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■ リッピングに失敗した時の対処法「DVDFab HD Decrypter」

DVDFab Decrypter」は通常のDVDだけでなく、HD DVDやBlu-rayといった次世代のDVDのリッピングにも対応した「DVDFab HD Decrypter」として2009年1月現在配布されています。名前は変わりましたが、「DVDFab Decrypter」の時代と同様、通常のDVDに対する強力なリッピング機能は健在ですのでバリバリ使い倒していきましょう!

DVDFab Decrypter 5.x.x.xRipGuard」や「ARccOS」といった、強力なプロテクトを採用したDVDが増えてきています。

DVD Decrypter」ではリッピングできない、こういったプロテクトDVDにあたってしまった場合に、まず試してみるべきツールが、この記事で紹介する「DVDFab HD Decrypter」です。

「DVDFab HD Decrypter」 は、バージョン 5.x.x.x から 「DVDFab」 というツールに統合された形で配布されるようになりましたが、バージョン 4.1.2.0 以前と同様にDVDのリッピング機能は無料で使えますのでご安心ください。

» この記事では、2008年8月23日現在の最新版 「DVDFab HD Decrypter 5.0.8.5」 をもとに説明しています。
(初期の 「DVDFab Decrypter」 をお持ちの方はDVDFab Decrypter 2.9.x.x を参考にしてください)

» さらに強力なDVDリッパーが必要な場合は、シェアウェアながら3週間は無料で使える、「AnyDVD」を使うことをおすすめします!



▼ 「DVDFab HD Decrypter」 のダウンロード&インストール

DVDFab HD Decrypter 本体のダウンロード 「DVDFab HD Decryptrer」の最新版 を、右の公式サイトからダウンロードしましょう。

Download」と書かれたリンクをクリックして、ファイルを適当なフォルダに保存してください。

Download 5.x.x.x Beta (M D, Y)」 のようなリンクが設置されていることがありますが、こちらは 「ベータ版」 と呼ばれる代物で、まだ動作が不安定な次期リリース予定のバージョンのことです。(特に理由がない場合は、ベータ版のダウンロードは避けるようにしてください)

「Internet Explorer」 の場合、ファイルのダウンロードがブロックされてしまうことがありますが、そのような場合は、画面上部のエラーメッセージをクリックし、 「ファイルのダウンロード」 を選択してやることで、ダウンロードを再開することができます。

ダウンロードした 「DVDFab5xxx.exe」 なるファイルを開くと、インストーラーが立ち上がるので、指示に従ってインストール作業を進めていきましょう。


▼ 「DVDFab Decrypter」 からアップグレードした際の後始末について

DVDFab Decrypter」 をアンインストール後に 「DVDFab HD Decrypter」 を新たにインストールし、DVDドライブにDVDを挿入すると下のようなウィンドウが立ち上がります。

このウィンドウでは、マウントしたDVDをどのアプリケーションで処理するかを選択できる便利なものですが、なぜかアンインストールしたはずの「DVDFab Decrypter」がリスト内に残ったままになっています。

これはおそらく、「DVDFab Decrypter」のアンインストーラーのバグだと思いますが、
気になる方もいると思いますので、ここではこの問題への対処法を説明していきます。

レジストリエディタの起動
まずは「スタート」→ 「ファイル名を指定して実行」と選択し、
上のように「regedit」と入力して「OK」をクリックしてください。

もし「ファイル名を指定して実行」という項目が見つからないような場合は、スタートボタンの上で右クリックして、「プロパティ」を選択します。

タスク バーと [スタート] メニューのプロパティ」 というウィンドウが立ち上がるはずなので、「[スタート] メニュー」 タブが選択されていることを確認して 「カスタマイズ」 ボタンをクリックします。

[スタート] メニューのカスタマイズ
上のようなウィンドウが開いたら、「[ファイル名を指定して実行] コマンド
にチェックを入れて「OK」をクリックしましょう。

これで「ファイル名を指定して実行」という項目がスタートメニューに追加されます。


レジストリエディタが立ち上がったら、「マイ コンピュータ」 → 「HKEY_LOCAL_MACHINE
→ 「SOFTWARE」 → 「Microsoft」 → 「Windows」 → 「CurrentVersion」 → 「Explorer
→ 「AutoplayHandlers」 → 「EventHandlers」 → 「PlayDVDMovieOnArrival
と選択していきます。階層構造が複雑なので注意して追っていくようにしてください!

すると上の図のように、「DVDFabDecrypterOnDVDArrival」なる項目が出現するので、こいつを削除してやります。

この際、左のように値を本当に削除するか訊いてきますので、「はい」を選択してください。

以上の操作で、冒頭のアプリケーションのリストから「DVDFab Decrypter
を消去することができます。

最後に注意ですが、くれぐれもここで説明した以外の項目を削除しないように注意してください。ここで使用したレジストリエディタは、OSの重要なファイルを操作できてしまうため、むやみにいじるとOSの動作に重大な影響を与えてしまうことがあります。。。


▼ 「DVDFab HD Decrypter」 の初期設定の方法

DVDFab HD Decrypter」 を使う前に、初期設定を済ませておきましょう!

DVDFab HD Decrypter の起動
Start DVDFab HD Decrypter」 をクリックして 「DVDFab HD Decrypter」 を起動してください。

設定画面を開く 右の図のように、まずは画面右上のアイコンをクリックして、設定画面を開いてください。

Common Settings(共通の設定) なるウィンドウが開いたら、左端に注目してください。

Info」、「General」、「DVD」 なる項目の下にそれぞれ設定項目があるのが確認できると思います。

リッピング予定のDVDがドライブにマウントされている場合、「Info」欄にはそのDVDにかけられているプロテクトの一覧と、それらが除去された旨が表示されているはずです。

それではまず、「General」の項目を選択してみてください。


General の設定
ここでは上の図のように、ファイルの出力先と、作業用フォルダを指定します。

Output directory」 ではファイルの出力先を、「Temporary directory」 では、「DVDFab Decrypter」 が作業中に一時的にファイルを整理するのに使用する作業用フォルダを、それぞれ設定してやりましょう!

次に、「Create files in subfolders of output directory」 についているチェックを外してください。

Run report program when DVDFab crashes」 は、「DVDFab HD Decrypter」 がクラッシュした際にレポートを送信するためのオプションです。気持ちが悪いのでチェックを外しておいてください。

もう1つ印のついている 「Memorize user interface options」 はチェックを入れても入れなくても動作にはほとんど影響しないので、チェックを外しておいてください。

General」 の設定には、全部で11のチェックボックスと2つのボタンがあり、
いまチェックを外した 「Create files in subfolders of output directory」、「Run report program when DVDFab crashes」 および 「Move icon to system tray when minimized」 (および 「Memorize user interface options」) 以外の項目については、基本的にすべてチェックを入れておくことをおすすめします。

個々の設定項目の意味合いはだいたい以下の通りです。。。

---- 「Move icon to system tray when minimized」 ----
チェックを入れておくと、ウィンドウを最小化した際に画面右下のシステムトレイ内に収納されるようになります。この設定はあなたのお好みで。。。

---- 「Memorize user interface options」 ----
チェックを入れておくと、あなたが 「DVDFab HD Decrypter」 をどのように操作したかログを取られるようになります。チェックは外しておいた方がよいでしょう。。。

--「Add AutoPlay handler (Optionally, start DVDFab when DVD inserted」--
チェックを入れておくと、DVDを挿入した際に表示されるツールの選択画面内に「DVDFab HD Decrypter」が追加されるようになります。

---- 「Create files in subfolders of output directory」 ----
チェックを外しておくと、先程ファイルの出力先に指定したフォルダ内に自動的に新しいフォルダが作成されて(フォルダ名はリッピングするDVDのボリュームラベル)リッピングしたファイルを保存できるので便利です。

---- 「Ask before overwritting files」 ----
これからリッピングするファイルの名前が、すでにフォルダ内に存在するファイル名と重複するような場合に、ほんとうに上書きしてもいいのか警告を発してくれるオプションです。

---- 「Delete temporary files when done」 ----
一時的に作成したファイルを、作業終了時に自動的に削除してくれます。

---- 「Check for on-the-fly decrypter automatically」 ----

チェックを入れておくと、AnyDVDDVD43 といった競合するDVDリッパーが起動している場合に警告を発してくれるオプションです。「DVDFab HD Decrypter」を使用する場合は、他の種類のDVDリッパーを起動しないようにすることをおすすめします。

---- 「Disable screensaver when processing」 ----
チェックを入れておくと、作業中にスクリーンセーバーが起動するのを防いでくれます。

---- 「Check for new version automatically」 ----
Check Now ボタン
起動時に最新版があるかどうかを自動的に調べ、アップデートを促してくれます。

現在使用しているバージョンが最新のものか確認したい場合は、「Chack Now」 ボタンをクリックしてください。

上のように、 "You are using the latest version." と表示されれば、お使いのバージョンは最新のものです。

---- 「Check for DMA automatically」 ----
メモリー・DVDドライブ間のデータ転送を高速化する Direct Memory Access が有効になっているかを起動時にチェックしてくれるオプションです。当然ONにセット!

---- 「Reset DMA」ボタン ----

DVDドライブの読み込み速度が、本来出るはずのスピードと比較して圧倒的に遅い場合、DMAが無効になっている可能性が考えられます。DMAを有効にすると、CPUを介さずにメモリーとDVDドライブ間で直接データの転送を行うことができるようになります。これによって作業のスピードはUPしますし、CPUの負荷も小さくすることができて一石二鳥です。

Reset DMA」ボタンをクリックすると、簡単にDMAを有効にすることができるので一度は実行しておいた方が良いでしょう。。。その際、パソコンが強制的に再起動させられるので、注意してください!

続いて、「Read」の設定です。

Read の設定
ここは特に変更する必要はありませんが、「Enable read-ahead cache」 にチェックが入っているかどうかを確認してください。

この項目は、先読みキャッシュという機能を有効にするオプションです。DVDドライブから、データをあらかじめハードディスクやメモリー上に読み込んでおき、これを作業に使用することで、DVDドライブにアクセスする回数を減らし、ドライブの寿命を長くすることができるようです。。。

また上の方には、「Read Error Control」と書かれた項目がありますが、通常は、「Ask retry/ignore/abort when reading error(リードエラーがあった際に、再試行・無視・中断のどれを実行するか尋ねる)を選択しておきましょう。

あまりにリードエラーの多いDVDにあたってしまって、ダメもとでリッピングにチャレンジするような場合に、下にある「Ignore all reading errors automatically」を選んでやると良いでしょう。


Protection の設定
次に、「Protection」の設定です。ここは上のように、「Remove layer break」 以外の
すべての項目にチェックをつけます。

レイヤーブレイクは、2層式DVDの1層目と2層目の境を表すものなので、
リッピングの過程で安直に除去してしまうのは好ましくありません。
特に理由がない場合は、「Remove layer break」のチェックは外しておきましょう。

また、DVDのリージョンコードの部分は、リッピングするDVDにあわせるようにしてください。日本国内向けに生産されているDVDの場合は、「2 - Western Europe, Japan, and South Africa」を選んでおけばOKです!


Preview の設定
Preview」 は、Main Movie モード でプレビュー画面をチェックする際に、「PowerDVD」 などのDVD再生ツールを利用するための設定です。必要に応じて上のように 「DirectShow」 オプションを有効にし、お使いのDVD再生ツール(正確には、再生に使用するデコーダの中で最新のもの)を選択してください。


PathPlayer の設定
次に、「PathPlayer」の設定についてです。
通常ここの設定はデフォルトのままで構わないのですが、「PathPlayer」とはどのような機能なのかについて気になる方もいらっしゃると思いますので、簡単に各設定について触れておきたいと思います。

「PathPlayer」 は バージョン3.2.0.0 から追加された機能で、DVDに収録されたデータの内、実際にDVDプレイヤーが再生の対象とする部分のみをリッピングできるようにするためのものです。

DVDにかけられたプロテクト部分はDVDプレイヤーが再生する際には無視されるのだから、DVDプレイヤーが再生の際にどのデータにアクセスするのかを1つ1つチェックしていけば、プロテクトのかけられた部分はすべて無視してコピーができるじゃんという発想です。

ただ、「PathPlayer」 を有効にした場合上述した通り、リッピングの直前に再生対象となるデータをチェックする作業が入るようになるため、データの吸出しに余分な時間がかかるようになってしまいます。

ですので初期設定では、「Enable PathPlayer when necessary(必要な時だけ PathPlayer を有効にする) にチェックが入れられています。

「PathPlayer」 は、現段階ではリッピングができないような強力なプロテクトのかけられたDVDに対する最後の切り札として用意されている機能なので、「Enable PathPlayer when necessary」 にチェックをいれておくことで、普段はいつも通りの方法(PathPlayer を使わない)でリッピングを行い、何らかの理由で作業に失敗した場合に限って「PathPlayer」 を有効にした方法に切り換えることができるようになります!

ちなみに、「Always enable PathPlayer」 は常に「PathPlayer」が有効になるため、例えば以前にそのDVDをリッピングした際に「PathPlayer」を有効にする必要があったと分かっているような場合に選択するオプションです(PathPlayer なしでは失敗することになる無駄な処理をやらせない)。一方、「Disable PathPlayer」 は常に「PathPlayer」 が無効になるオプションで、リッピングの際にエラーが出た場合に限って手動で「PathPlayer」を有効にするようにしたい場合に選択すると良いと思います。(ちなみに普段私は「PathPlayer」を無効にして使っており、必要に応じて「Always enable PathPlayer」に切り換えるようにしています。)

Scan BOVs (Button Over Video) の設定
Scan BOVs (Button Over Video)」 の枠内の項目は、本編再生中に表示される特典映像などにジャンプするための「ボタン」を検出するために用意されています。

--「Scan cells lasting less than 'X' seconds」--
VOBファイル上からボタンを検出するために、計何秒分セル内をチェックするかを指定します。値を大きくするほど処理に時間がかかるようになります。(ちなみにDVDに収録されているVOBファイルは、1個あたり約0.4〜1.0秒のビデオが記録された「VOBU」というブロックを1つ以上まとめて1つのパッケージにした「セル」を単位に構成されています。「DVDFab HD Decrypter」 は、セル内のVOBUを次の「Scan one VOBU every 'X' VOBUs」なる項目で指定した個数おきに読み込んでいき、ボタンの有無をチェックしていくようです。こうして飛び飛びにチェックしていったVOBU内のビデオの秒数の合計をここで設定します。)

--「Scan one VOBU every 'X' VOBUs」--
各セルを構成する「VOBU」をいくつおきにチェックするかを指定できます。1つのVOBUがおよそ0.4〜1.0秒分のビデオに相当しますので、たとえばここの値を「30」に設定した場合、12〜30秒おきにボタンの有無をチェックすることになります。当然値を小さくした方が正確なチェックができますが、その分処理が遅くなります。ここはデフォルトの「30」にセットしておいて問題ないと思いますが、もしここの値を小さくしたならば、上の「Scan cells lasting less than 'X' seconds」の設定値を少し大きくした方がいいかもしれません。

--「Check for multiple set of BOVs in the same cell (like Easter Eggs)」--
あるセル内でボタンを1つ見つけた場合に、まだ別のボタンがある可能性を考えてさらに念入りにそのセルをチェックするためのオプションです。ここにチェックをいれると処理が遅くなりますが、それだけ結果の信頼性がUPすることになります。ただ、単一のセル内に複数のボタンが存在するケースは稀なため、ここのチェックは外しておいても構いません。

「DVDFab HD Decrypter」 には他にも、ネット接続にプロクシを使用する場合の 「Network」 設定や、予め不要な言語の音声や字幕を排除してしまう 「Stream」 設定などが用意されています。ただ、これらの設定は用途がかなり限定されてくると思われますのでここでは特に触れません。


以上で「DVDFab HD Decrypter」の初期設定は完了なので、「OK」をクリックして設定画面を閉じてください。上の図のように、変更した設定を反映させるために、ツールを再起動するよう言われますので、指示に従いましょう。。。


▼ DVD全体をリッピング&コピーする方法 (Full Disc モード)

DVDFab HD Decrypter の起動
ここでは、「DVDFab HD Decrypter」 を使って、DVDを1枚丸ごとコピーする方法について紹介していきます。「DVDFab 5」 を起動したら上のように 「Start DVDFab HD Decrypter」 をクリックしてください。

Full Disc モード 通常DVDをリッピングする際は、そのDVDに収録されているすべてのコンテンツを吸い出すことになりますので、「Main Movie」モードではなく、こちらの「Full Disc」モードの方を利用するのが基本となります。

DVDFab HD Decrypter」はプロテクトに強いDVDリッパーですが、当然、プロテクトのかけられていないDVDのリッピングにも対応しています。

DVDFab HD Decrypter」を起動したら、画面左の項目から 「Full Disc」 を選択してください。

「DVDFab HD Decrypter」 には、収録されている個々のDVDファイルを直接出力するモードと、吸い出したDVDファイルをひとまとめにしてイメージ形式で出力するモードの2種類があります。

基本的に、「DVD Shrink」 や 「CloneDVD」 などで編集したり、AVIファイルの作成iPodやPSP、携帯向けの動画の作成 をする場合は、ファイル形式でリッピングしてください。

一方、「DAEMON Tools」 と 「VLC media player」 などのソフトウェアDVDプレイヤーを併用してパソコン上でDVDを鑑賞したり、リッピングしたデータを直接メディアに書き込みたいような場合は、イメージ形式でリッピングすることになります。

■ 「ファイル形式」でのリッピングの方法

Full Disc モード (DVDファイル形式)
上のような画面が現れたら、 「Source:」 の箇所で、リッピングするDVDがマウントされているドライブを指定し、つづいて 「Target:」 の項目で吸い出したDVDファイルの保存先を指定します。

ただし 「Target:」(出力先) の方については、先程の「Generals」の設定の際に「Create files in subfolders of output directory」のチェックを外している場合 は特に変更の必要はありません。
(上の例では、デフォルトの出力先である 「D:\DVDimgs」 の直下に、ソースとなるDVDのボリュームラベルと同じ 「ALWAYS3」 という名前の新しいフォルダが自動的に作られて、その中に吸い出されたデータが保存されます)

もしも、ドルビー5.1chサラウンド用の音声(高い音質の音声ファイル)が不要であれば、
Remove DTS Audio」 にもチェックを入れておくと良いでしょう。(上の例ではこの機能が無効になっているため、設定できていません)

PathPlayer が有効の場合の設定
なお、「PathPlayer」 を用いたリッピングの必要がある場合は、左のような設定項目が有効になっていると思います。

上の「Change DVD playback order」にチェックを入れておくと、DVD挿入直後に表示される画面を設定することができます。

DVD挿入直後にメニュー画面を表示してほしい場合は「Jump to first menu when disc inserted」を選択し、いきなり本編を再生してほしい場合は「Jump to main title when disc inserted」を選択してください。

その下の「Remove annoying PGCs (like FBI warnings)」 は、チェックを入れておくことでDVD再生開始時などに表示される注意喚起画面をカットする機能です。注意喚起画面は、本編再生に至るまでの時間をいたずらに長くするだけですので、チェックを入れておいた方がよいでしょう。。。

準備が整ったら、スタート をクリックして、リッピングを開始してください。

リッピングしたファイルをひき続き、DVD Shrink を使って編集する方法はこちら
(DVD Shrink を起動し、「ファイルを開く」から、
先程リッピングしたファイルを保存してあるフォルダを開けばOKです)

リッピングしたファイルを直接メディアに書き込む際は、VOBファイル形式のファイル群を直接書き込むことのできる、ImgBurn の「Build」モードが大変便利です!

ImgBurn はフリーのライティングツールで、完成度も非常に高いですので、Nero などの市販のツールをお持ちでない場合は、非常に重宝すると思います。

■ 「イメージ形式」で出力する方法

Full Disc モード (イメージ形式)
「DVDFab HD Decrypter」 から直接、DVDのISOイメージを作成したい場合は、
上の赤く印をつけたボタンをクリックします。

ISOイメージの保存先の設定
上のように、ISOイメージファイルの保存先を指定して 「OK」 ボタンをクリックしてください。

ボリュームラベルの設定
最後に、コピーするDVDのボリュームラベルを半角英数字で入力してください。
(「ボリュームラベル」とは、そのDVDのタイトルなどを表す文字列のことで、DVDドライブにDVDをマウントした際にエクスプローラなどの画面上で確認することができます。)

準備ができたら スタート をクリックして、リッピングを開始してください。

完成したイメージファイルは、ImgBurn の 「Write」 モードでかんたんにメディアに書き込むことができますし、DAEMON Tools と 「VLC media player」 などのDVDプレイヤーツールを併用すれば、かんたんに仕上がりをチェックすることができます!


▼ DVDを部分的にリッピングする方法 (Main Movie モード)

Main Movie モードDVDFab HD Decrypter」 には、オリジナルのDVDから特定のコンテンツだけを抜き出した、特殊なDVDを作成できる、「Main Movie」というモードが用意されています。

複数のDVDからメインムービーだけをリッピングし、DVD Shrink などを使って、これらをひとまとめにしたオリジナルのDVDを作りたいような場合に便利なモードだと思います。ただし、メニュー画面が同時に犠牲になってしまうので、チャプター数の多い映画などのDVDには不向きです。

なお、リッピング可能なのはメインムービーに限らないため、たとえば特典映像だけをDVDから取り出すこともできます!

ファイルの保存先を指定
DVDFab HD Decrypter」 を起動し、画面左の項目から 「Main Movie」 を選択したら、編集後のファイルの保存先を指定します。

VOBファイル形式で出力する場合は左側のアイコンをクリックしてください。一方、ISOイメージ形式で出力したい場合は右側のアイコンをクリックします。

必要なタイトルの選択
続いて、左下のプレビュー画面を見ながら必要なタイトルを選択してやります。

もしここで、チャプター単位でさらにムービーを細かく切り出したいような場合は、「Title Start/End Settings」 ボタンをクリックしてください。

必要なチャプターの範囲を指定
チャプター単位で切り出す場合は、起点となるチャプターと終点となるチャプターを上のように指定してやります。(この場合、チャプター5〜チャプター10の範囲のムービーが切り出されます。)

必要な音声・字幕ファイルを指定
編集するタイトルを指定したら上のように、必要な音声ファイルおよび字幕ファイルを選択して、「Next」ボタンをクリックします。

最後にボリュームラベルを適当に変更してスタート をクリックしてください。

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