元警視、車とも接触20万円渡す 飲酒事故直前、迷惑料として栃木県警の元警視で、県交通安全協会交通安全実技指導室の滝田幸夫前室長(62)が飲酒運転でフェンスにぶつかる物損事故を起こした問題で、元警視が事故直前に乗用車との接触事故も起こしていたことが20日、県警への取材で分かった。 滝田元警視は相手の男性に「迷惑料」として現金20万円を渡し、警察へ申告していなかった。県警は、道交法違反(事故不申告)容疑については「通常立件しないケース」として立件を見送る方針。 県警によると、接触事故を起こした場合は両当事者に申告義務があるが、双方が納得していれば、ひき逃げなどの重大案件でなければ立件しないという。 事故は1日夜発生。滝田元警視が自宅で日本酒を飲んだ後スーパーに買い物に行き、駐車場で止めてあった乗用車に接触、バンパーを破損した。 直後、同じ駐車場内でフェンスに衝突。飲酒検知で呼気1リットル中0・15ミリグラム以上のアルコールが検出されたとして道交法違反(酒気帯び運転)容疑で書類送検された。 【共同通信】
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