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祝儀袋にはさまざまな種類がありますが、結婚祝いは、中に入れる金額に合ったもので、結びきりの水引がかかった袋を選びます。お祝い金はふつうなのに袋だけ豪華にしたり、蝶結びの水引がかかった祝儀袋にするのは失礼です。最近では色つきの祝儀袋もありますが、披露宴に持参するなら白地が無難です。 |
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祝儀袋の表には贈り主の名前を毛筆、あるいは筆ペンで書きます。ボールペンや鉛筆で書くのは失礼です。会社の同僚などがまとまって贈る場合は、右から地位が上の人、目上の人を書いていきます。
4名以上の場合は代表者の名前を書き、「外○名」として全員の名前を書いた紙を中袋に入れておきます。 |
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一人で贈る場合。
筆で自分の名前を中央に書きます。
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会社の同僚などが連名で贈る場合は、地位の上の人、目上の人を右に。
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4名以上で贈る場合は、代表者の名前の左に「外○名」と書くか、「友人一同」と書き、全員の名前を書いた紙を中袋に入れます。
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お祝いのお金は新札を使うのがマナー。手元に新札がなければ、銀行で替えてもらいましょう。クシャクシャのお札では失礼です。お札を入れるときは人物が描かれている表面を上にして、人物画のほうから入れていきます。何枚入れるにしても、きちんとそろえて入れましょう。 |
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結婚のお祝いは新札で。
お札はきちんとそろえて中袋に入れましょう。 |
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祝儀袋を直接バッグやポケットに入れると、角が折れたり、汚れがつくことも。いかにも大切にしていない印象を与えてしまいます。祝儀袋はふくさに包んで持参しましょう。ふくさに包むときは、左、上、下、右の順で。受付ではいったん受付台の上に置き、ふくさから出して手渡します。 |
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披露宴の招待状を受け取ったら、1週間以内に返信はがきを出すのがマナーです。
先方は返信を集計して、席次などを決めますから、どんなに親しくても電話だけではなく、必ずはがきで。
予定がたたない場合は、事情を先方に話し、予定がついた時点で改めて連絡し、はがきを送ります。 |
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ふくさを持っていないときは、8つ折りしたハンカチの間にはさんで持参しましょう。ふくさの代わりにハンカチを使うのですから、柄ものより白いほうがベター。
もちろん、ハンカチにはきちんとアイロンをあてておきます。くれぐれも直接バッグや内ポケットから出さないようにしましょう。 |
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お祝いの金額は、相手との関係や親しさによって変わってきます。友人の披露宴に招待された場合は、2〜3万円が平均。
昔は、偶数は割り切れるので縁起が悪いとされていましたが、最近は「2」は「ペア」、「8」は「末広がり」と考え、失礼ではなくなっています。 |
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会場の受付では、ご祝儀を渡し、芳名帳に住所や名前を書きますが、まず最初に「おめでとうございます」という挨拶を忘れずに。
コート類や荷物は受付する前にクロークに預けましょう。その後、化粧室で身支度をととのえ、受付へ。 |
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披露宴当日は、会場に開宴の30分前に着くようにします。受付での手続きもありますし、友人同士で挨拶することもあるでしょう。
また、身だしなみをととのえる時間も必要です。息せききって会場に飛び込むと、自分も落ち着きません。時間には余裕をもって行動しましょう。 |
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会費制のパーティに招待されて、お祝いも贈りたいときは、受付で渡さないようにします。
ご祝儀を用意してこなかった人に気まずい思いをさせるからです。お祝いの品物やお金は、事前に贈りましょう。 |
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披露宴は招待客が全員そろってから開かれます。遅刻は全員に迷惑をかけることに。遅れそうなときは、友人に連絡し、その旨を会場係に伝えてもらいましょう。
知り合いが一人もいないときは会場に電話をして、受付係を呼んでもらい、遅れそうであることを伝えます。 |
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バッグは椅子の背もたれと背中の間に置きます。背もたれが開いていて、置けない場合は、ひざの上に置き、その上からナプキンをかけます。
パーティ用の小さなバッグなら、ひざの上に置いても邪魔にはなりません。もし、大きなバッグだったら自分の席の右側の床に置きます。 |
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フォーマルな会場に、ビジネススーツではマナー違反。ガーメントケースにパーティ用の服装一式を用意して、着替えてから会場に入ります。
カジュアルなパーティなら、男性はネクタイを替えるなどしてフォーマル感を演出し、女性はアクセサリーをパーティ用にして出席しましょう。 |
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披露宴が終わって会場を出たら、新郎新婦、ご両親、媒酌人夫妻が退出口に立ち、招待客を見送ってくれます。
会場を出るときは、一人一人に、「おめでとうございます」「いいお式でした」「お幸せに」など挨拶をするのが大人です。 |
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いくらノースリーブでも、ベルベット素材のものを夏に着ては、周囲の人に暑苦しい印象を与えてしまうことも。
季節に合った服装をすることも、大事なマナー。襟や袖口など部分使いでも、季節とずれているものが使われていたら、避けたほうがいいでしょう。 |
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日本ではブラックスーツは慶弔に使えますが、海外では弔事の印象になるので、結婚式や披露宴はダークスーツが無難。
海外挙式が多いリゾート地では、ほとんどのホテルなどで貸衣装が用意されているので、それを利用する方法もあります。 |
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会費はお祝い金ではないので、パーティの会費を祝儀袋に入れていく必要はありません。受付で財布から出して払えばいいのです。
むき出しで渡すことに抵抗があるなら、袋に入れてもかまいませんが、決められた金額がきちんと入っていることを示すために、
封はしないで、中身が確かめられる状態で渡します。 |
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フォーマル、カジュアルにかかわらず、パーティに招待されたら、必ずストッキングをはきましょう。
カジュアルなパーティでも、あまり大胆な編みタイツや厚手のタイツは避けたほうがいいでしょう。
友人だけではなく、新郎新婦の親族がいることをお忘れなく。 |
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慶事のドレスコードには、昼夜それぞれに正礼装、準礼装、略礼装があります。
ふさわしい服装で参列することがマナーの基本です。 |
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●格式高い式場で行う結婚式の主催者側 |
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●一般的な結婚式の主催者側、および参列者 |
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●形式にこだわらない披露パーティ、「平服」指定の披露宴の参列者 |
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