1960年代後半、横浜・本牧のクラブ＜ゴールデンカップ＞から、1つのバンドが生まれました。ベトナム戦争で駐留する米軍相手に、ヤードバーズやオーティス・レディングを演奏していた彼らは「ザ・ゴールデンカップス」と名乗り、折からのＧＳブームのなか瞬く間に人気者となりました。68年4月1日にリリースされた3rdシングル「長い髪の少女」の大ヒットでその地位を確立した彼らですが、お仕着せのＧＳナンバーに不満を持ち、ステージではもっぱらアメリカのロック、Ｒ＆Ｂを演奏していました。
異色の実力派ＧＳとして、そして本牧の不良たちのシンボルとして、忌野清志郎やChar、矢野顕子らに強い影響を与え、北野　武やテリー伊藤が憧れたゴールデンカップスでしたが、ＧＳブームの終焉とともに72年1月に解散しました。

2003年、再びオリジナル・メンバーが集結したゴールデン・カップスは、5月1日の渋谷『クロコダイル』を皮切りに、5月4日、6日の横浜『マトリックス』と3日間にわたって白熱のステージを展開。オールド・ファンはもとより、伝説の中でしかカップスを知らない若きロック・ファンたちをも狂喜させたのです。

本ライブは、ブルージーなサウンドと、圧倒的なテクニックを誇る彼らを中心に、ブルーコメッツの三原綱木、ザ・ジャガーズの岡本信、オックスの真木ひでとといった仲間たちをフィーチャーした豪華ライブとなります！

2008.11.11 / 10:00

【出演】　
THE GOLDEN CUPS（エディ潘、ルイズルイス加部、マモル・マヌー、ミッキー吉野）
G.S.スーパーユニット（三原綱木、岡本信、真木ひでと、東ユースケ）
★ゲスト：井上堯之

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