こんな時に、なんですけど……

2009年04月12日 10:27
たくさんの方々の書き込み、そして、このブログへのコメントをじっくりと読ませてもらってます。僕は今、ひたすら文筆業務に没頭しているのですが、皆さんの言葉のひとつひとつが、身にしみ、パソコンを操作するエネルギーになっています。いつか、どこかで、そんな感謝の気持ちを直接伝えられたら……、そう思いながら、新作を執筆しています。こんなことを書きながら、マジで空気読めないのですが、新作はモロ下ネタです。タイトルは「おめこぼしの星」。おこめ券や、青梅国際マラソン、バイオマン等の例のフレーズ達を収集解説する本です。とにかく、元気でやってます。KYで、ごめんなさい。
PS
いろをな書き込みの中で、誤解されてるのがあるので、ひとつだけ言わせてください。僕のブログタイトルが今回の謹慎に結び付けられてるようですが、完全な誤解です。何も考えずに付けただけなので。僕は、個人的に宗教はあまり好きではありませんし、宗教の矛盾点を声だかに訴えたりもしますが、宗教活動や宗教を信じる権利は全力で守りたいし、守るべきだと思います。謝ってばかりですが、誤解を与えてごめんね。

声がなくなるまで……

2009年04月11日 10:33
北野誠と、20数年付き合ってきて、おそらくはこのあとの20数年も同じように付き合っていくだろう僕。そんな僕なのに、なんとも抽象的な言い方しか出来ないけれど、今は無心で前を見つめる時だと思う。書き込みとかで、二人は喧嘩しているのではとの意見もあるけど、仲良くやってます。食事に行ったり、電話で話したり……。一番気になるのは、やっぱりリスナーのこと。心配かけっぱなしですいません。いつか二人の声が、届けられたら。何回も言いますが、この世に下ネタがある限り喋り続けたい、声がなくなるまで……。

「火の玉奉行」の凄み!

2009年04月05日 00:40
原稿を打つ手を休めて、ふと棚を見ると、「火の玉奉行」のラベルが目に入った。久しぶりだなと思い、デッキにビデオを入れてみた。僕は、遠山の金さんが大好きで、機会があるたびにビデオを見ているが、中でも東映映画の片岡千恵蔵バージョンをイチ押しにしている。あの昔のスター俳優の証明である大きな顔と、独特の言い回しによる啖可がほんと気持ちいいのだ。片岡バージョンの金さんは、厳密にいうと10数本あるわけだが、面白いのは8本くらい。最高なのは、「さいころ奉行」で、それに続くのは「御存知いれずみ判官」あたり。「火の玉奉行」は、一枚落ちると思っていたのだが、改めて見直してみると、なんのなんのこれが良く出来ている。ひょっとしたら、一番の娯楽作ではないかと思った次第だ。クライマックス近く、大僧正に化けた金さんが敵地に乗り込み、扮装を脱ぎ捨て桜吹雪の入れ墨を披露し「斬って赤い血が出なけりゃお代はいらねぇ。どこからでもかかって来い!」とのフレーズに、胸が熱くなった。

そうか、そうか!

2009年03月28日 11:18
今日は、朝起きた時から何か気になると思っていた。何かしないといけないのに、その「何か」がわからないっていうか。で、何だろう、何だろうとずっと考えていた。昨日の夜も、例によって昔の「パペポテレビ」のビデオを見ながら寝てしまっていたのだが、起きると、新日本プロレスが映っていた。橋本真也と武藤敬二のIWGPヘビーのタイトルマッチ。嗚呼、やつぱりこの頃のプロレスはよかったなと思いつつ、そういえば橋本はすでに死んでいるんだ……。ハッとした。二十歳代の時、一緒に暮らしていたI君が急死したと聞いたばかりだった。哀しい。そして、思い出そうとしていた「何か」がわかった。北野誠の自伝の、今日が発売日だったのだ。「死んだら、あかん」と名付けられたこの本。実は、僕も手伝っている。一読、を……。

「銀魂」こがして……

2009年03月25日 10:50
最近、「銀魂」ばかり見ている。今の僕の気持ちに、まさにフィットする。この前見た回は、「みみずにおしっこかけると腫れるよ」の巻。内容は、こうだ。闘争だけが、生きる意味だった美少女の神楽。それが、銀さん達と知り合うことによって、愛や友情や思いやりの心に目覚めていく。このままでは、娘が地球人になってしまうと、神楽の親父星海坊主が、神楽奪還にやって来る。親父と神楽、そして、銀さん達との戦いの中、神楽の銀さん達を思う気持ち、銀さん達の神楽を大切にする誠意を感じとった坊主は、神楽を地球に残す決意をする。物語のラスト近く、互いを認め合った銀さんと坊主が、土手に並んで立ちションをするシーンがある。抜けるように美しい夕焼けをバックに、二人のおしっこがキラキラと輝く。なんて、感動的な画面なんだろう。おしっこのシーンで、思わず涙が出た僕だった。一生懸命生きる勇気、人を思いやる優しさ、明日へ続く希望……、そんないろんな感情が、そのシーンに込められいる、そう感じたのだ。クレジットバックに流れるYO-KINGの「遠
い匂い」。そのフレーズが胸を打つ。〜裏目に出る純情が 青い自意識をキリキリ痛めつける ああ どろり重い心引きずって 体だけは丈夫なので 今日も笑っていよう……〜これからも、純情が裏目に出て、自意識が痛めつけられるかもしれないけど、自分を信じて笑っていたいと思う僕だった。

リスナーの皆さまへ

2009年03月16日 10:57
リスナーの皆さまへ。
突然の終了、さぞや驚きのことでしょう。事後報告ということも含め、心からお詫び申し上げます。詳しくは、朝日放送のホームページをご覧いただきたいと思います。今回の結果に関しては、僕たちも納得しています。
ひとこと言わせてください。僕たちは、元気です。これからも、この「魂」を輝かせて頑張って行きますので、何卒よろしくお願いします。突然の終了、ほんとに申し訳ありませんでした。

竹内義和

嗚呼、焼き肉!

2009年03月14日 18:49
最近、少し疲れが溜まり気味なので、元気をつけようと、連日のように焼き肉三昧な日々を送っている。先日は、土岐さんにリクエストして、ミナミの某所にある「海南亭」に連れて行ってもらった。日本一美味しいと焼き肉好きの僕にいわしめたこの店、やっぱり旨かった!で、昨日は、僕を銀座デビューさせてくれた藤本さんに、北新地の「食道園」に連れて行ってもらったのである。こちらも、マジで美味しい。よい焼き肉は、あっさりしてる。今年は、かなりの冊数の単行本を出版しないといけないので、とにかく焼き肉でも食ってエネルギーを補填しようと思う。

モラルハザード!

2009年03月12日 03:21
僕と、漫画家の藤沢とおる、ユタの水石陽子、編集者の高梨聖昭の三人との対談をまとめた「モラルハザード」が、発売された。帯の言葉、〜いいことは「いい!」、悪いことは「悪い!」今の日本、そんなことさえ言えなくなりました。モラルが、常識が、良識が、壊れつつある世の中に、「ガツン!」と言わせていただきます!〜今の僕の心にタイムリーに響くのは何故でしょう?とにかく、この本、弱者と称する強者の我が儘、人の人権を無視して自分の人権のみを声高に叫ぶ輩、偏向するマスコミの在り方等に、真っ向から切り込んでいる。是非とも一読を!


インフォレスト株式会社 モラルハザード
2009年3月12日発売
定価:\840
ISBN:978-4861908019

Amazon.co.jp: モラルハザード―いま、ニッポンが壊れている: 竹内 義和: 本

雲の向こう、新しい青空……!

2009年03月09日 06:47
またしてもの、中止発表。戸惑い、憤慨、怒り、哀しみ……、そんな感情が駆け巡られてることでしょう。3月28日のイベントの中止、このブログを借りて、リスナーの方、ファンの方に、もう一度お詫びを申し上げます。いつか、ことの真相をお話し出来ることがあるかもしれませんが、今は耐えるしかなかったとしか言いようがありません。僕と北野誠が、その決断をしたのは、二人のトークを今後も継続させるためです。そして、これからの僕達は、今まで以上に興味深く、それでいて笑えるトークに挑戦していきたいと思っています。もう、哀しんでいません。もう、クヨクヨもしていません。僕達の視線は、雲の向こうにある抜けるような青空を見据えているのです…。

「サイキック青年団」の明日へ!

2009年02月28日 21:35
21年間の月日……、長いようで、あっという間でもあった。「サイキック青年団」の終了。思い出は、多分たくさんあるはずなのに、その思い出を思い出そうとすると、指の間から砂がこぼれるように思い出が逃げて行く。僕の心の中の何かが、「サイキック」を思い出にしたくないようなのだ。番組が嫌になって、終了するのではない。北野誠とのコンビネーションに限界を感じたわけでもない。それどころか、二人のトークは益々面白くなっているし、週に一回の「大人のバカ話し」が待ち遠しくってしかたがないのだ。縁あって朝日放送で始まった、このいわくいいがたいラジオ番組は、故あって朝日放送から姿を消して行く。いろんな人から、「お疲れ様でした」「ありがとう」「残念」「どこかで続けてほしい」「ひとつの時代が終わった」等々……、いろんな声をかけてもらった。こんなにも、多くの人達に支えられていたのだと、今さらながらに、胸が熱くなった。昔、「バイオマン」という戦隊ヒーローものがあって、それには女性隊員が二人いたので、「ナルホド、オマンが倍で
、バイオマンか」と、番組内で発言したことがあった。もう20年近くも前のことだ。で、ついこの前、振り込め詐欺を撲滅するために考え出された「防犯戦士フリコマン」という文言を、ネットで見つけた僕は、「これは、絶対に番組で報告しなければ」という使命にも似た感情を覚えた。つまり、「フリコマンって、コマンが目立ち過ぎ。おこめ券のあやまちを繰り返している」、そう思ったのだ。同時に、20年間、感性的になにひとつ変わらない自分に、揺るがない力強さを感じたのである。まだまだ俺には、中学生の感性と、童貞力がある。捨てたもんじゃない。このゲスパワーが、摩耗しないうちは、「サイキック」を続けて行こう!局が変わろうとも、例え、誰から何を言われようとも、だ。「サイキック」が、ほんとに終わるのは、いつか?その判断は、北野誠の頭の中にある。僕が言えるのは、ひとつだけ。僕の下ネタが、錆び付いたと自覚した時……、その時は黙って去ろう。下ネタの切っ先が鈍った老兵は、そう、消え去るのみなのだから……。

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