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ラノ漫 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-12-16




今日の一枚

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普段見ない顔。新入りさん?






[]赤穂浪士の晩餐




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鴨肉入り生卵のぶっかけ飯、鴨と菜の吸い物、かち栗、昆布




校了単行本作業でバタバタしてて2日遅れですが、四十七士(のうち大石内蔵助らおよそ1/3)の仇討ちの夜の食事。




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鴨の肉を焙って小さく切ったものに醤油味醂のつけ汁をかけ回しておき、鉢に生卵を割り込んで醤油で味をつけたものの中に鴨肉と刻んだネギを入れ、炊き立てのご飯にぶっかけていただきます。




たまごかけご飯は明治時代、岸田吟香が初めて食べてこれを広めたという説がありますが、それより100年以上も前にこういった食べ方があったというのは驚きです。

2008-12-15




今日の一枚

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とてつもなく恐ろしい気配がする…。






[]幕末カステラ




子母澤寛「味覚極楽」




 幕末の頃の、長崎カステラ広告に、カステラを薄く切り、わさび醤油で食べると酒の肴として至極上等だということが書いてある。




という一節がありましてね




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とりあえず試してみた。




写真では厚切りですが、これをさらに薄く切ってわさび醤油にひたして食べます。厚いまま食べると、カステラわさび醤油の絶妙な均衡が保てず残念な感じになるので、必ず薄く切ってください。




で、感想なのですが。悪くないです。けっこう美味しい。たとえるなら砂糖醤油で食べる餅の味を濃厚にして、わさびの風味を加えた感じ? 単調で飽きやすいカステラの味に深みとアクセントが加わって、いくらでもいけそうです。面白いなあ。




ちなみに「味覚極楽」ネタ元と思われる、京都長崎ではない)油小路通三条上ル二丁目東北角にあった菓子屋「萬屋」の引き札(チラシ)によると




 ○御用ひやう御茶菓子のみにあらず

寒気の節は○ふたものに入沸湯さして御用ひ

暑気の節は○右に同しく冷泉にひたして御用ひ

酒肴には○右に同しく大根おろし山葵の類にて御用ひ

其外煮物のさし込料理ものゝ取合酒の二日酔によし

旅行にたづさへて水のかはりによし

御進物箱入品々御座候

外に極製花ホウル御座候御試のうへ御用奉希上候




とのことで、大根おろしなども合うらしいです。




なにかの折にいただいたカステラが余ったりしたら試してみてはいかがでしょうか。






味覚極楽 (中公文庫BIBLIO)

味覚極楽 (中公文庫BIBLIO)

かすてら加寿底良

かすてら加寿底良

2008-12-14




今日の一枚

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冬毛が生えて丸くなってきました。






[]かーずラジオ37盛り目




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かーず麺ふたたび。




かーずさんから大量にいただいたかーず麺を食しながら、かーずラジオ37盛り目を視聴中。ゲストは「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」の伏見つかささん桑谷夏子さん曰く「サーファーぽい」担当編集三木さんが睨みをきかせながら進行する独特の空気が面白いです。




それはそうとかーずさんはオナホールトーク自重




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2008-12-08


今日の一枚

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しっぽ釣り




[]魯山人琥珀揚げ




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笹倉さんと単行本の打ち合わせがてら作った晩ごはん(の一部)。




琥珀揚げは北大路魯山人創作料理。基本は天ぷらですが、衣を葛で作り、胡麻油(ある程度古いものを推奨)で揚げ、出汁で溶いた葛に醤油砂糖を加えた餡でいただきます。透き通った琥珀色の餡が美しい一品です。




シンプルで一見簡単ですが、葛を衣にするのが難しく、それ以前に葛粉がスーパーとかにはあまり置いていないものですので、そういう意味でも結構面倒くさかったです。




綺麗で美味しいけれどもちょっと手間な一品。心と時間に余裕がある時にお試しください。




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