2008-02-06
■[お仕事]「トリコロ特装版」の中身のご紹介
今日の一枚
お客さんに興味津津。
多摩坂です。イレギュラーな仕事の山にようやく見通しが立ったので、ぼちぼち復帰します。
さて。2月27日発売の「トリコロ特装版」ですが、中身に関するアナウンスがほとんどされていない状況ですので、今日はその内容についてご報告させていただきます。
- 作者: 海藍
- 出版社/メーカー: 角川(メディアワークス)
- 発売日: 2008/02/27
- メディア: 単行本
まずトリコロの単行本本体ですが、こちらには
が収録されています。芳文社刊の単行本の内容は収録されていませんので、初めて読まれる方は本書の前に既刊をご覧ください。
次に特装版の付録小冊子ですが、こちらの内訳は次のようになっています。
投稿時代の作品および初期作品
・路を歩めば。
・ひとつやねのしたで
・みそじのさあやはいきおくれ
・神をも恐れぬミコバイター
・喫茶ルマンでピットイン
・さより天然モノ
・私立凪沢高校用務日誌
・風紀委員が行く!
・イマドキオバケセイカツ
・ゲンキのクスリあります
・そら色レシピ
・おきらくデジタルママ
・原稿12話分および投稿時代の単発作品
以上になります。
なお「ママはトラブル標準装備!」の原稿は単発物も含めて完全収録。「トリコロ」は海藍さんの意向で削除されたネタがいくつかあるものの、話数だけ見れば芳文社時代の単行本未収録原稿をすべて回収した形になります。
2008-01-26
■[お仕事]電撃コミックス「灼眼のシャナ」4巻その他いろいろ発売です
今日の一枚
こはくを抱き枕にして熟睡中。
ご無沙汰しております。多摩坂です。今年に入って読んだマンガの中で一番おもしろかったのは烈海王のぐるぐるパンチ、単行本だと中村光さんの「聖☆おにいさん」です。
さて。トリコロの単行本作業で首が回らない昨今なのですが、本日新刊の発売日でしたので少しだけ戻ってきました。
- 作者: 高橋弥七郎, 笹倉綾人
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/01/26
- メディア: コミック
笹倉綾人さんの「灼眼のシャナ」、長らくお待たせしましたがようやく4巻発売です。今巻は原作2巻の半ばまでを収録。マージョリー姐さんの“トーガ”と吉田さんの愛らしさがなかなかすばらしい出来になっております。ちなみに現在発売中の電撃大王3月号にはこの単行本の別カバーが付録で付いてきます。こちらも関係各位が腕をふるって作った自信作ですので、ぜひご覧ください。
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2008/01/21
- メディア: 雑誌
今日は発売日がいろいろと重なっておりまして、マンガ版「狼と香辛料」を連載中の電撃マ王3月号と、「ななついろ★ドロップスPure!!」掲載のgao!3月号(「バッカーノ」は今月は休載しています)も店頭に並んでいます。マ王の方はアニメ放送中ということで、「狼と香辛料」の52ページほどある冊子が付録になっているようです。こちらもよろしくお願いいたします。
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2008/01/26
- メディア: 雑誌
- 出版社/メーカー: 角川 (メディアワークス)
- 発売日: 2008/01/26
- メディア: 雑誌
単行本作業が完了しましたらきちんと復帰しますので、次回更新はしばしお待ちください。
2008-01-12
■[編集]10代からのファンレター、30代のアドバイス
今日の一枚
泥酔した酔っぱらいのような二人。
実物日記さんのところで田中芳樹氏の「タイタニア」がコミック化することを知り、あまりに想定外のタイトルだったのでびっくりした多摩坂です。だって「タイタニア」ですよ? 17年前に刊行がストップしてて、しかも三国志でたとえると董卓が死んだあたりくらい(たぶん)で終わっちゃった作品なんですよ? シリウスがどう料理するのか興味津々です。
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: スクウェアエニックス
- 発売日: 2003/09
- メディア: 単行本
- 作者: 田中芳樹
- 出版社/メーカー: スクウェアエニックス
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
- 作者: 田中芳樹, 美樹本晴彦
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2004/03/26
- メディア: 新書
さて。先日まで作り手側の想いについて書いてきましたので、今日は読者から作り手に直接送られてくる想いについて書きたいと思います。
書く手間、出す手間、送料という3つのハードルを超えて送られてくるハガキには、ネットの感想とはまた異なる趣があります。スペースが限られるため、想いをストレートにぶつけてくるものが多いのがハガキの特徴ですが、その内容には次のような傾向があるように私は感じています。
・10代、もしくはそれより若い人たちから送られてくるハガキはその多くが「ファンレター」です。あのキャラが好き、この場面が良かった、これの付録を付けてほしいといった、「好き」に突き動かされて書いたことが伝わってくるものが多く、読んでいてはげまされます。
・20代の人が送ってくるハガキはバラバラでまとまりがありません。しいてあげればエロスに肯定的で、ディオニュソス的なものを好む意見が多いような気がしますが、私の気のせいかもしれません。
・30を超えた方々はものをあまり誉めません。「好き」を語るより、現状を改善するための提案や要望を出すことの方に関心がある人が多いように思われます。
これらはもちろん傾向の話であって、違うことを書いてくる人もたくさんいます。
なお、雑誌や作品の評価は10代の人が最も甘く、齢を重ねるにしたがって辛くなっていくように思います。それだけ目が肥えているということでしょうが、その一方でものの楽しみ方や評価の仕方に柔軟性が欠けてくるようにも見受けられます。
2008-01-10
■[ねこ]猫写真でお茶を濁す
今日の一枚
寝言に合わせてしっぽがパタパタ。
今日は朝起きてまず最初に、スタッフのKくんの給与の源泉徴収分を税務署に払いに行ったですよ。ちなみに源泉徴収はナチスドイツが生んだ非常に効率的な徴税制度ですよ。どうでもいいですけど。
で、その足で編集部に行って一日仕事してですね、疲れて帰ってくるわけです。ドアを開けたら飼ってる猫が甘えてくるですよ。いつもだったらとても可愛い。でも今日に限って口に何かくわえてるんです。細長い物。スティックタイプの昆布だしなんですけどね。
うちの猫どもは最近「ビニール包装されたものの中にはおいしいものがあるらしい」といういらん知恵をつけまして、今日の行動もそれなわけです。部屋の床一面に昆布だしの粉末が撒き散らされておりましてですね、何が言いたいかというと、いろいろへこんだので今日は掃除して猫写真を適当にUPして不貞寝します。
というわけでうちの猫の乱暴狼藉を適当に。
ビニールひもを引っ張りだしてきて遊ぶ。ひもはボロボロになったので廃棄処分。
チェック中の原稿を噛む。くわえて持ち去ることも。
原稿妨害2。遊んでくれないのがお気に召さないらしい。
amazonの箱をかぶって大暴れ。本(積ん読)のタワーをひとつ崩落させました。
カバンに潜入。最近は旅行カバンがお気に入り。
普段踏み台にしている蓋があるつもりでジャンプ。ゴミ箱にはまる。
過去に使った写真もあるけど気にしない。それではおやすみなさい。