岡山放送局

2009年4月20日 14時13分更新

1000万本の菜の花見ごろ


岡山県笠岡市では干拓地に植えられたおよそ1000万本の菜の花が見ごろを迎えています。

笠岡市では地元の農家の人たちが市民や観光客に楽しんでもらおうと6年前から干拓地の農地の一部を利用して菜の花を育てる活動を行っています。
干拓地では農家の人たちが去年10月にまいた種が育ちおよそ1000万本の菜の花が今、見ごろを迎えています。

地元の人の話ではことしは4月に入って暖かい日が続いたことから、例年より1週間ほど早く花が咲き始めたということです。

19日は朝早くから家族連れなどが訪れ、黄色いじゅうたんを敷き詰めたような菜の花畑を散策したり写真に撮ったりしながら春のひとときを楽しんでいました。

子どもといっしょに訪れた地元の女性は「初めて訪れましたが、とてもきれいで驚きました。地元に家族でいっしょに楽しめるこうした場所があるのはいいことだと思います」と話していました。

笠岡市の干拓地の菜の花は今週いっぱい楽しめるということです。