今年で第13回の宮崎映画祭が、宮崎市を会場に6月9日から始まった。 宮崎フィルムコミッション会長の東国原知事(ロイター) それに先立ち、6月8日、中心市街地の「四季ふれあいモール」にて前夜祭が行われた。宮崎ロケが行われた映画『逃亡くそたわけ―21才の夏』の出演者である女優の美波さん、俳優の吉沢悠さんなど関係者のあいさつのほか、宮崎フィルムコミッション会長の東国原知事も駆けつけた。 宮崎市が6月から8月の期間を「みやざきアロハマンス」と銘打ち、南国宮崎のPRを行うために、「ティアレ・ポリネシアン・ダンス・スタジオ」のフラガールによるフラダンスも紹介され、初めて行われた前夜祭は大いに盛り上がった。 宮崎映画祭は毎回、個性的な映画を集めて紹介してきた。今回の上映作品は次の通りで告知されている。 ◇ ◇ ◇ 九州縦断ロードムービー『逃亡くそたわけ―21才の夏』 ちっぽけな大冒険『友だちのうちはどこ?』 オレを監視(スキャナー)しているオレがいる『スキャナー・ダークリー』 新しい出会い、新しい生活。私は、ゆっくりと歩き出す『ママの遺したラヴソング』 カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品『麦の穂をゆらす風』 日本初!!カラー映画『カルメン故郷に帰る』 ヴィム・ヴェンダース監督が贈る、ロードムービーの傑作『パリ,テキサス』 見つけよう、それぞれの幸せ『ストロベリーショートケイクス』 伝説のインディペンデント映画『イン・ザ・スープ 15thアニバーサリー・オリジナルカット』 アメリカの悪夢 黒沢清の映画塾(1)『悪魔のいけにえ』 “忘れ去られた過去”の恐怖 黒沢清の映画塾(2)『叫(さけび)』 心して老いるために『終わりよければすべてよし』 20年後の恋する女たち シネマ1987 20周年特別企画 『悲しき天使』 みんな、想い出の唄がある『歌謡曲だよ、人生は』 以上の14作品である(公式サイトより)。 ◇ ◇ ◇ 期間中の6月15日、宮崎キネマ館において映画監督・黒沢清さんを招いて「黒沢清の映画塾」が第1部と第2部に分かれて行われる。 また、羽田澄子監督作品『終わりよければすべてよし』では、6月16日10:00より、宮崎市のオルブライトホールにおいて、市内のNPO法人理事長、終末期医療施設長を交えてシンポジウム「宮崎の終末期医療の現状と展望」が行われる。 同じく16日14:00より同会場にて上映される大森一樹監督作品『悲しき天使』に合わせて、大森一樹監督、原公男プロデューサー、女優の河合美智子を交えてのトークショーも行われる予定になっている。 残念ながら、今回も私が見たい映画は上映されないが、ヴィム・ヴェンダース監督の作品などが好きなので映画祭へ足を運ぼうかと考えている。 アカデミーとかカンヌ映画祭のような派手やかさはないが、宮崎の地に映画文化が定着するとともに宮崎でロケを行う映画も増えてきた。いつの時代にも映画は夢と希望を与えてきたし、映画から学ぶことも多い。 さてみなさん、最近、映画館で映画を見ましたか? ◇ ◇ ◇ 日程:6月9日~15日
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