岡山放送局

2009年4月20日 14時13分更新

島の宝100景 岡山5件


国土交通省が島ならではの文化や暮らしを伝える100の風景を選ぶ「島の宝100景」が発表され、岡山県からは笠岡市真鍋島の「走り御輿」など5件が選ばれました。

国土交通省では、島ならではの文化や暮らしを伝える風景を全国の自治体などから募集し、547件の応募の中から、100件を「島の宝100景」に選びました。

岡山県からは5件が選ばれ、このうち笠岡市の真鍋島の「走り御輿」は、若者たちが3体のみこしを担いで島の路地を駆け抜ける伝統の行事です。

また、岡山市の犬島にある美術館は、明治から大正にかけて操業していた製錬所の建物をそのまま使うことで独特の景観を作り出しています。

このほか、県内では、備前市の大多府島に残る江戸時代の防波堤と、瀬戸内市の前島に残るアマモと呼ばれる海草の群落、それに、笠岡市の白石島に伝わる「白石踊」も選ばれました。

国土交通省は、「島の宝100景」を観光客の誘致など、島の活性化に役立ててもらいたいとしています。