2008-10-22
■[お仕事]ライトノベルはじめました:相生生音「泣空ヒツギの死者蘇生学」
今日の一枚
こはく in 「ザンパノさんの紙ぶくろ2」
更新が滞っていたので報告が遅れましたが、10月刊の電撃文庫作品で小説の編集をはじめて担当しました。
新人さんのデビュー作を三木一馬とふたりで担当、というか三木の隣について勉強させていただきました。イラストは笹倉綾人さん、カバー彩色は禁書目録や超電磁砲でお世話になっている伊藤タテキさんにお願いしました。
内容は……つっこんで書こうとするとネタバレが避けられないのでどうしたものか。とりあえずあらすじはこんな感じです。
人生初のラブレターをもらい、幸せの絶頂にあった氏姓偲の人生は、突如後頭部に叩き込まれた一撃で唐突に断ち切られてしまう。
死んだはずの偲が目を覚ますと、目の前には黒ずくめの少女・泣空ヒツギが立っていた。死者を蘇生させる特殊な能力を持ち、巷で噂の連続猟奇殺人の犯人でもあるらしい不機嫌少女の凶行を止めるため、偲はいやいやながらも彼女の「実験」に従うことにしたのだが……。
いろんなものが過剰だったりちょびっとグロいところがあったりとクセが強いですが、これからどう成長していくか楽しみな新人さんだと思っております。
前半(特に序盤)がちょっとしんどいですが、できれば最後まで見てもらえると嬉しいなあと思う一品です。
- 作者: 相生生音
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2008/10/10
- メディア: 文庫
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