2008-08-02
■[編集]西から昇ったおひさまが東に沈む:赤塚不二夫さん死去
今日の一枚
死んだように眠っております。
テレビで速報が流れたくらいですので皆様ご存知と思いますが、赤塚不二夫さんが本日肺炎でお亡くなりになりました。72歳でした。
昭和を代表するギャグマンガ家、ジョン・レノンやゴジラが「シェー」のポーズをするほどのヒットメーカー、タモリを自宅に居候させて芸能界入りに貢献したパトロン、そして批判と実験の精神にあふれた真に独創的なクリエイターでした。
ずいぶん長い間意識不明の状態が続いていましたので来るものが来たということですが、実際に直面してみるととてつもない喪失感を感じます。
氏のご遺徳を偲び、謹んで哀悼の意を表します。
2008-08-01
■[お仕事]電撃大王9月号&笹倉綾人「灼眼のシャナ5」
今日の一枚
極楽だにゃー。
アスキー・メディアワークスが新宿に引っ越したり、乃木坂春香&遥奈原初雪の2人のお嬢様の単行本作業に忙殺されたりしている間に、電撃大王の9月号と笹倉さんのシャナ新刊が発売になってました。
リニューアル第2弾となる9月号は『シャナ』と『とらドラ!』が表紙。ブランニューなので華やかにしたいと思い、特に深い理由もなく表紙のコラボレーションを提案したら、結果的に中の人つながりになってしまって偶然というのは面白いものだなあと思った次第。
夏恒例のカラーマンガ『ショートサマーバケーション』は、普段は小梅けいとさんにお願いしているのですが、これもまたブランニューということで今年は佐々原憂樹さんにお願いしました。とてもよい仕事をしてくださいましたし、人選に驚いた読者の方も結構いたようなのでこちらとしては狙い通り。ちなみに佐々原さんはほぼ同時期に2冊目の単行本『しゃるうぃーげーむ?』を出されてますので、上の絵見てビビッときた人は買うときっと幸せになれます。
累計部数が150万部を突破したコミック版シャナの5巻はマージョリー戦の後半戦。原作との連動企画『ゾートロープ』と、チャイナドレス姿のシャナさんが愛らしい描き下ろしの番外編『ある天道宮の一日』も一緒に収録されています。こちらもぜひご覧ください。
以上宣伝でした。
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: 雑誌
- 作者: 高橋弥七郎, 笹倉綾人
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: コミック
2008-07-05
■[お仕事]かーずさんのラジオに出てきました
今日の一枚
お仕事絶賛妨害中。
このところずっと更新が滞りがちで申し訳ないです。最近は編集業務だけでなく、インタビューをしたりされたり、頼まれて某本に寄稿したり、他社さんと新しい仕事の相談をしたりと、外向きの仕事が増えていて少々あわただしいです。まだしばらくは不定期更新になりそうですがご了承ください。
さて。かーずSPの中の人に呼ばれまして先日ネットラジオに出てきました。
出演料としてかーずさん手打ちの麺をふるまってもらえるということだったのでお受けしたのですが、まだご馳走になっていません。すっごく楽しみにしてますので忘れずによろしくお願いします>かーずさん
ラジオの中身の方は、時節柄フリーの編集者の話をしてみたり、コミカライズの話をしてみたりしております。20分くらい話していたように思いますので、興味のある方はお時間のある時にでも聴いていただければと思います。
2008-06-23
■[お仕事]「電撃黒マ王」VOLUME.4発売中です
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らき☆すただいすきこはくさん。
ご無沙汰しております。この2週間、禁書のスタッフブログで「禁書目録ポーカー」のルールのエラッタやプレイに際してのセオリーなんかは書きましたが、こちらのblogはずっと放置してました。書きたいことはいろいろあったものの、普段150ページくらいの作業量のところを、月刊・隔月・季刊のジェットストリームアタックで350ページ以上編集するはめになり、更新どころではなかったというのが正直なところです。
さて。更新をお休みしている間に電撃黒マ王の4号が発売になりました。
電撃黒マ王 (デンゲキブラックマオウ) 2008年 08月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/21
- メディア: 雑誌
私の個人的な経験では、いけそうな作品は連載の第3話あたりで感覚をつかめることが多いのですが、この号では木谷椎さんのシャナ外伝4話(実質的には3話)と緋鍵龍彦さんの『唐傘の才媛』3話がちょうどのその「つかめた」ぽい手ごたえの仕上がりになりました。シャナ外伝の方は力を一切セーブさせずに突っ走らせた渾身の47ページ、『唐傘の才媛』の方はセンターカラー4ページを含む32ページでお届け。原作や作家のファンには是非ご覧いただきたいです。
他の担当作品では、月吉ヒロキさんの『痕』はまだちょっと手さぐりの段階。ただ先日行った第3話の打ち合わせで手ごたえを感じているので、次号ではなんとかこの手ごたえをものにしたいところです。邑澤広士さんの『倫敦キャットピープルズ』は今回やっとスタートラインについた感じなので、まだなんとも言えません。
上で書いたように今月はこれ以外にもたくさん仕事をしておりますので、発売日になりましたらまたご連絡していきたいと思います。