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2007年10月25日

劇場版『天国からのラブレター』が尻すぼみ→消滅へ

稀代の原作歪曲映画・『天国からのラブレター』の上映時間が尻すぼみ。
http://www.uplink.co.jp/x/log/002284.php
上映スケジュール
9/29(土)〜10/5(金) 13:00/15:00/17:00
10/6(土)〜10/19(金) 13:00/15:00
10/20(土)〜11/2(金) 13:00


さらに、映画自体の公式サイトによると、11月2日に上映打ち切りするらしい。
http://www.tengokulove.jp/news.html
10/16(火)
上映期間のお知らせ
11/2(金)まで残り2週! 限定ロードショー
まだ観ていない方はお早めに!
映画業界の事情は良く知らないけど、7年もかけて作った映画の割には案外あっけなく打ち切るんだね。

やっぱり、余り沢山の人に見られると、その何割かは原作にも手を出すから、映画の原作歪曲がバレないように適当なところで打ち切ったのかな? 私みたいに数時間斜め読みしただけでも、あれだけツッコミどころがあったからね。


ところで、劇場版『天ラブ』の鑑賞(「観察」といったほうが正確かもしれんw)メモを読み返したら、ちょっと気になる点が。
洋の勤務について。映画ではやたら忙しそうに働いていたけど、新日鉄の社員の声のページによると、実際は下記のような勤務形態だったらしい。
http://ns-sc.co.jp/recruit/voice/int8.html
07:00 起床

07:30 出社

08:00 朝会

09:00 資料作り、図書館で勉強、文献検索など

12:00 昼食

13:00 業務打合せ・品質関連の会議など
14:00 現場で試験

16:00 試験結果のまとめ

18:00 レポート作成

19:00 退社

20:00 テニス

22:00 帰宅

24:00 就寝
 あんなに忙しそうに働いていた描写もまさか捏造...

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http://www.geocities.jp/s19171107/DIARY/BLOGINDEX/saiban.html
posted by s19171107 at 07:20| Comment(11) | TrackBack(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この手のインディーズ映画としてこれくらいの上映期間はいいのか悪いのかわかりませんでしたが、こんな不景気な話を聞くと大した入りではなかったようです。
ttp://shinko.cocolog-nifty.com/bpd/2007/10/post_0b67.html
Posted by 黒的九月 at 2007年10月28日 17:32
コメント有難うございます。

ご掲示のブログ拝読しました。5人ですかw
実はですね、私が鑑賞に行った公開3日目か4日目も、私を含めて7人くらいしか観客いなかったんですよ。

公開初日は立ち見が出るほどだったとかいう話ですが、その後の人のいりとの落差から推測するに、どうやら初日の動員数は組織的なものによる虚飾の動員数で、本質的な動員数は5〜7人/日というのが、この映画の現実でしょう。

映画の中身のみならず、注目度まで歪曲したわけか。。。
Posted by s19171107@管理人 at 2007年10月29日 23:12
上記のスケジュールがいつのものか分からないので断定してはいけないのかもしれませんが(繁忙期とかならまた違ってくるだろうし)にしても、定時出社の定時あがりってずいぶんヒマな職場、あるいはセクションにお勤めなんですね、大手企業の割には…。
Posted by mash at 2007年12月18日 22:01
 コメント有難うございます。

 んーと、確か入社後、ほどなくして夕夏ちゃんが生まれたんだから、その前後は「20:00 テニス」なんてやっている場合じゃないし、その後は持病が悪化して一時期入院していたんだから、当然「20:00 テニス」なんてあるわけが無い。事件後に「20:00 テニス」なんてやっていたら、今まで7年かけて積み重ねてきた「本村洋」像が崩れかねないですから、「20:00 テニス」が不思議じゃない時期としたら、退院後から事件までの数ヶ月になりますが、そうすると映画における、やたら忙しそうに、周りが全員退社してからも一人、残業に勤しむ「勤勉な一家の大黒柱・本村洋」像が捏造ということになります。

 いずれにしても、どうしても、現実と書籍と映画の間には矛盾が出てきてしまうんですよね。

 この映画、本当に何のために作ったんだろう。墓穴堀もいいとこです。
Posted by s19171107@管理人 at 2007年12月24日 12:15
 一部上場企業ですから迂闊に労働基準法に違反した過密スケジュールをネット上にアップできないですからそのまま受け取る訳にはいけないでしょう。
 本村氏以外の社員さんを見ても皆「ゆるい」スケジュールですし、学生さん向けの甘言みたいなもんでしょうね。 

 とはいえ、自分で書いた本の内容と思いっきり齟齬をきたしていて滑稽なのは違いありませんね。
Posted by 黒的九月 at 2007年12月25日 22:36
ただ、正直なところ、本村氏個人の言動、プライベートやパーソナリティを非難しても余り意味が無いと思うんですよ。やはり問題なのは、ほんらい遺族・傍聴人のうちの一人に過ぎない本村氏を過剰に美化し、悲劇のヒーローに仕立て上げて利用しているマスコミ(とその背後の勢力?)でしょう。マスコミの注目さえ失えば、彼は一企業の一社員に過ぎず、単体で何かの発言力や権力を持っているわけではないのですから。
Posted by amanoiwato at 2007年12月29日 09:51
コメント有難うございます。

>「黒的九月」さん
やっべ、そこ考慮すんの忘れてましたwwwww
そうですよね。「企業」発表の「社員勤務形態」なんて、「大本営発表」に他ならないですもんね。

いやはや、私も、もう「冬眠」の季節なのかもしれません。正月休みはしっかり「冬眠」して、こんなヘマを犯さんように気をつけますです、ハイ。

ご指摘、有難うございました。

>「amanoiwato」さん
>ただ、正直なところ、本村氏個人の言動、プライベートやパーソナリティを非難しても余り意味が無いと思うんですよ。やはり問題なのは、ほんらい遺族・傍聴人のうちの一人に過ぎない本村氏を過剰に美化し、悲劇のヒーローに仕立て上げて利用しているマスコミ(とその背後の勢力?)でしょう。

 ええ、問題の核心はそのとおりです。
この一連の私の記事を「闘争」と位置づけるならば、「闘争相手」は、ほかでもなくメディアです。ゆえに、当ブログにおいても、光市事件に関しては、刑事裁判傍観上の必須の視点や、あるいはメディアの偏向報道を中心に批判を展開してきたつもりです。

 その過程で、私は本村氏についても、以下2点から研究してまいりました。

1.本村氏も関わった、稀代の原作歪曲映画『天国からのラブレター』を取り上げ、原作をココまでメチャクチャに歪曲した映画にゴーサインを出した本村氏の言説を無批判に垂れ流すメディアは信用できるのだろうか、という観点から。

2.9月26日の日記においても書いた彼の言行不一致(言言不一致?)から、メディア報道で多用される「冷静な本村さん」という言葉は本人の実像を本当に表しているのか、メディアの捏造ではないのか、という単純な興味から。

 要するに、やはりメディア報道における本村氏と、現実の本村氏を対比することによって、どこまでが彼の素であって、どこからがメディアによって作り出された虚像であるのかを炙り出すための「本村洋研究」、あくまで「メディア報道研究のための本村洋研究」なのです。

 もし仮に、私が本村氏への個人攻撃を画策しているのならば、事件発生当初の、まだ本村氏も疑われていた時期の週刊誌を引っ張りだしますし、本村氏夫妻が妻の生前にマルチ商法をやっていたという噂の追っかけをやります。また、本村氏が妻子の四十九日を過ぎる前から風俗に通っていたらしいという週刊誌報道の存在の真偽についても追っかけます。しかし、そんなことやっても意味ありませんし、先ほども申し上げたように、「メディア報道研究のための本村洋研究」であって、本村氏バッシングが目的でこのシリーズをやっている訳じゃありませんから、やりません。

>マスコミの注目さえ失えば、彼は一企業の一社員に過ぎず、単体で何かの発言力や権力を持っているわけではないのですから。

 そのとおりです。
Posted by s19171107@管理人 at 2007年12月29日 19:24
管理人様
>要するに、やはりメディア報道における本村氏と、現実の本村氏を対比することによって、どこまでが彼の素であって、どこからがメディアによって作り出された虚像であるのかを炙り出すための「本村洋研究」、あくまで「メディア報道研究のための本村洋研究」なのです。

確かに、おっしゃる通りですね。失礼いたしました。

どのような判決であれ、裁判が終了すればこの事件もおのずと世間からは風化していくだろうし、当然、本村氏への注目も無くなっていくでしょうね。ただ、凶悪事件そのものが無くならない以上、マスコミの姿勢が変わらない限り、同じような事態や騒動が繰り返されるだろうし、それらに巻き込まれないためにも、やはり本村氏の扱われ方も含めて冷静に分析していく必要が有りますね。
Posted by amanoiwato at 2007年12月30日 10:00
コメント有難うございます。

>「amanoiwato」さん
ご理解いただけて幸いです。
Posted by s19171107@管理人 at 2007年12月30日 10:33
また新たな情報がありました。

久留米スカラ座で自主上映の予定が発表されていたものの、なんと、
 
 
 
 
          会場が休館
 
 
 

で中止になったようです。
Posted by 黒的九月 at 2008年03月11日 22:07
コメント有難うございます。
これまた随分と放置してしまってすみません

>黒的九月さん
ちょwwwwwwwwww
Posted by s19171107@管理人 at 2008年03月20日 02:39
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