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リフレとしての2010年戦争

リフレ政策

米「01年以来で最も深刻」 中国艦船の米調査船妨害

CNN200903100003.jpg 【ワシントン=弟子丸幸子】ブレア米国家情報長官は10日の米上院軍事委員会の公聴会で、中国軍の艦船が南シナ海で米軍調査船の航行を妨害した8日の事件について「2001年以来、最も深刻な事件」との認識を表明した。米中関係が緊迫した同年4月の米中軍用機接触事故に匹敵する案件と指摘。中国軍が南シナ海で「軍事的な攻撃性を強めている」と危機感を示した。
 ブレア長官が引き合いに出した事件は、ブッシュ前政権発足から間もない時期に、同じ南シナ海の公海上空で発生。米軍偵察機EP3と中国軍の戦闘機が空中で接触、中国機が墜落した。中国は米国による「領空侵犯」と主張、米側の主張と平行線をたどった点も今回と類似している。米国側は中国軍による新政権への揺さぶりの可能性があるとみて、警戒を強めている。 (12:00)
出典:日本経済新聞 CNN


現在、日本はデフレである。これは通貨という商品の価値が増大している現象である。これは先ず利己的で学問を修める事ができない中産階級を貧困層に落とす為に発生した。一部の中産階級は最新鋭の遠隔教育を修めて機動力を維持した。(株価の暴落時期と上昇時期をいち早く知りたい人は今月中に下記をクリック)

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リフレ政策はデフレから脱却する政策である。デフレは貨幣供給が貨幣需要に対して少ない事により発生する。現在の日本のデフレギャップは25兆円である。資源需要が資源供給に対して過小であることによって起こる。だから、資本主義社会においては、リフレ期には、ゴールドラッシュや金融緩和によるマネーサプライの増大や公共事業、とりわけ戦争による公的支出の拡大が誘発される。計画通り中東と中国に対して2010年戦争が発生するだろう。


非協力の方針




この戦争はクルーグマン博士の挙げるビッグフォー「米国」「EU」「中国」「インド」による世界新秩序を目指して行われる。2番手集団となる日本やロシア、カナダに取ってはメリットが無いという事である。第一次世界大戦が終わりベルサイユ会議は日本を含めた5大国を中心に世界の秩序が決められる約束だった。しかし、実際にはビッグフォー(英米仏伊)により戦後体制が構築された。これにより第二次世界大戦が決定的となった。反富豪派のアメリカ人、中国覇権が容認できないアメリカ人、反米派の中国人、宗教的インド人、伝統的階級の日本人の5つは、2010年戦争に対しては非協力路線での協力が確認された。(判り易い判断の材料は反石原莞爾で反満州事変で反世界政府の人々)

350px-Sunspot_Numbers.pngインフレとは太陽黒点数の極小期、すなわち資源デフレの時期に見られる現象である。(右記はマウンダー極小期、マウンダー極小期の間、天文学者らによる黒点観測事例は約50を数えるだけであった。 通常であれば個体数として約4.0×104~5.0×104程度が観測によって数えられるであろう期間である。)
マウンダー極小期は、中世における小氷期中頃の - 寒冷期 - の遠因と目され、この時期のヨーロッパ、 北米大陸、その他の温帯地域において、冬は著しい酷寒に震え、暦の上では夏至であっても夏らしさが訪れない年が続いた。太陽の活動は約11年周期で変動している。この前の極大期は2001年〜2002年だった。つまり現在は2012年〜2013年の極大期に向けて黒点が増え始める時期のはずなのだが、なぜか増えずに黒点が消えてしまったのである。2006年〜2007年の極小期にもわずかながら黒点は出現していたのに、今はそれよりも太陽活動が不活発になってしまっているのだ。「太陽活動が不活発になると、地球は寒冷化する」ということだった。過去、何回も太陽活動の極小期が存在していることが知られている。もっとも有名な例は、マウンダー極小期というものだ。このまま太陽活動が回復せずに、マウンダー極小期のような状態に入るとしたら、今後地球の気候は温暖かではなく寒冷化するだろう。
参考ニュース太陽黒点が消えた!(日経BP)
リフレ型経済成長にともなって、資源需要が資源供給の上限を超えて増大し、貨幣供給が貨幣需要の上限を超えて増大すると、経済成長を伴わない物価の上昇、いわゆるスタグフレーションが始まる。スタグフレーションは、大規模な戦争による資源枯渇現象として現れることが多い。資源不足を解消するために、企業は生産の縮小を余儀なくされる。その結果、スタグフレーションは不況と失業率の上昇を帰結する

人々の交易とは形而上の差異を使い余剰と不足を交換する情報システムである。緑という色を伝達するには両者が緑という語彙を事前に学習する必要がある。緑という言葉がうまれるまで、緑も碧も青だった。つまり、次のインフレ期に対しては財とサービスの交換システムを保有している人間のみが生き残るのである。ジンギスカンはステップ(草原)を支配した。草原には大陸行路が走っていた。寒冷期に突入した地球は日本では源平や欧州藤原氏との戦乱の時代を生み出し、ヨーロッパとイスラムは十字軍という民族大移動を誘発した。中国の絹や陶磁器、インドの綿や香辛料、ペルシャのガラスや絨毯の交易は非常に大きな富を生み出した。その為に存在したのがシルクロードである。シルクロードが草原に位置している以上、ジンギスカンに草原で打ち勝つか、彼の覇権を認める以外に交易で富を安定的に得る事は不可能だった。その富が生み出したのがモンゴル帝国である。大航海時代のポルトガルスペインオランダイギリスは海上航路により新しい交易システムを生み出した。そして、時代は現在である。日本は変革期に突入した。先ず先行して遠隔教育(外国語、医師、農業、情報技術、教材)というサービス部門を編成した。今年後半からは資本財の保有層(タンス預金、農地保有者、森林保有者、貴金属保有層)を電脳化する。そうすれば一つの有機体が形成される。順次、電気自動車から発電組合、菜園組合へとステルスにより分散的にクラスターが形成されていく。インターネットと現実世界があるように、インターネットという情報世界も智識人と非智識人、富裕層と貧困層に分離し、安定化(固定化)されていく。そうなれば一見さんが参加できる門は更に狭くなるだろう。(遠隔教育『秋月』に参加希望の人は上記の「秋月便り」を購読して参加可能なチームを選択して下さい。そのチームがそのメンバーを選択します。他者に選択されない人間は社会に必要とされていない無礼な人間だと言う事です。)


環境覇権国


194_2.jpg


既に日本全土は地震の活動期になった。桜島も浅間山も火を噴いた。人々は生存者と絶滅種に分岐が始まっている。
我々は中越沖地震前から「原発を止めよ!」と命じたが東国の馬鹿はそれを無視した。そして、世界最大の柏崎原発は今なお動いていない。無茶を通して動かしたければ動かせば良い。日本では遠からずM8からM9クラスの大地震がやってくる。上記の図のように風向きにもよるが東国は阿鼻叫喚の地獄となるだろう。観測史上最大のエネルギーを持った地震は昭和35(1960)年のチリ地震M9.5である。京都大学原子炉実験所・小出裕章氏のシミュレーションでは悲惨すぎる数字がはじき出された。「浜岡1〜4号機すべての原子炉が大事故を起こした場合、最大で43万8788人が急性障害で死亡し、2496万人がガンで死亡する」スマトラ沖大地震のエネルギーは199京5262兆3100億ジュール(476兆5602億1500万キロカロリー)である。つまり、広島型原爆31万6700発分のエネルギーだ。(TNT火薬1t分の爆発エネルギーは4億2000万ジュール)
2010年戦争を引き起こす連中が悪魔だとすれば地震国日本で原発を推進する連中(西松建設の原発利権疑獄)は売国奴である。彼らを拝み、そして、大地を穢し、その報いを受け死滅せよ。選択するのは自由である。日本の3割が汚染されれば汚染を免れた土地に人々は移動する。デフレはリフレとなり物価は急騰するだろう。こうして日本人の変革が発生するのだろうか?余りにも愚かで悲しい。
人間は農業ができるから始めたのはない。農業をしなければ飢え死にするから始めたに過ぎない。遠隔教育『秋月』や遠隔学習「御蔵」も同じである。政治的に社会的に既に他に方法がない人間が集り、急成長している。人々は可視化された情報世界に遷都を始めたのだ。多くの中産階級は貧困層になるがいち早く遠隔教育『秋月』で教育を修めた(高校3年大学4年に準じる)人々は圧倒的な電脳機動力で新しい社会のプレイヤーとなっていく。2010年戦争などによる次のインフレ(日本の物価が10倍)によりタンス預金を保有する資産家階級が没落していく。これも高度に情報化した資産家は新しいプレイヤーとなっていく。財とサービスの交易が人々を進歩させる。交易とは交わる易であり、易とは変るという意味である。資産家の財と智識人のサービスが融合すればそのノードに近いほど圧倒的な生存率となる。逆に言えば何も学ばなかった人々は絶滅種となると言う事だ。それはたった2〜3世代で旧人の滅亡により完遂されるだろう。

必読の書(政治行動は環境に依存)景気の長波と政治行動 ブライアン ベリー (著)

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