2009年4月20日 14時13分更新
岡山県北部の新庄村では日露戦争の兵士のがいせんを記念して植えられた「がいせん桜」のもとでさまざまな催しを楽しむ桜まつりが行われ、大勢の観光客でにぎわいました。
新庄村には日露戦争に出征していた兵士ががいせんしたことを記念して137本のソメイヨシノが村内の道路沿いおよそ400メートルにわたって植えられていて、毎年、この時期に桜まつりが行われています。
ことしは4月に入って暖かい日が続き、例年より早く満開となったため、桜はすでに散りかけていますが、19日は青空が広がるよい天気に恵まれ県内外からおよそ3万人の観光客が訪れました。
まつりでは地元の伝統芸能の実演が行われ、このうち小学生たちは鈴をつけた和傘を持って踊る「傘踊り」を披露しました。
また、会場には、およそ50の出店が出て、村の特産のヒメノモチや葉わさびなどを販売し、訪れた人たちが次々と買い求めていました。