ロングインタビュー ジョン・ウー
人生の壁にぶつかった時、彼らは何を思ったか?
あの人の25歳のころと今をインタビュー。
掲載日 2009.04.09
武田篤典(steam)=文
text ATSUNORI TAKEDA
サコカメラ=写真
photography SACO CAMERA
Vol.236 - Page1
「団結すれば、成功できる」
ジョン・ウー
じょん・うー
1946年、中国・広州市生まれ。23歳のときスクリプターとしてキャリアをスタート。71年、ショウ・ブラザーズで張徹監督の助監督を務め、73年『カラテ愚連隊』でデビュー。77年、『マネー・クレイジー』でコメディ映画監督としての地位を確固たるものにすると、86年『男たちの挽歌』で“香港ノワール”を世に問う。同時にチョウ・ユンファをスターダムに。90年代からハリウッドで活躍。『フェイス/オフ』で全米を席巻すると、00年にはトム・クルーズからの熱烈なオファーを受け、『ミッション:インポッシブル2』を手がける。『レッドクリフ』は18年前からの悲願。昨年PART1が公開され、大ヒット。現在DVD発売中。PARTIIは4月10日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国超拡大ロードショー
ジョン・ウーロングインタビュー
圧倒的なスケールで描かれる戦闘シーンは、血がたぎる。
全身に矢を受けてなお闘う将軍の姿は劇的だ。
が、同時に多く命が失われている。戦場のひどさも描かれる。
燃える、男たちの団結の物語。でもきれいごとではない。
暴力を美しく描く、根っからの暴力否定論者は、
平和への思いを、静かだけれど熱く、にこにこと語るのである。
ジョン・ウーロングインタビュー
コートはさほどロングではなく、いや、むしろショート。ホテルの一室なので、もちろんはためいてはいないし、スローモーションではない。小柄で落ち着いていて、握手する手のひらは温かく意外に柔らかい。柔和な笑みを浮かべる62歳。身震いするほどスタイリッシュな映像表現で男の友情と絆を描いた『男たちの挽歌』シリーズしかり、『オズと魔法使い』の名曲「オーバー・ザ・レインボー」に乗せてハードな銃撃戦を見せつけ、暴力の悲惨さを訴えた『フェイス/オフ』しかり…。25歳から34歳男子が生きる指針とするのにふさわしい作品が、このビリケンさんのような笑顔の奥底から生まれてきているのである。インタビューの趣旨を説明するや否や、ジョン・ウー監督、自身の25歳をすぐさま語ってくれるのであった。ショートなコートを着たままで。
ジョン・ウーロングインタビュー
(掲載日 2008.11.26)
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