資産家は恐慌時に生まれる
「日本の危機悪化、政治のせい」 英紙、社説で批判
【ロンドン=尾形聡彦】「日本の危機は政治がマヒしているせいで悪化している」。英フィナンシャル・タイムズ紙は25日付の社説でこう指摘し、日本はすぐに総選挙を実施して、意思決定できる政府をつくるべきだと訴えた。
社説は「邦銀は外国の金融機関ほど不良資産にさらされていなかったことから、日本は当初は金融危機から守られていた。しかし、慢性的な輸出依存により、世界の需要が衰えると経済が止まってしまった」と日本経済の現状を分析。こうした状況に麻生政権は、不十分な対応を続けていると批判した。
さらに「麻生政権は弱体化しすぎていて、政策を通せない。自民党も不人気すぎて、(任期満了となる)9月より前の総選挙を、検討もできなくなっている」とした。
浮上している「税金による株式買い上げ対策」も「金がかかりすぎ、銀行が一息つけるだけで一時的な対策にしかならない」と断じた。
アメリカのエール大学で教育を受け1960年代の日本に投資して巨額の利益を得たジョン・テンプルトンは「資産家は恐慌時に生まれる」という名言を残しています。彼は大恐慌以降に1ドル以下の倒産株と呼ばれた株を買って長期に保有して大成功しました。彼の仲間は情報を通じた富豪ネットに接続していたからです。
彼らは勝つべくして勝っています。それを戦略といいます。詳細は「秋月便り」の3月危機対策シリーズをご覧下さい。ネットで自分自身の考えを言語化してもそれが認識できないなら意味は在りません。緑という言葉が生まれるまでは蒼も緑も青でした。彼らがチームで来るならチームで対応するのが定石です。覇権国は世界の正義を決める国の事です。彼らは第二次世界大戦で勝利者となったので覇権を手に入れ富豪となりました。そして、今将に日本はその歴史的な転換点に位置しそれが発生しています。歴史的なチャンス(好機)!
既存のビジネスモデルの崩壊
職員給与、手当明細も公開しました」。
鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)が市のホームページに2007年度当時の市長、教育長ら幹部を含む職員計268人の給与明細を匿名ながら1円単位で公開し、波紋を広げている。
(略)
この明細によると阿久根市の職員の年収トップは医師で2586万34円。同市によると医師は中心部から遠く離れた診療所に配置するため市が雇っているという。年収が2番目に高いのは07年度当時の市長で、総額1015万6800円。その下に年収900万円台がずらっと並び、上位162人が年収800万円以上、職員全体の54%が年収700万円以上という状況だ。竹原市長は自身のブログで「阿久根市の税収はわずか20億円。今後は景気の悪化で税収はさらに減るだろう。市民は収入の減少で生活維持に必死だ」と、経営という観点から市役所の人件費が高すぎで、問題であることを市民に訴えている。
朝日新聞社の平均的な社員の年収は1329万円、日経新聞では1304万円です。いまの日本は派遣社員という労役者を中心としたワーキング・プアにより構成される格差社会です。これから長く膨大な貿易赤字が続きます。それは日本において階級社会を固定化するでしょう。特権階級の是正は進まないと考えています。貧しい人たち(奴隷化した世襲的労役者)は基本的に長期間の節約や学問が嫌いだからです。長く忍耐強く行うという作業が苦手なのです。
"
心配に対する最上の対策は忍耐と勇気である。
ヒルティの 「幸福論」 より
"
"
決心する前に完全に見通しをつけようとする者は決心することはできない
スイスの哲学者 アンリ・フレドリック・アミエル(ユグノー家系)
"
公務員、医師、銀行、保険、マスコミというアメリカ覇権という権力構造に依存したビジネスモデルは無惨に崩壊します。事前の準備をしているかどうかでその命数は決まるでしょう。大艦巨砲主義という戦闘教義の崩壊です。
自分の不幸を人に感染させてはなりません。しかし、そうする人々がネットで激増しています。海にゴミを捨てれば何れは自分に汚染が広がります。眠れぬ夜は下記の本でも読みましょう。
既に次世代の富豪が戦略的展開を終え、戦略的開進に移行しています。貧しい人も富める人も選挙において一票は一票です。(知識人と富裕層の対策を取る人はクリック)自分で選択した政治家に売られた中流階級は10年で回復不可能なぐらい没落し固定化します。
実名での鎮魂歌を聞きたい人は → 無料メルマガ登録
コメントする