リスクの高い妊婦に対応する総合周産期母子医療センターに指定されている大阪の愛染橋病院の医師が、飲酒後に臨時当直として勤務し分娩を取り扱っていたことが分かりました。
厚生労働省などによりますと、大阪市浪速区の愛染橋病院の医師は、酒を飲んだ後、臨時当直をしたケースが複数回あり、分娩を取り扱ったこともあったとみられます。
飲酒後の医療行為の違法性については、法律には定められていないということですが、厚労省は「あってはならないことで、飲酒後に医療行為をしないのは当たり前」と話しています。
愛染橋病院は、大阪市内で唯一、総合周産期母子医療センターに指定され、リスクの高い妊婦にも対応していて、この問題についての対応は午後に行うと話しています。(20日11:40)