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杜子春 |
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02/19 21:09 |
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「飲んだら乗るな、飲むなら乗るな」は常識です(写真はイメージ) 全国で度重なる飲酒運転に対処するために、宮崎市は昨年末に懲戒処分基準を策定し直した。酒気帯び運転に伴う自損事故は懲戒免職か6カ月以内の停職となっている。早くもその適用第1号か……と言う矢先に、また宮崎市職員による飲酒運転が発覚したのだ。 2件目の事故は宮崎市観光商工部の35歳の男性職員。この職員は、13日未明にスナックで酒を飲み普通乗用車の中で仮眠をとった後、帰宅するために車を移動させようとした際、酒気帯び運転の疑いで警察から事情を聴かれた。 このような事故が起きるたびに、首長から繰り返される「再発防止」と「綱紀粛正」の言葉。前回の事故から1週間もたたないと言うのに、果たして首長からの言葉は全職員に届いているのだろうか。 一連の事故を受け、15日に緊急幹部会議を開くと同時に、市職員全員(約3000人)に対して、「交通法規を守ります」という誓約書を書かせたとのこと。 これだけで今後、市職員による飲酒運転が減るとは到底思えない。宮崎県は有数の焼酎生産県。焼酎王国である。「自称・のんべえ」が多い土地柄もである。ちょっと焼酎を引っ掛けて運転していたと告白する人も多い。焼酎ブームとは裏腹に、のんべえたちのマナーは最低である。 さて今後、また市長によるお決まりの謝罪会見が行われ、新たなる綱紀粛正に向けて市職員一丸となって飲酒運転撲滅に向けて動いていくことになるのだが、果たして、宮崎市が考えている「綱紀粛正」とはいったい何なのかが問われる。全職員3000名に宣誓書を書かせ研修会に参加させることで十分か。市役所内部でどのようなことが行われているのか、市民による「綱紀粛正実施確認委員会」なるものを設置し、経過を見守る必要があるのではないだろうか。度重なる不祥事に市議会が沈黙しているのが気になる。
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