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特集ワイド:愚問ですが 東京地検特捜部と西松事件 「ヤメ検」郷原信郎さんに聞く(3/4ページ)

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 --民主の次は自民とも言われますが、二階(俊博・経済産業相)ルートは立件が難しいのでしょうか。

 郷原さん 今までの報道を見る限りでは、事件の規模・悪質性や立証上の問題など立件することには疑問があります。立件を思いとどまった方がよいと思います。与野党のバランスをとればいいという考え方には賛成できません。小沢(一郎・民主党)代表の事件と同様の過ちを二階さんでも繰り返すべきではありません。

 --検察も国民の評価が気になるものなのでしょうか。

 郷原さん 検察の捜査に不満を持った男が92年に検察庁の表札にペンキを投げつけた東京佐川急便事件から、検察は世論を気にするようになった。世論に迎合するような形で捜査を進めるケースが多くなりましたが、それに伴い特捜検察の捜査能力も低下しました。

毎日新聞 2009年4月20日 東京夕刊

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