2007-12-20
■[お仕事]年末の多摩坂さん
ご無沙汰しております。多摩坂です。大人の事情で更新をしばらく自粛していたのですが、某人から「白菜鍋はもう飽きたYO!」と言われたのでぼちぼち再開します。
さて。今月は電撃大王・ガオ・マ王・G's magazineの月刊連載組に加えて、隔月の萌王に季刊の黒マ王、さらに新連載2本とシャナ4巻の単行本作業が重なるという、デッドリーな仕事量でした。このさいなのでこのエントリで一気に紹介したいと思います。
電撃黒マ王 (デンゲキブラックマオウ) 2008年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2007/12/19
- メディア: 雑誌
まずは昨日発売された黒マ王VOL.2から。
表紙&巻頭の、木谷椎さんの「灼眼のシャナX」です。今回は原作で描かれていない大戦の序盤、フレイムヘイズ兵団副将ベルワルド vs 九垓天秤先手大将ソカルをマンガにしてみました。この2人に気合を入れすぎて、マティルダとヴィルヘルミナを描く時間がなかったり、関係者趣味に走りすぎです。原作10巻のファンには是非見ていただきたいところ。
新連載。緋鍵龍彦さんの「唐傘の才媛」です。メガネのヘタレ男が難儀な女性陣に気に入られて、それはもう非道い目に遭いまくるというお話。まだ粗削りでちょっと読みにくいですが、これから伸びる子だと思いますので、しばらく様子を見ていただけるとこれ幸い。
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2007/12/21
- メディア: 雑誌
続いて明日発売の電撃大王2月号です。
新連載。おかゆまさきさんと真田鈴さんのタッグでお贈りする、ちょっと(?)Hな学園ラブコメ「森口織人の帝王学」です。内容は書いてしまうと面白くないので、是非現物を読んでいただきたいです。
先月出した単行本がもう5刷という、びっくりするような勢いで売れている(ありがとうございます)冬川基さんの「とある科学の超電磁砲」。今月は不良能力者と黒子の戦いの続きです。目的のためには手段を選ばない、黒子の無茶ぶり全開の36ページ。
1月に単行本の4巻が出る笹倉綾人さんの「灼眼のシャナ」。長い長い鬱展開を抜けて、ようやっと一息つけます。吉田さんもかわいいですが、今月のシャナさんの破壊力はちょっとすごいですよ?
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2007/12/26
- メディア: 雑誌
次は26日発売の電撃萌王2月号です。
深山靖宙さんの「乃木坂春香の秘密」です。ピアノのコンクールに出場する春香を応援しに、美夏といっしょにロンドンに行きます。今月は春香さんが出てきませんが、その代りにすごい勢いで美夏祭りの様相を呈しています。
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2007/12/27
- メディア: 雑誌
次。27日発売の電撃マ王2月号です。
小梅けいとさんの「狼と香辛料」です。原作に忠実にじっくりと進めていますが、中世の歯磨きや食事内容など、細かいところで時代考証を加えて描いていたりします。原作と並べて読むと発見があるかもしれません。
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2007/12/27
- メディア: 雑誌
次は同じく27日発売のガオ2月号です。
水島空彦さんの「ななついろ★ドロップスPure!!」です。如月先生が情報を出し惜しみしていたせいでこんがらかっていた状況が、先生の解説で整理されます。
吟遊詩人さんの「バッカーノ! 1931」です。都市伝説上の存在であった「線路の影をなぞる者」が姿を現し、乗客を惨殺することで、さらなる混乱が列車を包みます。
電撃G'smagazine (デンゲキジーズマガジン) 2008年 02月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2007/12/27
- メディア: 雑誌
最後はさらに同じく27日発売の電撃G's magazineの2月号です。
しゃあさんの「CLANNAD」です。今月は春原の寮の寮母さんである美佐枝さんのお話です。しゃあさんが某ドラマに影響されていた関係で、岡崎くんとラグビー部が昔懐かしい熱血スポ根風味になっているのはご愛嬌です。
以上、計10本、280ページが今月の掲載分です。
※おまけ
シャナ4巻では久しぶりに登場のしゃなたんが喋るらしいですよ……?