ウッドデッキの作り方をはじめてDIYに挑戦という方にもわかりやすく解説!
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木材のカット

  
  塗装の後は木材のカットを行います。カットする順番は必要に応じて束柱、根太の順で行っても、初めに全ての材をカットしても
  どちらでもかまいません。
  一度で行ったほうが作業効率は良いと思いますが、私は飽き性なので基礎の木材だけをカットして施工、フェンスの木材だけを
  カットして施工というように何度かに分けて作業を行いました。

直線のカット


墨付けをする

  材を直線にカットするときは丸ノコを使います。木材の木口は真っ直ぐとは限らないので墨付けの前に墨付けをする反対側の
  木口を少しカットしておいたほうがいいです。(丸ノコ用角度定規で直角に切断)その後にメジャーで測り、サシガネねで墨付
  けします。墨付けは消せるように鉛筆で行います。


     木材の長さを測る     サシガネで墨付け      

丸ノコでカットする

  後は丸ノコ用角度定規を材にあてがい、線に沿って切断します。墨線の確認は丸ノコのベースだけで確認せずノコ刃が墨線に
  当たっていることを直接確認します。材に刃をあてがった状態で丸のこを回すと材が割れてしまうので切るときは一度、材から刃
  を離して丸ノコを回してから材に当て切断します。


      丸ノコのベースで確認    丸ノコの刃で直接確認    丸ノコでカット  

  90mm角などの一度では切れない木材は4面に墨付けをしてカットします。この場合、断面がずれてしまうと、束柱はゴマカシが
  ききますが、フェンス柱は笠木をのせたときに隙間ができてしまうので慎重にカットします。



直線カット用ガイドの自作


 直角のカットを何度も行う必要があるので直角用丸ノコガイドを自作しておくと作業が早く行えます。角度定規があればこの
 自作ガイドはなくても大丈夫ですが、使ってみた感じでは、こちらのほうが面が広いので安定性がありました。


自作ガイドの使い方




  図のように自作ガイドを加工する木材にあてがって
  カットします。




自作ガイドの作り方




  自作ガイドの作成は 300mm×300mmほどの合板に
  直角 に角材を固定するだけです。ホームセンターの端材
  コーナーを利用すれば200円程度でできます。






変形部分のカット


 変形部分など細かいカットは基本的には手ノコを使います。私はレッドシダーを使ったのでジグソーで行ってしまいましたがハード
 ウッドなどではジグソーでは危険かと思われます。


       


正確な寸法にカットするコツ


 墨線を引くときは、カットするときに墨線の左側に合わせるのか右側に合わせるのか決めておいたほうがいいです。あいまいにしてい
 ると数ミリの誤差がでることもあります。私はただなんとなくでやっていたのですが、太い材を4面カットするときなどに、断面がかなり
 ずれてしまいました。

      (例  墨線の左側を使う場合))

      墨線を引くコツ


◆安全のための注意点◆


 ・ 安全のために必ず作業台などに木材を固定して行うようにします。長い木材を加工するときに材がたわんでしまう場合は端材
  などを4つほど地面に置き、その上に木材を乗せたりなどの工夫をします。

 ・ 木材がたわんだ状態でカットするとキックバックが起こりやすく非常に危険です。キックバックとは丸ノコの刃に何らかのストレスが
  かかり丸ノコや材がはじけ飛ぶ現象です。特に硬い材ほど、その衝撃も大きいらしいのでハードウッドを使う方、要注意です。

 ・作業中はかならず防じんマスク、防護メガネをつけましょう。






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