(cache) ラノ漫

2009-01-07

陶磁器の話をした途端にウェッジウッドが経営破綻したりする激動の2009年初頭。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて。今日は業界の大先輩２人に捕まりまして、ご両人が色々とおいたが過ぎる私を延々６時間、飲み屋で本っ気で心配しつつもお説教してくださるという、ハードな新年会に出席してきました。

まさかこの歳になってこんなに親身になって叱られることがあろうとは思いもしませんで、ただいま感動＆大反省中です。ごめんなさい。超調子に乗ってました。

そんなわけですので、今年は心を入れ替えまして謙虚にいきたいと思います。今更かもしれませんが、皆様におかれましてはご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

Ｆ４Ｕさんの待望の初単行本「今夜のシコルスキー」がamazonで予約を開始したのでご案内。同人活動で見せる強烈なイマジネーションと比べると商業は大人しめではありますが、それでも2009年イチ押しのエロマンガです。

若手の陶工・伊藤剛俊さんのポットとボウル。

さて。昨年のへうげもの展以降、料理を始めたこともあいまって器に興味を持つようになったのですが、私の大金時殿が激しく反応する茶器を最近見つけたので、購入してひとりお茶会。鳳凰の羽のような鉄釉の文様が実に愛い。

ちなみに、せっかくだから茶器に見合うへうげた書物を読みながらティータイムを過ごしたい喃、と思い机をまさぐっていたら出てきたのがこれ。

ゲーム部屋を作った時に出土した発掘兵器。もちろん読みましたが、富野が濃すぎて茶の味はおぼえてません。

正月三箇日もあけまして、今日は某店でご機嫌な酒を振る舞われた後、編集部に直行して本格的な仕事始めの下準備をしてきました。印刷所が閉まって先延ばしになっていた単行本作業が、明日からめいっぱい動きます。

さて。今年に入って私の回りで風邪をひく人が続出しております。顔ぶれを見るとどうも年末に有明に詣でていた人たちばかりなので、同人誌と一緒に風邪をもらってきたのではないかしらんと考えています。

年に２回しかない貴重なお祭りですから、無理を押して来る風邪ひきさんも多いでしょうし、寒暖の差は激しいわ汗はかくわ疲労するわで防疫力が低下しがちでもありますので、気を抜くと危険です。正月休みが風邪で潰れるなんてことになると目も当てられない。

コミケに向けた体調管理の話はよく聞きますが、買った本を後でじっくり落ち着いて読むためにも、コミケ中・コミケ後の体調管理は大事だよなあと思う次第です。

今年は入ってこなかったそうで仁左衛門は飲めず。残念。

よいこのみんな！あまぞんのはつにが「牝奴隷飼育学園」「快傑ズバット大全」なんてだめなおとなにならないようにしようね！せけんのめはつめたいぞ！

ちゃうねん。リアルドリーム文庫なんていうレーベルが知らない間にできてたんで、ちょっと見てみたかってん。快傑ズバットは趣味。

さて。そんなわけでまあ、チバトシロウさんとか好きなんで絵師買いして読んでみました。ぶっちゃけ挿絵がついた黒本でした。いや挿絵があるのは嬉しいですけど。黒本の基本に忠実なんで安心して読めましたが、ただ、ひとつだけ難を言うなら、黒幕の爺さんが歯抜けの間抜けな声であえぐのはやめて欲しかった。

「おしょうしゃんのおまんちょきほしいいろぉ――ひょほっ！」

とか言われても、その、なんだ、困る。なんなんだ「ひょほっ！」て。面白かったけど。

コイツの嫁探知力は異常。