(cache) ムーンナイト・ライブ5/17放送分

ムーンナイト・ライブ5/17放送分から力也さん、
岡本信さん、今井久さんを迎えての熱いトークをお届けします！
※の前に・・・聞き取りづらい箇所や、私自身が言葉、文章等に理解出来ない所などが
あって、分かりにくい文面になっているところがあります。
一応聞き取ったままをご紹介しているつもりですが、「本当はこう言ってるのでは？」とか
間違っている所などがありましたら指摘して頂けるとありがたいです。随時訂正します。

―え、こんばんは。日本で唯一GSを中心にお届けする、GSアイ・ラブ・ユー
司会の東ユースケです。
―アシスタントの田中さなえです。この番組は皆さんから寄せられたリクエストを
中心にGSの素晴らしさを伝えようという番組です。
―さなえちゃん、今日はね、番組始まって以来のたくさんのゲストの方に来ていただいて
しかも芸能界の重鎮ばかりですから、私も非常に緊張しております。
はい、皆さん楽しみにして頂きたいと思います。
―はい、それでは、スタートしましょう。
GSアイ・ラブ・ユー最後までよろしくお願いします。

力也さんのジングルが流れる。
《GSアイ・ラブ・ユー・・・いい響きだ、朝まで聞いてくれ、力也だ。》
―すんません、いつも言うんですけど朝までやってませんので(笑) 30分で終わってしまいますので。
力也「朝までやりゃあいいじゃねえか。」
―(笑)
―気持ちはね。
力也「気持ちはな。」

―では早速ですがゲストをお一人ずつ紹介したいと思います。まずは
GS界の羽賀研二こと岡本信さんです。
信「どもーこんばんはー、信さまです♪」
―(笑)信さま♪
―さなえちゃん、どう？
―いや、かっこいいですね、ステキですね。
信「何を言ってんの、やだやだ(苦笑)」
―彼女はラジオでは一応中年キラーというのになってますんで。」
信「あ～～そういう感じだね。」
―中年キラー・・・キラー同士の戦いになると思いますが。
さ、そしてGS界のメロディメーカーといったところでしょうか。
パープルシャドウズの今井久さんです。
今井「はい、どうも、こんばんはー。」
―はい、宜しくお願いしまーす♪
―あのー、結構おとなしめですけど言う時はなかなかズバッズバッとツッコミ鋭いんで
楽しみにして頂きたいと思います。さ、そして何と言っても芸能界のゴッドファーザー
力也さんです、どうも、お久しぶりです。
力也「はい、わんばんこ。みんな元気にしてたかな～？」
―はい～、いやいやいや、お久しぶりで。
力也「なんかまとまってきたじゃないか。さなえちゃ～ん♪
な、前の時はなんか、ちょっとおぼつかない部分があったけど
でも、なかなかいいよ。朝までやろう。」
―さなえちゃん、力也さんは前に一度お会いしてますが
岡本さんとは初めてですが、どういう歌を歌ってるか、知ってる？
―え～と・・・・・・・・・・・・・・・・・・(^_^;);;
信「だ～って生まれてないもの。」
―ま、でも1972年生まれなんですけどね。
信「67年デビューだから。」
―ああ～、そうですね。
信「ね。」
力也「お母ちゃんの時代だよな。」
信「そうかな。お母さん、お父さんの時代だよね。」
―ま、その当時はすごかったわけよ。スマップくらい人気あったんや。
信「1972年ったら大阪万博終わってたよ。」
―(笑)終わってました。そうそう。そうなんです。
―じゃあ、早速一曲岡本さんの曲紹介したいと思います。
信「はいはい」
―ジャガーズで「君に会いたい」

―どないですか？
―はい、存じ上げております！(笑)もー有名な名曲ですね。
―そうそうそう、「君に会いたい」ですけれども、何か、力也さんも言ってました
けれども結構テンポは、今やってる・・・
信「今やってるテンポよりはやっぱり遅いよね。だから・・・でもね、レコーディング
する時はもっと遅かったのよ。」
―へえ～。
信「だからやはりもうちょっとアップテンポにしないと、やっぱロックになんないから。
だってメロディー自体が歌謡曲だから。「もうちょっとテンポアップしようよ。」って。
だから今はもっとテンポアップしてるよ。」
力也「話聞いたらな、バンドのメンバーでコンダクターやったっつって、リズムが狂っちゃう
って言うんだよ。宮ちゃんってリーダーいただろ、な？・・・・・遅れるんだよ(笑)
でもやっぱり今歌ってる感じの方がジャガーズっぽいな。」
今井「多少バラついた方がGSっぽくていい・・・(笑)」
―そりゃどういうことなんですか(笑)
信「そりゃそうなんだけど(笑)だから昔はほんとにほらテープの・・・アレ・・・入れる
アレが無かったから。(トラック数の少なさのことだと思います)もう大っきいスタジオ
で全員入って同時に録音するから、だから俺が真ん中に立ってみんな衝立を立てて
で、真ん中に立って棒を振らないと・・・・・もう、ヘッドフォンも何もないから。
―ふーーーん。
―結構苦労されてるわけですね。
信「苦労してる苦労してる昔のレコーディングってのは。」
―では昔の苦労された曲をもう一つ。お届けしたいと思います。今度は今井さんの
ナンバーで今井さん、これご自身が作曲されたんですよね。
今井「そうです。」
―じゃ、『小さなスナック』を。

―はい、小さなスナックをお届けしました。今井さん、ちょっと怒らんと聞いて下さいよ。
今井「はい。」
―ものすご、印税入ったんとちゃいますのん？(笑)作曲されたということで。
今井「いやいや・・・ま、ご想像におまかせして。」
―(笑)むちゃくちゃ気になんねんけど。
信「なぁ！？俺ら聞いてても印税って話になると俺ちょっとキレるよ
一銭も貰ったことないんだから。」
―やっぱ自分で曲作らないとあきませんね。
力也「ほんとだよ、俺たちは歌唱印税ってあるんだけどな、歌ってるほうは歌ってるほうで。
でも印税の課税出来てた？」
今井「え～っと、当時の事務所の社長が契約書を持ってきてここにハンコを押してくれって。」
力也「大体一枚につきいくらぐらい貰ってた？」
―(笑)
今井「あはっ。当時あれでしょ、大体1円くらいでしょ。」
力也「1円くらいとして、何十万枚売れた？」
今井「えーと・・・」
力也「百万近く？」
今井「あ、トータルでいくと結構・・・」
力也「ま、百万くらいいったとしてそれだけの額を貰ってるってわけだよ。」
ー何か奢って下さいよ～。
―今ごろ(笑)
全員(笑)
信「もう遅いっつうのよ(笑)今頃。」
今井「(^^;)ホルモン焼きのカシラとか(笑)」
―え、次にお届けする歌も残念ながら力也さん、シャープホークスのヒット曲ですが
力也さんが作った歌じゃないんですよね。
力也「いや、俺は作ろうと思ったんだよ。ところがやっぱりその、超お偉い先生方がね
検討した結果、俺たちが作るよりかやっぱプロの方に作ってもらったほうがいいんじゃないかと
だから、印税というものは一切入ってこなかった・・・・・あ、でも裏で色々金は儲けたぞ♪」
―(笑)
―ま、それは後ほど色々お伺いしたいと思います。じゃあ、お届けします、シャープホークスで
『遠い渚』

―はい、シャープ・ホークス『遠い渚』をお届けしました。・・・さなえちゃん、せっかく
１２時も終わってもうこういうセクシーな男性が来ているわけですから、やっぱりそういう
夜中の話もしてみたいですけどもね。
―そうですねー。
信「いいんじゃなぁ～い？(笑)」
―いま曲の間にも力也さんがお話されてたんですけど、やっぱり皆さん昔やんちゃでね・・・
力也「あのね、あの頃ＧＳ時代ってのはね、まともな奴いないよ。」
―(笑)
力也「でも、これ失礼だけど、今井くんたちのグループ？は、意外と真面目方面だったんじゃない？」
今井「ＧＳの中ではね(笑)」
信「“中”ではね！」
力也「だから、他の所へ行けば何かやんちゃやってたんだろうけどね。」
―音楽すること自体が不良だっていう時代だったですから。
力也「エレキ持ったってだけで不良生だろ。髪の毛伸ばしただけで不良って言われた
わけだろ。教育委員会出てくるんだから。すごいよ？」
今井「髪の毛長いとＮＨＫに出らんなかった。」
―ああ～っ出られなかったんですか？
力也「ブルーコメッツはな、紅白出たろ？あれは七三に分けて出たから。髪の毛を
サラリーマンカットにしてたから、唯一出れたんだよ。」
―ああ～。
力也「今答えを合わせればね。・・・って綱木がゆってた！」
―三原綱木さんが。
―今から思えば昔の方が自由だったような気はするけど・・・そう、でも無かった・・・？
信「そういう業界のレベルでは今の方が自由かも分かんない。・・・ん・・・それは今の
逆だね。昔の方がきつかったね。」
今井「道徳を重んじて(笑)」
力也「そこを外すのが俺たちのグループであったという・・・だからね、それなんてのも
優等生なんてのは好きじゃないわけだよ。各グループあるけども、だからさっきの
恥ずかしい話だけどもレコーディングにしてもね、信は信で自分でコンダクター
やる、今井くんは今井くんで自分が作ってるわけだろ。
ウチのメンバーなんてのは、“１時開始”って始まるわけだよ、ところが
全員集まって始まったのは３時過ぎだよ。っていうくらいバラバラ。」
―バラバラ(笑)
「ね、もうなにしろね、レコーディングが今日あるからってことすら忘れてんだから。
スケジュール忘れちゃうんだ(笑)」
信「ジャガーズだってそうだよ。ジャガーズだって朝の９時からレコーディングってのに
８時まで酒飲んでんだから。」
―へえ～～～(笑)
信「そんなのまともに出来るわけがないよ(笑)」
―そんな曲がヒットするなんてねぇ。・・・・・・・・なんぼもうたんですか印税。
―またその話！(笑)
―じゃ曲行きたいと思います。岡本さんのリクエストでビートルズ
『プリーズ・プリーズ・ミー』

―いやー、ビートルズ！やっぱり皆さんこのビートルズを聴いて影響を受けて
音楽しようというのは・・・
信「うーん、いやだから僕の場合は横須賀生まれであの～・・・進駐軍基地がすぐ近くにあって
あの～東京では放送されてない米軍の放送が横須賀ですぐ聴けて、早く来たのね。
洋楽の盤も早く手に入れることが出来たからそれで初めてこのプリーズ・プリーズ・ミーを
聴いたのが中学2年の時かな？それで学校に行って、学校の連中に「昨日のラジオ聴いたか？
ビートルズっての俺初めて聴いたんだけど」ったら皆１０人くらい集まってじゃあ、ああいう
バンドやろうよ。って始まってその中から４，５人集まってやり始めたのがきっかけかな？
だからこの「プリーズ・プリーズ・ミー」を聴いて無かったら俺音楽やってなかったかも
しんない。」
―それくらい、この音楽、特にビートルズの今かけた曲に想いがあると。
「そうだね。」
―今井さんどうですか？
今井「そうね僕は実家のまん前にホリプロダクションがあって当時。で、井上順ちゃんがね
ウチに遊びに来ててホリゴタツで(笑)その時にミッシェルとか・・・こういうのもいいなぁと。」
―井上さんはその時はもうスパイダースで・・・・・・
今井「うちの妹がファンで追っかけだったから、順ちゃんの(笑)」
―(笑)で、力也さんは？
力也「俺はやっぱりビートルズってリバプールサウンドってのかな、今までのロカビリーと
違った、それからインストゥルメンタルと違った、新しい風が出てきたとき
そのマッシュルームカットてのと同時に出てきたイギリスの不良性？で出てきた奴ら
・・・・・・奴らっていうと失礼な言い方だけどもロカビリーのエルビスやチャック・ベリー
なんだよな。アレンジがやっぱりその、何てぇの？ロックンロールからきてるわけだよ。
で、「あれ？こいつら革ジャン着ててカッコいいな」っていう、プリーズ・プリーズ・ミー
もあったしI Wanna Hold Your Handもあったし、それからかな？ビートルズってのは。
リーゼント的なヘアスタイルが七三に分かれて、あの、ジャッキー吉川とブルーコメッツ
のね、それからマッシュルームカットみたいに音が変わるとファッションも変わってさ。
で、その信が言ってた通り俺たちも横浜で遊んでたところがあったから、ベースって
基地があるんだな、基地のＰＸってのがあってそこに行ってレコードとか買えるわけ
早めに。そうすると、他の日本のレコード屋さんよりは早く入るわけね。向こうの洋盤
な、だから耳に入ったのはＦＭ的なもの・・・そういうものを聴いてたよな。」
―そういうのが微妙に影響したかなということで
では続いて今井さんのリクエストでトレイセスで
『恋の足跡』

―これは、どういう思い出があります、今井さん？
今井「これはね、最初僕レターメンが好きでいい曲だなと思って最初に
クラシックⅣの、後から聴いてレコード買いなおして(笑) しみじみ聴いてます。」
―やっぱりそのー、好きな曲に影響されてね・・・
今井「コード進行とメロディラインが・・・・いいんだ。」
―どうですか力也さん、こういうの聴いて。
力也「だから、俺もレターメン好きだから、だから今でもやっぱり何かＣＤとかいう形
でオールディーズ的なもので出てる・・・で、聴くとやっぱり安心出来るよな。
その時代に戻れるってのはあるじゃん。自分の感性から肉体まで持ってけばいいんだけども。」
―この番組に力也さんが初めて来て下さった時にも仰ってたんですけども
この番組から日本全国へね、ＧＳのブームをね、もっかい違う形でね
信「いいね～、いいねいいね。」
―そういうプロジェクトを作りたいですよね。
力也「そ、ここから火ぃつけてな。」
信「やろうやろう。」
力也「導火線ここからスタートしてるわけだからま、地球一周するくらいな。日本のＧＳって
のを海外に輸出するような形でな、それくらいの気持ちでねぇと。」
信「この放送が世界各国で放送されるように、ね。」
―是非頑張って頂きたいと思います、スタッフの皆さん(笑)
じゃ、今日最後の曲は力也さんからのお勧めの曲、ま、意外なんですが
デ・クルティスで『帰れ、ソレントへ』

アイ高野さんのジングルが入る。
《GS.アイ・ラブ・ユー！お前のす・べ・ってぇ～！、とぉ言ったらぁアイ高野～！
僕しかいないぜ一世を風靡したアァ～イドゥ～ル、聴いてねっ♪ｂ(・ｖ<)》
（苦笑が漏れる。）
―え・・・皆さんからのリクエストどしどしお待ちしております。
―あの、ジングルを聴いてる間の岡本さんのこの冷たい(笑)視線というか目。どうですか？
アイさん。
信「・・・・・・・(裏返った声で)やめろぉ、バカヤロ～～～！！・・・・・・んとにぃ(怒)」
―でもああいうキャラも必要ですよ、ＧＳ界にはね。
信「昨日も電話入ったよ俺んとこにぃ、んとにぃ。」
力也「山形行ってるって。猿と一緒に遊んでるらしい。」
―(笑)ということでね。ほんと素晴らしいゲストのみなさん、お三人さんに来ていただきました。
出来ましたら来週もお願い致します。１週間ほどホテルとっときますんで。<
信(笑)「分かりました。」
力也「今から飲みに行ってもいいな？」
―今から三宮の町へ暴れに行きたいと思いますけども。どうでした？さなえちゃん。
―いやいや、楽しかったですよー、うん♪いろいろとね、来週はもっと深い話を
聞いていこかななんて、思っておりますので(笑)
―あのー、そうそうそう、あんまり深い話したら後悔するかもしれんけど。ま、いいでしょう。
ということでね、また来週もお会いしましょう。
「ＯＫ！」
―お相手は、東ユースケと
―田中さなえと！
「力也」
「岡本信」
「今井久」
力也「はい～宜しくぅー。」
―また来週をお楽しみにー♪