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2009/04/20 09:39 KST
韓国の景気回復、OECDで最も速い見通し


【ソウル20日聯合ニュース】韓国の景気回復速度は経済協力開発機構(OECD)加盟国のなかで最も速い見通しだ。

 企画経済部などが20日までに明らかにしたところによると、OCEDは先ごろ発表した2月の景気先行指数(CLI)で、韓国のCLIを前月(92.9)より1.6ポイント上昇の94.5と評価し、加盟30カ国中、最高の回復速度を記録する見通しだと明らかにした。

 数値そのものよりも上昇・下落に意味があるCLIは、産業活動動向、住宅動向、金融・通貨現況、国内総生産(GDP)の流れを総合して算出するもので、通常、6カ月後の景気を予測する主要指標に用いられる。CLIが100以上で上昇すれば好景気、下落すれば景気下降を意味し、100以下でCLIが上昇すれば、景気低迷から回復するという意味になる。

 OCED加盟国でCLIが前月より上昇した国は韓国を含め、メキシコ(0.5ポイント)、イタリア(0.4ポイント)、トルコ(0.3ポイント)、フィンランド(0.3ポイント)、ニュージーランド(0.2ポイント)、ポーランド(0.2ポイント)、フランス(0.1ポイント)の8カ国。中でも韓国の上昇幅が最も大きく、顕著な経済回復が予測される。

 2月CLIのOECD加盟国平均は92.0で、前月比0.7ポイントの下落。主要7カ国(G7)も0.8ポイント落ち込み、2月の時点では依然、経済低迷中と診断された。