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小渕氏、世襲制限に反発 閣僚からも慎重論

 小渕優子少子化対策担当相は21日の閣議後の記者会見で、自民党内の国会議員の世襲制限論について「世襲だから良い悪いではなく、仕事の内容を見てもらいたいとの思いがある」と反発した。一方で「世襲だからゲタを履かせてもらっている部分もある」とも述べ、議論の推移を見守る考えを示した。

 森英介法相も「大正13年(1924年)からずっと私の一族は議席をいただいているが、世襲だから直ちにいけないというのは不合理な話だ」と強調。二階俊博経済産業相は「選挙はもともと自由なもの。いちいち縛りを付けて交通整理することではない」と述べ、慎重な議論が必要だとの認識を示した。(12:26)

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