかっているのですけれども、
それが毎日、ほぼ一日中となると、さすがにイライラしてしまいます。
自我というものが芽生えてきたんですよね~…
「自分はこうしたいの!」
っていうね。
それは非常にいいことだと思うんだけども、
抜き身の自我ってやつは本当、付き合うのが大変だと思います。
それをうまく包み込む鞘を作るのが親の大事な仕事なのでしょうね。
本当に、親ってのは修行だな~と思います。
その先輩が言うには
「3歳になったらガラっと変わっていい子になるよ。」
とのことなのですが、
本当かいな?と思いつつも、
そうであって欲しい…と祈る今日この頃なのです。
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