一意奮闘(いちいふんとう)
連山の「集合知の実験」に"磁場の動きが奇妙です"とありましたが、何か関連があるのでしょうか。
関連は不明ですが、気象庁の気象情報配信システムに障害が発生し、原因は不明で、復旧の見通しは経っていないとのこと。
証拠ニュース:9260世帯停電、JRに乱れ...千葉県内の暴風雨被害
一意奮闘(いちいふんとう)という言葉がある。意味は心を一つのことに集中し、奮い立って戦うこと。また、力いっぱい努力することである。さて、日本人は心を一つにする事ができるのでしょうか?
杭を守る(くいぜをまもる)
中国で吹き荒れる黄砂。日本にも風に流れてやってくることがあるが、中国本土の考査はすさまじいものがある。その様子を、中国人民たちが撮影し、ブログやサイトに掲載して「すごい迫力だ!」と大きな話題になっている。
中国の一部地域では、黄砂はパラパラと降ったり舞ったりするのではなく、まるで土石流かのごとく砂嵐のように都市を飲み込んでいく。その様子が克明に撮影されており、恐ろしささえ感じられる。
中国には時間がありません。必死です。本気です。人事だと思っていませんか? 日本とは無関係に中国が滅びるというような想像をしていませんか? 普通、生き残るためには何でもしますよ。世界は近くなりました、対岸の火事などもはやないのです。火の粉がとんできて延焼を免れません。のんびり見物しているようなことはできなのです。
出典:黄砂の季節
関連ニュース:日本、ドイツの没落!世界は米中がリード--米通信社
杭を守るという格言がある。守株という中国の諺が発祥であり平成の日本人を馬鹿にする言葉でもある。中国に昔、韓という国が合った。。紀元前4世紀後半頃、中国・戦国時代の国の一つである。現在の韓国ではない。戦国の七雄と言われたが、後に始皇帝の秦に併呑されてしまう。韓の国の王族であった『韓非』は、自国の置かれた危機と衰退の兆しに、国を救うには「君主独裁、法治」を実行する以外ないと考えていた。しかし、古来の氏姓制度に固執するいわゆる名門貴族たちは古の聖人たちのやり方が正統だと称し、『韓非』のいう庶政一新を拒んでいた。
「宋の国の人に畑を耕している者があった。畑に切り株があり、ウサギが駆けてくるなり、切り株に当たり、頚を折って死んでしまった。
それからというもの、男は自分の耡(すき)をほうり出して切り株の見張りをし、もう一度ウサギをせしめてくれようと念じた。
だが、ウサギは2度とは手に入らず、その身は宋国の笑い者になった」
宋人に田を耕す者有り。田中に株有り。兎走りて株に触れ、頚を折りて死す。因りて其の耡を釈てて株を守り、復た兔を得んと翼(ねが)う。兔は復た得べからずして、身は宋国の笑いと為れり。
日本を救うには人々の心を一つにしなければならない。太陽の光は小さな温かさしかない。しかし、太陽炉を使い太陽の光を集約すれば3000度になる。人々の心を集めるには学問が必要である。今の学者と呼ばれる人間は短期的願望に支配されている。彼らに従うのは株(くいぜ)を守るのと同じ愚かな行為である。誰かが助けてくれる事は断じて有り得ない。その卑怯な行為が貴方の一族を確実に滅ぼすだろう。これから世界は情報社会となる。金持ちは金持ちと集い、智識人は智識人と集い、勇者は勇者と集う。逆にいえば卑怯者は卑怯者と、臆病者は臆病者と、愚か者は愚か者と集るという事だ。
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人の事を考えない愚か者
ジャーナリストの立花隆氏国家の大事には"攘夷"から"開国"への転向という大決断、思想転換が必要なんです。
----明治維新はわかりやすい
立花 1945年の日本の敗戦もわれわれ日本人を覚醒(かくせい)させた。満州事変や五・一五事件を経て、生まれた軍閥支配の軍国主義が起こしたあの戦争ももう1つの"尊王攘夷"の戦いでした。その戦いに敗れることで、われわれは"第2の開国"で、グローバル水準の民主国家に転換。グローバル水準の科学や経済に目覚めて一時は大成功した。しかしその頂点で起きた"バブル崩壊"で再び、第2の敗戦を喫してしまったのです。
立花 そうですね。1945年の敗戦時のように、この国のシステムを根本的に解体して、組み直すぐらいのことをしないとダメだと思います。
そしていま必要なのは"第3の開国"です。文化的、社会的に"開国"して、人材を広く海外から迎え入れることです。各界で起きている危機的人材不足を補うためにも急ぐ必要がありますが、これは日本人と日本文化の海外雄飛にもつながるという視点が必要です。
もしこの必要性が理解できないとしたら、日本の危機をまだまだ自覚していないと思う。そのためには日本はもっとダメになったほうがいいのかもしれない。
でもこの先、日本が破綻(はたん)しても大丈夫です。あの1945年の経験を思い起こせば"日本は必ず復活再生できる"という確信を持てるはずです。
あまり言いたくはないが私は日本人にも人望があるが実は中国人やアメリカ人の方に人気がある。先ず世界から有能な人材を日本に招くとなる。これを言い換えれば日本は教育に失敗したという事である。失敗したのならそれを認めて改めれば良い。遠隔教育『秋月』や遠隔学習「御蔵」には各分野の人材が集り日夜、学問を修めている。次に上記の中国大陸では砂漠化が酷い状態である。10年以内に北京は砂漠に飲まれるだろう。
彼らは日中戦争で日本が広大な中国大陸を支配したように、日本を占領する為に利権団体を活用するだろう。広大な日本を間接統治にするだろう。多くの大陸移民がやってくるだろう。あるローマ皇帝は人気取りの為にローマ市民権を蛮族に無条件で与えた。それまではローマ市民権を蛮族が得るには長い従軍経験が必要だった。ローマの軍隊でローマ法を学習し、それを身につけた。その兵士がローマの安全を保証していた。しかし、無条件で与えられた市民権によりローマ軍は兵力の安定供給を失いローマ法を身につけない蛮族がローマ市民となった。ローマ帝国が急速に滅亡した理由である。ローマの市民権が不可逆的に取り戻せないのと同じく外国人居住者に与えた参政権も一度与えれば取り戻す事は不可能となるだろう。参考ニュース:献金はみかじめ料? 政・業の癒着構造
証拠本:蠢く!中国「対日特務工作」マル秘ファイル 袁 翔鳴 (著)
アメリカでは化石水の枯渇が始まり、オーストラリアでは空前の干ばつが発生している。これはイギリスで発祥した西欧合理主義(微積分)の欠陥により数学的な構造問題として発生している。日本が国土の7割近くが森林であり、特に文明発祥の地である奈良や京都が今なお多くの森林に満ちているのは日本文明が杜を守る文明であるからだ。日本に人材がいないから海外から持ってくれば良いという思考は、日本文明の精神だろうか?本当に優秀な人材を奪われた他国の事を考えないのだろうか? 私はその精神構造に対して非難もなければ批判もない日本の大衆に愕然とした。日本には土地が足りない。だから捏造テロの満州事変で満州の土地を奪う。日本には石油が足りない。だから南方の白人植民地の油田を奪う。そのような考え方が失敗したのを日本人は忘れてしまったのだろうか。日本は破綻しても必ず復活できるというがそれは自分の怠惰により卵が割れても誰かが自分に代わって割れた卵を使いオムレツを作ってくれるという他力依存の思考である。優秀な人材がいないなら教育によって生み出す。それも他人に期待せず、自分でそれを生み出す。もし、自分が愚か者でそれができないなら『秋月便り』を読めば良い。遠隔学習「御蔵」に参加すればどの程度、自分が無知だったかを知ることが出来る。自分が愚か者だと知れば人は過ちを繰り返さなくなる。それを長年繰り返せば身に付くようになる。そして、自他ともに賢者と思うようになればそれは本当に愚か者ではなく賢者だと言う事だ。
西欧合理主義で作られた炭素文明はポジティブフィードバックであり、非安定平衡により構成されている。東洋合理主義により生成された水素文明はネガティブフィードバックを含み安定平衡である。中国には時間がないがこれは核兵器を持たない日本人には更に時間がないという事だ。既にアメリカの覇権は消滅した。全ての時計は逆戻りしない。そして、今の貴方が決断できないなら未来の貴方は更に決断できないだろう。民がその王を決める権利を持つように王もその民を決める権利を有する。人間は死にたくないので危機に瀕すれば集合意識を体現する人間に従う本能を持っている。特に異民族が多いアメリカや中国、中東諸国はその本能が非常に鋭い。
「吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲 不踰矩」
孔子曰く、
吾れ十有五にして学に志ざす。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。
有為転変
2030年以降は「中国の時代」、元英紙編集者が予測--豪紙
素晴らしい勢いで復興を遂げた中国経済は、金融危機のさなかにある世界経済にとって「希望の光」であると称え、世界経済の復興に今最も貢献している国は中国、米国、ドイツの順だと主張した。
その上で、世界不況の中でも経済成長が続く中国は今まさに欧米を追い抜こうとしている、と指摘。これまでの3世紀を振り返り、1815年〜1914年を「英国の時代」、1945年〜2008年を「米国の時代」と括り、2030年〜2100年は「中国の時代」になると予測した。
仏語で世の中のすべてのものが絶えず変化して、しばらくの間も同じ状態にとどまることがないことを有為転変(ういてんぺん)という。こんな言葉さえも今の日本人は忘れてしまった。中国の人口は日本の10倍を超える。西欧合理主義が生み出した炭素文明を10倍の質量で展開すれば地球が持つかどうかを計算して欲しい。もう世界を救えるのは日本人しかいない。しかし、日本人は誰かがやってくれると考えて行動しない。砂漠に飲まれる中国が状況を発生させるまでの猶予は後少しだろう。アメリカは衰退し、中国は発展した。そして、日本人は愚かになった。しかし、愚かになったと感じたらそれを真摯に認めるべきである。そして、今からすぐに学問を始めるべきである。それ以外にどんな解決方法があるのだろうか?
君主政治と僣主政治を多くの日本人は混同している。僣主とは君主を僭称する政治体制である。君主とは天(環境)の動きを理解し、神(先祖が知りたい情報として選択した結果)を重んじ、三公諸侯や博士士大夫(側近となる人や賢人、勇者)を集め、暴力や貨幣や洗脳を使わずに、人々の自発的意思を調整する人間である。その政治体制を君主政治という。君主の器にないのに君主を僭称すればそれは大衆から僣主として打倒され共和政治(貴族政治)となる。砂漠を緑化する時に重要なのは土壌である。木を植え水を撒いても土壌にミネラルがないなら木はすぐに枯れる。しかし、木を植えなくても良好な土壌ミネラルと水を与えればその大地は草原となる。草原は月日の流れにより森林となる。日本に優秀な人間がいないから海外から持ってくるというのは土壌もないのに木を植え水を撒くのと同じである。君主が本当に立派な人ならばその言葉を理解できるだけの学問を民が身につける必要がある。そして、君主の指示を実現できるように行動する必要がある。もし、選択した君主にその器量があるならば彼は決して無理は言わないだろう。
関連コラム:水素文明
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