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市議会議員当時はリアリティがなかったのだが、最近特に気になっているのが、上尾市の上水道料金設定、だ。
上尾市では水道料金は2ヵ月毎の検針で、料金も2ヵ月分の請求となる。 私は自宅と事務所にしている部屋と2か所で契約しているのでそれぞれで請求される。 自宅は、洗濯したり入浴したりといった生活の場なので、2ヶ月で概ね20立方メートルほどの水量を使う。もしかすると一人で住んでいる割には少々多いのかもしれない。 事務所は炊事等をするわけではないし、風呂なども無い。多く使うのは水洗トイレくらいなものだ。だいたい2ヶ月で6〜8立方メートルというところだ。 実はこの2か所の水道料金は同じ、消費税込み2,541円なのだ。 これは上尾市の水道料金体系が、20立方メートルまでが基本水量として一律料金になっているためだ。 だが、私の例でもわかるとおり、これはかなり不公平な料金体系ではないか。 8立方メートルと20立方メートルが同じ料金なのだから、少なければ事実上の「損」を市が強いていることにならないか。 しかも検針票にはご丁寧に「水は限りある資源です。大切に使いましょう」といわば「節水呼びかけ」の文言がある。 節水は大切なことだけれども、20立方メートルに満たない使用者は、節水のインセンティブがまったく感じられないし、むしろ節水すればするほど事実上の負担が大きくなるという摩訶不思議な料金体系だ。 市議会議員当時にはまったく気が付かなかった。うかつだった。反省している。 これからは独居老人家庭が増えてゆく。年金制度への信頼も高まらず、介護や医療への負担ばかりが高くなる現実、だ。 そういった中で、この水道料金体系はあまりに不公平なものだ。20立方メートル使用時に2,420円という金額が妥当かどうかという議論以前に、一段目を10立方メートルからにするといった変更を早急に行う必要があると感じている。 水道企業会計のプライマリーバランスよりも、公平な料金体系こそが、全体の信頼を大きく得られるものなのではないだろうか。 早急な改善を行って欲しい。
基本料金の見直し急務ですね。あまり関心ないところですし、2か所の料金を、払っていないときずかないでしょう。そういう意味では携帯の料金も分かりずらいです。(April 19, 2009 09:35:52)
shiuma33さん、コメントありがとうございます。
>基本料金の見直し急務ですね。あまり関心ないところですし、2か所の料金を、払っていないときずかないでしょう。 まったくそのとおりで気が付かなかった、と同時にどういう生活をするとどれくらい使うのかということもわからなかったですね。 例えば年を取って年金で一人暮らし、風呂も節約のために2日にいっぺんくらい、なんていうお年寄りにはなんの配慮も無いと感じますね。 早急に改善を働きかけたいと思います。 (April 19, 2009 11:04:22)
貴ブログ、市議会議員時代から楽しく拝読しております。。
03年の市議選では谷澤さんに投票しましたが、07年の市議選では他候補に投票した者です。 今回のエントリ(とコメントへの回答)を拝読して感じた疑問を、2点お尋ねいたします。 第1の疑問ですが、2か月分の使用水量が20立方に満たない世帯は、使用料の多寡に関わらず一律に同額を支払わなくてはならない料金設定は改善すべき、との問題意識について、谷澤さんは「市議会議員当時にはまったく気が付かなかった。うかつだった。」(本文)、「まったくそのとおりで気が付かなかった」(コメントへの回答)と述べておられますが、本当でしょうか? 平成18年12月定例会において、森島議員が、使用水量が20立方までの2ケース(=2ヶ月合算で、5立方と20立方)の比較を踏まえ、世帯は請求額が同額なので節水しても料金に反映されない、年金で生計を立てている独居老人などにとっては負担が大きい、との質疑を行っています。 使用水量が少ないケースの数字こそ違いますが、あなたの仰っておられる話と、ほぼ同内容といって差し支えないでしょう。 また、平成19年9月定例会でも、遠藤議員が、水道部長の答弁を受けて「基本水量を見直す時期ではないかと思いますが」との再質問を行っています。 さらに、平成17年12月定例会では、糟谷議員が、議案「上尾市下水道条例の一部を改正する条例の制定」に対する反対討論の中で「今高齢者や単身者が増えている中で、基本使用料を5立方メートルにするなど引き下げることによって、高齢者、単身者に配慮することができ」との指摘を行っています。 上水道と下水道との違いはありますが、あなたの御指摘と同じ問題意識による指摘が、あなたが市議会議員であった4年前に、既になされています。 =(1−2)に続きます。(April 22, 2009 00:58:17)
市議会議員“当時”になされた質疑や反対討論を“現在”は忘れてしまっていた、という事はあり得ると思います。
でも、市議会議員“当時”のあなたは、平成17年・18年・19年と同趣旨の指摘が繰り返し成されていた事を認識していたのではありませんか? もっと踏み込んで申し上げれば、毎年のように定例会で同趣旨の指摘がなされれば、平成19年9月定例会での指摘を聞いて「またその話題か」と感じるのが自然ではないでしょうか。 そして、料金設定を「改善すべき」「その必要は無い」いずれかの“考え”を“当時”はお持ちであったと見るのが、自然なものの見方だと思うのですが。 そして、敢えて率直に申し上げれば、「改善すべき」との“考え”を“当時”お持ちであったのなら、その“考え”は心に強く刻まれたでしょうし、今回のエントリの体験で“考え”を思い出せたはずです。 本文とコメントへの回答で「まったく気が付かなかった」と繰り返し述べておられるところを見ると、議員“当時”の谷澤さんは、繰り返し成された指摘に留意していなかった、留意していたとしても「改善する必要なし」との“考え”だったと感じざるを得ないのですが、いかがでしょうか?(April 22, 2009 00:59:14)
第2の疑問ですが、谷澤さん本文を「早急な改善を行って欲しい」と結び、コメントへの回答でも「早急に改善を働きかけたいと思います」と結んでおられます。 そうまで仰るのなら、どうして、市議会議員として最後の一般質問となった、平成19年12月定例会で「早急な改善」を訴えられなかったのですか?
繰り返しますが、平成19年9月定例会で「基本水量を見直す時期ではないかと思いますが」との質疑がなされ、水道部長からは「昨年度に水道料金の市民負担の見直しを行ったところでございますので、現行の料金体系を維持してまいりたいと考えておりますことから、見直しの考えはなく、基本水量の変更につきましても予定しておりません」との答弁がなされています。 12月定例会から、たった3ヶ月前の質疑です。 今回のエントリ本文で「まったく気が付かなかった。うかつだった。反省している」とまで仰るくらいの谷澤さんなら、9月定例会での水道部長の答弁を聞いて、3ヵ月後の質疑の機会に「早急な改善を行って欲しい」と訴えるのが当然だと思うのですが? 「自分が議員をやってどういうことに問題意識を感じているのか、という根本の思いを演説した」(本ブログ07年12月17日付)という最後の質疑では、「時間がなんと20分も余ってしまった」(同)のに、水道料金の改善については触れずじまいでした。 これでは、水道料金の問題点を度々指摘していたのが“他会派の議員”だから問題意識を感じなかったのでは? とでも言いたくなります。 平成19年の市議会議員選挙で谷澤さんに投票しなかったのは、一言で申し上げれば「議員には向かない人」だと判断したからなのですが、今回のエントリを拝読し、その思いを再確認した次第です。(April 22, 2009 01:01:13) │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |