大分のニュース

ハウスミカン初出荷 糖度「申し分ない」

[2009年04月20日 14:26]

県南で栽培されたハウスミカンの初出荷式=20日午前、大分市公設地方卸売市場

 県南地域で生産したハウスミカンの初出荷式と初競りが二十日朝、大分市豊海の同市公設地方卸売市場であった。ハウスの加温に用いる重油価格が昨年秋から高騰し、使用量を抑えたことから、出荷は例年より約二週間遅い。
 同市場に入荷したのは、県南ハウスみかん部会(川野豊樹部会長)が津久見、佐伯両市で生産した十三トン。初出荷式には、関係者約五十人が出席した。
 河野達男・JAおおいた大分のぞみ地域本部長が「ハウスミカンが市場で高く評価され、生産者の収入がアップすることを期待している。そうなれば、重油の高騰で生産を見合わせた農家も生産を再開するだろう」とあいさつした。
 同市場で約五百キロを初競りし、一箱(一・二キロ詰め)が三千五百円で取引された。残りは東京、大阪などの市場に送られた。
 JAおおいたによると、今シーズンのハウスミカン栽培面積は二百七十五アール(前年比39%減)。七月までに九十五トン(同36%減)を生産、出荷する計画。「出荷の時期は遅れたが、糖度やサイズは申し分ない」と話している。

県内過去のニュース

4月20日

4月19日

4月18日

4月17日

4月16日

4月15日

4月14日

4月13日

4月12日

4月11日

4月10日

4月09日

4月08日

4月07日

4月06日

4月05日

4月04日

4月03日

4月02日

4月01日

3月31日

3月30日

3月29日

3月28日

3月27日

3月26日

3月25日

3月24日

3月23日

3月22日

3月21日

[PR]FX

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA