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iPS細胞から肝細胞 岡山大が成功

4月18日22時5分配信 産経新聞


 岡山大病院(岡山市)の小林直哉講師らのグループが、マウスのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から肝細胞に含まれる「アルブミン」などのタンパク質をつくることに成功した。肝不全患者らへの再生医療の可能性を開くものとして注目される。20日から岡山市内で開かれる国際細胞移植会議で発表する。

 小林講師らは、マウスのiPS細胞を培養して消化器系の細胞をつくり、さらに肝細胞増殖因子(HGF)などを加えて12日間培養した。その結果、肝細胞に含まれる「アルブミン」や「アシアロ糖タンパク質受容体」などのタンパク質を確認したという。

 小林講師らは、これまでマウスと人のES細胞(胚性幹細胞)から、それぞれ肝細胞をつくることに成功している。今回、iPS細胞からも、同様に肝細胞をつくることができると確かめられたことで、今後、肝細胞を安定的に量産する方法の確立を目指すという。

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最終更新:4月18日22時5分

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