サブカテゴリー

17歳・原口に岡田監督もドイツも注目

日本代表の岡田武史監督(後方右)が見守る中、U―20日本代表候補合宿で軽快な動きを見せる原口元気
日本代表の岡田武史監督(後方右)が見守る中、U―20日本代表候補合宿で軽快な動きを見せる原口元気
Photo By スポニチ

 17歳の新星MF原口元気(浦和)がA代表からも、ドイツからも熱視線を浴びた。日本代表の岡田武史監督(52)が指揮する初のU―20日本代表候補合宿が20日、静岡県内でスタート。注目の原口は、首脳陣を前に抜群の存在感を示し、A代表入りに意欲を見せた。またドイツ人の有力代理人、トーマス・クロート氏が原口のプレーを極秘視察、既に浦和の関係者と接触していたことが分かった。 【U―20日本代表候補メンバー

 意識レベルの高さは早くもA代表に匹敵していた。岡田監督による初のU―20代表候補合宿が始動。飛び級招集で注目される原口だが、この日は「若さ」を理由に注目されることを拒絶した。「若いから注目されるというのは嫌ですね。平等の目で見られて、評価されるならうれしいですけど」。17歳とは思えぬプライドの高さをのぞかせた。

 練習前の円陣で岡田監督から「他の国ではこの世代でA代表に選ばれることは普通だから頑張れ、門戸は開いてある」と強烈なメッセージを投げかけられた。「A代表の監督ですから、意識はします。若い選手でも力があれば入れる。しっかりアピールしたい」。最高の励みになった。

 A代表首脳陣に、ピッチ上でも抜群の存在感を見せつけた。実戦形式ではパスが来ないと見るや、ポジションを下げゲームメークに徹するなど高校生離れした状況判断を見せた。岡田監督については「パスの後、ボーッとしてたら怒られた。細かい部分まで見てますね。でも練習全体を通じての驚きはなかった」と平然としたものだ。

 そんな原口を“世界”が放っておくはずがない。現在、FW高原(浦和)らを担当するドイツの有力代理人、トーマス・クロート氏が原口のプレーを見るため来日。18日の浦和―京都戦を極秘視察し、あらためて能力の高さを絶賛したという。既に浦和関係者とも接触。昨年もバイエルンMから練習生オファーを受けた原口だが、再び世界から熱視線を浴びた格好だ。

 21日には流通経済大との練習マッチが予定されている。原口は「監督が一番言ってたのはパスを出して動くということ。当たり前のことですけど、当たり前のことを当たり前にやりたい」。気負いや力みもないが、目標設定の高さに「若さ」は感じられない。17歳MFの視線はA代表をしっかり見据えていた。 日本代表レプリカジャージ

Yahoo!ブックマークに登録 [ 2009年04月21日 ]

関連ニュース

読み込み中..

PR

関連写真

読み込み中..

ニュース

スポニチ てれびぃ

クイックアクセス

Jリーグ

アジア・チャンピオンズリーグ

日本代表

欧州サッカー

ブログ&コラム

ピックアップ

スペシャルコンテンツ

このページの先頭に戻る ▲