人口崩壊の歴史
グラフの出典先:社会実情データ図録今年全面核戦争が阻止できたのは大成功です。これで人類の破滅的な人口減少はなくなります。日本人にとって最大の朗報は対談22の大成功です。これが崩れれば東部日本は後述しますが構造的な問題から地獄化しました。これほどの朗報はありません。組織の維持の為に残留した多くの仲間に伝達します。残存する伝統的階級の知識人は存分に現在の職業を退職してCyberULSに合流して下さい。組織の維持はから機能の維持を優先します。既に大成功と連絡があった対談22の成功により東国は大丈夫です。所定のポイントに集結してください。皆さん、よく頑張ってくれました。我々が世界に貢献するべき事は現時点では既にありません。所定の場所にゆっくりと確実に教本に従って移動して下さい。取りあえず非対称戦争(マネー戦争、テロ戦争、マインドコントロール戦争)は終決です。 関連コラム:組織の崩壊と機能の維持(5)~至誠のこころ
ドイツ
【戦争の結果と影響】
三十年戦争から最も大きい利益を引き出すことができたのはフランスであり,ついでスウェーデンであった。フランスはメッツ・トゥール・ヴェルダンの3司教領のほかエルザスのオーストリア領などを得,スウェーデンはポメルン西部(フォアポメルン)とブレーメン大司教領・フェールデン司教領・ヴィスマールなどを獲得してバルト海制覇の基礎を固めることができた。一方,この戦争によって大きな打撃を蒙ったのはスペインとドイツである。ウェストファリア条約によって正式にオランダの独立を承認したスペインの頽勢はこのころから決定的となり,神聖ローマ皇帝の権力も弱体化した。両ハプスブルク家による包囲体制の打破を外交政策の基本としてきたフランスは,この面からも戦争の最大の受益者だったのである。
国内的な面からみれば,戦場となったドイツの被害はスペインの比ではなかった。バルト海沿岸の海港を失ったことによってドイツの貿易は大きな打撃を蒙ったが,それだけではなく,国土は荒廃して人口も減少し,それに伴って国内経済も萎縮した。人口の減少は戦争そのものによる人命の喪失によるよりも,疾病の流行など戦争に伴う被害によるところがはるかに大きい。また戦場となったか否かによって,人口減少の地域差も激しい。しかし平均していうならば,農村部は約40%,都市部は約33%の人口を失ったといわれており,その回復には長年月を要したのである。
〔参考文献〕中村賢二郎「ルネサンスと宗教戦争」『三十年戦争』世界の戦史5,1966,人物往来社
出典:●三十年戦争 さんじゅうねんせんそう ヨーロッパ AD1618
30年戦争で最も重要な点はバルト制海権を失った事と都市部より農村部に人口減少が強く発生したという事です。ドイツは日本と違い大陸国ですから陸路での輸送も可能でした。それでも輸送ネットワーク網で脆弱な農村部分には知の集約化が遅れて耐性ある飢餓及び疫病対策が取れませんでした。農村で食糧を作っているのだから農村の方が安全だと思うのは浅はかです。江戸時代の飢饉は江戸や大阪、京都では滅多に餓死者がでませんでした。多くの場合、東北などの辺境農村地帯で大量の餓死者が生まれています。死亡率の上昇は多くの場合、知的レベルの低い場所で発生します。また、その東北地方でさえ武士階級の餓死者はほとんどいませんでした。これは社会的コミュニケーション・メディアの差です。武士階級は商人や農民より貧しい人が多かったのですが権力や知識という別のコミュニケーション・メディアを複数保有しています。それ故に農地も持たぬ彼らは費用に強い立場を維持していました。もし、対談22が失敗していれば後述しますがこのようなドイツ状態に東国がなったでしょう。
フランス
イギリスとフランスが中が悪い理由は(百年戦争)
1.因縁の始まり
先に手を出したのはフランスでした。ノルマンディー公ギョイヨームが1066年にイングランドを征服したのは先に述べました。イングランドのノルマン人支配の時代(1066-1154)には、征服されたサクソン人達は憎きノルマンと思ったことでしょう。
この後、イギリスはフランス諸侯と縁戚関係をもつことでフランス領土を獲得していきます。この頃はまだ国家という概念が確立していないので、英国王は仏王の諸侯の一人であるという関係でした。(略)
2.百年戦争の経過
イギリス海軍はまずフランス海軍をレクリューズ沖で壊滅させ制海権をとります。これによってフランス進出が容易になり、エドワード3世は1346年の「クレシーの戦い」で大勝利を納めます。(略)
3.フランスの被った損害
百年戦争でフランスの人口は三分の一に激減しました。フランスが失った人口を回復するには300年もかかりました。
度重なる戦争と略奪によって農村は壊滅的状態になり、飢饉のためにパリ近郊では人肉食らいが横行したほどでした。フランスは正に滅亡の危機にさらされたことになります。
4.まとめ
イギリスとフランスは互いに侵略を繰り返した歴史があり、これが両国のトラウマとなっているように思えます。特にフランスが受けた被害は甚大でした。神の命によってイギリス軍と戦った聖少女ジャンヌ・ダルクを偽りの裁判によって火焙りにしたことは許しがたい感情を残したに違いありません。
出典:百年戦争(英国の歴史)
百年戦争においてもドイツと同じくフランスの人口は激減しました。3分の1となり回復するのに300年も必要でした。先ほどの30年戦争で最も利益を得たのはフランスでしたがそれには過去の教訓が生きていたのでしょう。このフランスにおける餓死も北海の制海権が重要でした。平成の台湾沖航空戦であり、平成のフィリピン海戦と呼ばれる平成の捷号作戦は、このような制海権を競う戦いでした。知識というのは交易によって現実世界に影響を与えます。交易の交という文字は交わり、易という文字は変化を表す象形文字です。気候変動は環境適応能力より変化適応能力を必要とします。つまり、交易をする事によって変化を促すことになります。その変化速度を制御するのがロードバランサであるCyberULSです。それなりの数の官庁や政治家、企業はそのメンバーの誰かと合っているはずです。日本国内の活動は諸外国に比して非常に少ないものです。これは日本がアフロユーラシア大陸(世界島)の辺境に位置しているからです。海軍力というものは基地に依存します。情報社会における海軍基地とはデジタル拠点といえます。デジタルとはオン(入り)とオフ(切り)の事です。ある基地に船や人員がどれだけ居るかというのはアナログですが、基地があるかないかはデジタル(有・無)になります。西国には秋月、流星、飛龍を始め多くのデジタル拠点網が統合整備されています。一つのデジタル拠点は、多くのアナログ力を集めることができます。アナログ力は多くの人々を現実世界と無形化世界を結びます。東国において最も重要なシンクタンクと政治団体が集い語り合ったのが対談22です。この2つが並立する限り、東国は安泰です。
中国
戸籍はないが信憑性が高い数字と言われているのが戦国時代(前403~前221年)の2000万人である。最初の戸籍の記録は西暦2年前漢末期で、6000万人と記録されている。その後中国は動乱が続き57年後漢によって統一されたとき2000万人になっていた。後漢が繁栄した100年後157年の戸籍では6000万人になっている。しかし、繁栄のピーク時は既に衰退が始まって、6000万人を支える食料の生産が追いつかず、飢餓と不満から全国で動乱が起き、やがて後漢は滅亡し(220年)、混乱の時代は隋の統一(589年)まで長きに亘り、人口崩壊が続く。一時期中国を統一した西晋(265~310年)に1600万人と言う戸籍が残っている。
出典:世界の人口
上にあるのは軍閥時代の中国地図(数十年前)です。もし、アメリカが崩壊もしくは内乱状態になれば台湾、北朝鮮、韓国が瞬時に陥落するでしょう。日本も危機的な状態にはなりますが、対談22のような日本の帰趨を決するような事にはなりません。既に北京は砂漠化が始まりました。遠からず遷都を発表するでしょう。北部及び西部の内陸化の進行は民族大移動を誘発し、中国大陸で大規模な人口崩壊を引き起こします。それは上記の歴史にあるように常に発生していました。100年前にも軍閥と呼ばれる多くの地方政権が乱立していました。再びそれが発生します。世界の動乱は中国大陸(Lagrangian point 5)の動乱を誘発します。この誘発を止める事ができるのは対談22しかありませんでした。CyberULSの主力はLagrangian point 4(アメリカ)におり世界全面核戦争の阻止会談で手がいっぱいでした。当面はその事後処理の為に混乱する世界決済の後始末をするしかありません。具体的に担保を債券化しつつ物々交換のように債券交換によって電子ネット網を使って量子的に最適化します。日本本土において対談22が成功したが故に安心してこちらに戦力を集中できます。伝統的階級はそのルーツに従って順次、組織ではなく機能を最大化できる部門に移動して下さい。理由は自分で見て、聞いて、考えて下さい。
日本
日本で人口崩壊が発生したのは一度だけです。縄文時代は13000年前に始まり人口は2万人であったが、最も温暖(今より2度プラス)な6000年前には26万人に増えて、2300年前(寒冷で今より2度マイナス)に7万人になりました。かなりの人口崩壊ですがそれ移行は適切な人口管理により人口崩壊は一度も発生していません。現在、工業国で一番人口崩壊が発生しているのがロシアです。ソ連崩壊後のロシアも人口減少に直面しロシアの男性の寿命は過去15年間で5年短くなりました。ソ連崩壊による社会不安から、過度の飲酒、喫煙、ストレスから寿命を縮めました。1990年63.4歳だった男性の平均寿命は58.6歳です。女性の出産率も1.17人と低いので、50年後にロシアの人口は3分の1になると予想されています。恐らく、もっと急激にロシアの人口は崩壊するでしょう。そして、対談22が失敗していれば日本におけるチェルノブイリ現象が発生しそれによって誘発される財政破綻によってモラルが崩壊しました。理論上、CyberULSの量子計算機によれば対談22が成功すれば日本の人口崩壊は防げるが失敗すれば確実に東国中心に人口崩壊が発生するという結論です。行動には必ず結果が発生します。その結末は神のみぞ知ります。しかし、上記にある日本の地域別人口増加表をご覧下さい。化石エネルギーによる人口ボーナスは東国の人口密度を再生不可能な水準にまで上昇させました。こうなれば現在のサブプライムローンによる金融崩壊と同じく活断層が動くような形での崩壊しか理論的に存在できません。そして、人間の一定数が可能だからするという能力史観ではなく、せざる得ないからするという必要史観を持つ以上はかなりの被害が不可欠となります。歴史的事実から算定すればそれは地域の1割から3割の死亡となります。悲劇が発生した時、パニックを誘発せずに対応するには知識レベルの高い人間をノードとして結びつつ、その互いの太さを細くする(遠くする)ことが重要です。理由は太くなれば接続可能なラインが少なくなるからです。つまり、地震活動期の為に一人のCyberULS幹部(最高幹部ではなく、弁務級を含む)も常駐していない東国はその世界最高レベルの知的情報ネットから最も遠い存在であり、無知蒙昧なマスメディアによる洗脳空爆を最も激しく受け続けているエリアなのです。そして、全ての夢は終りました。夢とは無形化した情報世界の現実です。そして、人が見る夢の多くは儚いと言われています。人編に夢で儚いとは上手に象形文字を作ったものです。どんなにリアルでも予知夢は夢ですから対策がとれます。夢ですから多数の夢に対して多数の対策を行うことができます。
しかし、これから夢のあとが始まります。それは現実であり変更はできません。
この文章の中盤にインフィニティという音楽があります。無限という意味です。金持ちも、貧乏人も、運が悪い人も、臆病で行動できない人も、頭が悪くて理解できない人も、すべて同じ日本人です。日本人の誰かが生き残ればインフィニティとなります。だから喜びましょう。人間は自分が思うほどには幸せでも不幸でもなく、自分は不幸だと思う事が不幸なのですから....
関連コラム:2009年1月下旬の危機 クライシス in アメリカ
参考コラム:燃え尽きる庶民と新しい勝ち組
教訓コラム:太平洋戦争、失敗の研究 / 【空気支配】人材兵站線への間接アプローチ
コメント
Rainen no America no houkaigo ni Cyugoku ga cyousen to taiwan ni sinkou shi, sonogo Nihon nimo sinkousitekurudesyouka?
Posted by Ouka at 2008年10月27日 07:03
電子メールaddress ga machigatute imasita.
raiden15@gmail.com
desu.
Posted by Ouka at 2008年10月27日 07:16
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