1960年代をひたむきに生きる若者を描いた音楽青春映画『GSワンダーランド』の公開直前イベントが12日(水)、東京・有楽町の日劇1で行われた。
“一夜限りの日劇GS(グループ・サウンズ)復活祭”と銘打ち、レッドカーペットにはかつて一世を風びした往年の人気シンガーが続々と登場。「ザ・ジャガーズ」の岡本信、「ザ・ゴールデン・カップス」のマモル・マヌー、「エドワーズ」の大石吾朗らが練り歩き、司会のモト冬樹らと旧交を温めた。
今月10日に「~カップス」のリーダー・デイヴ平尾さんが心不全で亡くなったばかりで、マモルは沈痛な面持ち。「まだ信じられないし、生きていると思っている。僕にとっては小学校のころからずっと一緒でしたから……言葉が見当たらない」と唇をかんだ。
“一夜限りの日劇GS(グループ・サウンズ)復活祭”と銘打ち、レッドカーペットにはかつて一世を風びした往年の人気シンガーが続々と登場。「ザ・ジャガーズ」の岡本信、「ザ・ゴールデン・カップス」のマモル・マヌー、「エドワーズ」の大石吾朗らが練り歩き、司会のモト冬樹らと旧交を温めた。
今月10日に「~カップス」のリーダー・デイヴ平尾さんが心不全で亡くなったばかりで、マモルは沈痛な面持ち。「まだ信じられないし、生きていると思っている。僕にとっては小学校のころからずっと一緒でしたから……言葉が見当たらない」と唇をかんだ。
モト冬樹、水嶋ヒロ、栗山千明、石田卓也、浅利陽介、本田隆一監督(左から)
映画は、“タイツをはいてニュー歌謡”をキャッチコピーにデビューした4人組バンドが、日劇ウエスタンカーニバルへの出演を目指し奮闘する姿を描く。本田隆一監督は、高校時代にGSの洗礼を受けたそうで、「変な服装でおかしな世界だなと思ったけれど、聴けば聴くほどひき込まれていった。当時のミュージシャンたちのあこがれの地・日劇での上映に感動している」と感慨深げ。男装姿を披露する栗山千明も、「笑いあり感動ありですが、映像の色彩も時代をうまく表現しています。元気になって帰ってください」とPRに努めた。
デスペラード配給で、15日(土)から東京・シネマGAGA!ほかで全国公開。
デスペラード配給で、15日(土)から東京・シネマGAGA!ほかで全国公開。