パソコンはメモリを多く搭載すればするほど、確実に高速化します。 しかし、WindowsXPのシステムは、XPの最低動作条件である128MBに合わせて最適化されているため、大容量のメモリを搭載していても、そのパワーが十分活かしきれていないのです。 あなたのパソコンが512MB以上のメモリを搭載しているなら、さらなるパフォーマンス向上が期待できますので、レジストリ編集を行ってメモリの設定を最適化しましょう。 なお、以下に紹介する値が存在しない場合は、右ペインの何もないところで「新規」→「DWORD値」を選択し、それぞれの名前を付けて値を作ります。
1、レジストリエディタを起動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management」まで展開します。
2、まずは、ドライバなどがI/O処理に利用できるバッファのサイズを調整します。
右ペインにある、「loPageLockLimit」を開いてください。
この「loPageLockLimit」は1度読み込んだファイルをメモリに保存しておき、2度目以降の読み込みを高速化する機能です。
キャッシュサイズを増やす事によりハードディスクへのアクセスを減らせますので高速化が図れます。「値のデータ」にキロバイト単位で設定します。
「値のデータ」の計算方法は、「搭載メモリ÷8×1024」です。
<
10進表記の場合>
32MB=4096
64MB=8192
128MB=16384
256MB=32768
512MB=65536
1024MB=131072
<
16進表記の場合>
32MB=1000
64MB=2000
128MB=4000
256MB=8000
512MB=10000
1024MB=20000
3、さらに、同じ右ペイン内にある「LargeSystemCache」を「1」に変更すると、アプリケーション用に確保されたメモリが解放され、物理メモリが増えるので速度の向上が期待できます。メモリが256MB程度でもこの設定による効果はあります。
しかし、
環境によってはアプリケーションの動作が遅くなることもあります。そういう場合はデフォルトである「0」に戻しましょう。 4、レジストリエディタを終了して、パソコンを再起動させれば、設定が有効になります。
以上で完了です。お疲れ様でした。
1、レジストリエディタを起動します。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Session Manager\Memory Management」まで展開します。
2、まずは、ドライバなどがI/O処理に利用できるバッファのサイズを調整します。
右ペインにある、「loPageLockLimit」を開いてください。
この「loPageLockLimit」は1度読み込んだファイルをメモリに保存しておき、2度目以降の読み込みを高速化する機能です。
キャッシュサイズを増やす事によりハードディスクへのアクセスを減らせますので高速化が図れます。「値のデータ」にキロバイト単位で設定します。
「値のデータ」の計算方法は、「搭載メモリ÷8×1024」です。
<
10進表記の場合>
32MB=4096
64MB=8192
128MB=16384
256MB=32768
512MB=65536
1024MB=131072
<
16進表記の場合>
32MB=1000
64MB=2000
128MB=4000
256MB=8000
512MB=10000
1024MB=20000
3、さらに、同じ右ペイン内にある「LargeSystemCache」を「1」に変更すると、アプリケーション用に確保されたメモリが解放され、物理メモリが増えるので速度の向上が期待できます。メモリが256MB程度でもこの設定による効果はあります。
しかし、
環境によってはアプリケーションの動作が遅くなることもあります。そういう場合はデフォルトである「0」に戻しましょう。 4、レジストリエディタを終了して、パソコンを再起動させれば、設定が有効になります。
以上で完了です。お疲れ様でした。
こちらのブログ以外ではKB単位での設定例が書いてあるため混乱しています…